12月24日、日本列島は寒気に覆われ、日本海側や西日本では大雪のところもありますが、東京は晴れて寒い朝です。
家の近所の浅間山（東京都府中市）にシモバシラ（植物名）を探しに行きました。
葉を落とした木の枝越しに空が青く澄んでいます。風は冷たい。
富士山はよく見えていますが、山頂付近は雪雲に覆われています。
シモバシラはしそ科の植物で、秋に花が咲いた後、冬には地上部はほとんど枯れてしまいますが、根は生きていて盛んに水を吸い上げ、それが枯れ残った茎からしみ出て霜柱をつくるのです。枯れた茎は、霜をつくるのによほど好都合な構造なんでしょう、茎の周りに大きな霜柱ができます。それが白い花のようで、霜華というわけです。
寒くなったので、できているだろうかと思いましたが、期待どおり、きれいな霜華が咲いていました。今冬初見です。
切り絵の作品をきつつき工房のサイトに追加しました。
毎年、年賀状用に十二支に関係ある切り絵をつくっていたのですが、12年で一巡したので、今後は十二支にこだわらず動物を切ってみようと思いました。
ツシマヤマネコは田んぼにたたずんでいます。カエルや魚を食べるので、獲物を待っているようです。
オコジョは山の岩場で遊んでいます。岩の隙間にもぐったり、顔を出したりして動き回っているようです。
タヌキは人里で柿の木を見上げています。熟した柿の実が落ちてこないか待っているようです。
切り絵は、単色で表現するので、色のついた動物の身体を表現するのに苦労するのですが、工夫のし甲斐もあります。
切った紙がバラバラにならないように、どこかでつながっていなければならないために、とくに眼や身体の模様をどうするかで頭を悩ませます。
間違えて必要な部分を切り落としてしまうことはしょっちゅうで、出来上がったものからはわかりませんが、裏にテープを貼ってつないで切り直しているのです。初心者の方は安心して切ってください。
お正月用にウサギのペーパクラフトをつくりました。
年賀用に紅白の台紙で飛び出すカードになっています。
白いウサギは立っています。
茶色いウサギは座っています。
型紙は、きつつき工房のペーパークラフトのページにあります。
ほかの動物やつくり方も載っていますので、
ダウンロードしてつくってみてください。
ホームページ→（きつつき工房だより）のスマホ対応仕様、徐々に進行中です。
GIFアニメの画像自体を拡大するのには手が付きませんが、ページをスマホ対応にして、多少とも見やすくする作業はだいぶすすみました。
スマホだと、ちっこくってほとんど見えなかったGIFアニメも、なんとか見えるようになりました（老眼にはきついですが…）。
自分で描いた絵が動かせるGIFアニメーションの仕組みができたときは、夢中になって、たくさんつくったものです。
日本の哺乳類やペンギン、きつつきは全種揃っています。
ペンギンの保育園（わが子探しクイズ）もスマホでなんとかできるようになりました。
眼に悪いかもしれませんが（笑）。
こちらからどうぞ→ペンギンの保育園
安曇野も晩秋から冬に向かって、木々の葉もすっかり落ちました。
柿の実は採る人もないのか、まだたくさんなっています。渋いのかな？ サルも食べないようです。
大滝山はすっかり白くなりました。
ススキの穂が揺れています。
サルは普段からこの辺を行き来していますが、近くで見ると、すっかり冬毛でモフモフです。
木の上から悠然と見下ろされています。そのうえ、平然とおしっこもしていました。
家の屋根に上って、自由気ままです。
