LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

シボレー・コルベットC3(6)

2014年12月14日 09時10分10秒 | モデルカー製作記
クリアーを4回吹いてから3日間室温で乾かしたコルベットのボディは、ツメを立てても凹まないくらいに乾ききりました。
ガイアカラーのEXクリアーは、大判デカールでもないかぎり、冬場でもひと晩おけば研ぎに入れるくらい乾燥が早いですが、趣味の模型はそれほど急いで研ぐ必要は無いですからね。
ゆっくりじっくり乾かしてから、中研ぎをおこないます。



↑中研ぎにはいつもどおり、マイスターシートの1500番を使いました。ペーパーよりも速くきめ細かく研げるので便利です。もうこれが無いと生きていけませんよワタシは。
冬場のソリッドカラーは吹きっぱなしでもけっこうイイ光沢が出ますし、クリアーも1回ごとにザラつきが出ないように注意して吹いたので、研ぎはけっこう楽に済みました。



↑直接コンパウンドで磨くのと違い、オーバーコートは凹んでいるところも平均的に光沢を出せるので、磨きにくいところとかは気にせず、スミからスミまで研いじゃいます。



↑ふたたびクリアーでオーバーコートし、8時間ほど乾かしてから、治具から外しました。別体のままオーバーコートしたフードをハメてみましたが、合わせはキツくなったりはしていません。クリアーの厚みでチリは程良くつまり、イイ感じになりました。
さすがにこれだけ大きなボディだと、ホコリをひとつも付けずにオーバーコートするのは不可能ですが、大きく目立つものは付かなかったので、一応成功としておきましょう。



↑オーバーコートのクリアーは、以前は表面の平滑さ最優先でシャビシャビに希釈したのを吹いていましたが、今は研ぐ前と同じ希釈(レベリングシンナーで3.5倍)のを吹いています。それでも充分にツヤは出るし、濃い方が塗膜の厚みがしっかり稼げるので、コンパウンド磨きでの下地露出(オーバーコート層が無くなっちゃってタマネギ状の境界線が出てくる奴ね)が起こりにくいのです。



↑吹きっぱなしの表面に、かなり良い反射が出ています。これだけ光沢が出れば、コンパウンド磨きも軽~くやるだけでオーケーでしょう。
磨きや細部塗装などは急がないで、ふたたびゆっくりじっくり乾燥させておきます。その間にインテリアとシャシーをやってしまうことにしましょう。

次回はインテリア篇にいきます。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿