LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

フェラーリ250GTO(19)

2008年12月04日 23時54分55秒 | モデルカー製作記
エンジンフードを取り付けました。どうやら赤の色味もボディと合ってるようです。

赤いクルマで開閉部分があるときは、赤の色味が合うかどうかで気を使いますね。赤は吹く回数によってあっさり色味が変わってしまうので、ムラなく吹くのが難しい。
エンジンフードが別パーツの場合、ボディの開口部のフチ周りを先に塗装しておいて、フードをかぶせて裏からマスキングテープで仮固定し、そのまま一気に赤塗装に及ぶ、なんて事もやります。スプレーと違ってエアブラシは塗料の吐出量が少ないので、合わせ目がくっついちゃうなんて事故も起こりにくいし。
でも、今回はあえて別々に塗装しました。といっても同じタイミングでまとめて吹いてはいますがね。ハーマンレッドはムラになりにくいのが売りだと言うので、それを確認しようと思ったわけです。

で、ご覧のとおり。ボディもフードも2回吹きで色を決めましたが、色の違いは出なかったようです。吹き重ねても色味が変わりにくいので、神経質にならずに済むのは非常に助かります。
フードの外周を塗装前に軽く削っておいたはやはり正解でした。塗装後は結構きつい感じです。もうちょっと緩めでもおかしくはなかったかな。まあ浮いてしまうほどではないので、これでヨシとしましょう。
ヒンジの作動には全く問題無し。細く繊細で、イイ感じのヒンジです。ただ強度的には金属線に置き換えたくなるような感じもあり。磨いてて折りそうになりました。

フードもボディ同様、コンパウンドで磨いて仕上げました。ヒンジ部と裏側はつや消し黒。
後端のインテークには、専用エッチングのメッシュを裏から取り付けてあります。そのために、裏側の穴のフチのモールドは削り落としました。金網の部分は実車だと大体ボディ色になっているようです。
表側の透明カバーはキットのパーツですが、薄くシャープに出来ています。透明エポキシボンドで接着しますが、そのまま接着すると跡が丸見えになるので、下側の厚みの部分にハーマンレッドを筆塗りしておきました。こういう地道な小細工が幸せな明日を呼ぶ原動力、なのだ(笑)。

まだこの周辺にはいろいろと小物がつきます。小物の取り付けって意外に時間がかかるんですよね。
こんな調子で、毎日ちまちま進みます。



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2 コメント

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きれいですね~ (松田 乱暴丑)
2008-12-07 01:01:05
こんばんは、松田 乱暴丑です。

しっかり色が合ってますね。さすがの一言しか出ません。
自分も赤には気を使いますが、別パーツを同じように塗ってるつもりが、組み合わせると色違いになってて、リカバリのつもりがどんどん色が変わってく…なんてことが良くあります(笑)

だもんで折角のフルディスプレイモデルも、殆ど固定しちゃうんです。
タミヤのエンツォは完全ディスプレイモデルになりました。

何度もチャレンジするんですが、うまくいきませんねぇ。でも、またそのうちやりだすと思います(笑い)
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色の合わせ方 (kitazawa)
2008-12-08 09:46:16
赤に限らず、外装パーツの色合わせは別々に吹くと難しいですよね。
ホコリがついた所を修正してると、それが原因で色味が変わってしまったりして。
やはり、色合わせには、仮組みした状態で1個のボディに見立てて一気に塗るのが一番効果的だと思います。

エンツォはこのブログで作りましたが、色合わせやパネルのチリ合わせで苦労しました。もう1回作りたいような、二度と作りたくないような(笑)。フジミから開く所のないエンツォも出ましたね。次はアレにしとこうかな。
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