しゃかしゃか母、旅に出ました第二弾!

旅行に出掛けた記録(ほぼ韓国)です
2015年~駐名古屋大韓民国総領事館SNSサポーターズ1期メンバーとして活動中!

【建仁寺・両足院】娘とお正月京都旅⑤2022/1/4

2022年01月18日 | 2022/1娘と正月京都1泊
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※ こんな状況下で、旅のブログを楽しみにしたり、
毎日見て下さる方も少なく、
記憶が新しいうちに書き上げようと意気込んでいましたが、
そんな気持ちが一気に萎え始めました。 
これからは毎日ではないかも…、マイペースにぼちぼち更新していきます。
 

現時点の新型コロナウイルス感染症に関する動きが刻一刻と変わり、
愛知県でも「国にまん延防止措置の要請をしていければならない」状況です。
このブログの旅行記は、2022年1月4日~5日に実施されたものです。
1日も早く、誰しもが気軽に旅行を楽しめる日が来ることを心から願っています。

… … … … …

昼食後、「団栗橋」 を渡って団栗通りを進めば、

自然に 「建仁寺」 に行き当たります。



臨済宗建仁寺派の大本山です。

1202年(建仁2)栄西禅師が建立した京都最初の禅寺だそうです。

立派な本堂です。



が、私たちが目指していたのは、こちらです!

『両足院 新春特別公開』



看板がなかったら見過ごしてしまそうな小さな佇まいの塔頭。

両足院は、建仁寺の開山・明庵栄西禅師の法脈・黄龍派を

受け継ぐ龍山徳見禅師を開山とする臨済宗建仁寺派の塔頭寺院です。

両足院 詳しくは → こちら



毘沙門天堂には、狛犬ならぬ狛虎が鎮座しています。

今年は寅年なので、それがここにお参りしたかった理由でもあります。

毘沙門堂に向かって右が口を開けた「阿形」の虎、

左が口を閉じた「吽形」の虎です。



香炉にも同じように 阿吽 (あうん) の虎がいます。

よく見ると、毘沙門天の使いでもあるムカデも彫られています。



通常は、方丈や書院庭園は非公開ですが、

今の期間だけ 「両足院 新春特別公開」 ということで

【拝観料】1000円(当院方丈、書院、茶室、庭園散策含む) です。



ここまで来て、毘沙門天堂だけの参拝では寂しすぎるので

もちろん方丈や書院庭園も見せていただくことにしましたよ。

方丈と庫裏の間の閼伽井庭 (あかいにわ) と呼ばれる坪庭が見えてきました。



「新春特別公開」 での見どころは、

雪舟天谿画伯による 「方丈襖絵32面」。

雪舟天谿画伯による 「黄龍図」「祖師図」 の掛軸。

雪舟天谿画伯について → こちら



一目で 雪舟天谿画伯の絵だと分かりますね。



この建物が 方丈 です。

扁額には 「両足院」 の文字があります。



独特の世界観が存在します。



迫力ある水墨画が、言葉を超えて禅の心を伝えてくれる感じがします。



象が多く登場する辺り、仏教はインドから伝わって来たんだと

そんな気持ちにさせてくれます。



方丈前庭は、桃山時代の庭だそうですが、

緑や苔がいい感じで目を和ませてくれます。



こんなに間近で雪舟天谿画伯の作品を見せていただくと

とても迫力があり、胸にぐっとくるものがありました。



やはり 「新春特別公開」 の期間に訪れることができて

ほんとによかったと思いました。



この後、書院前庭の池の周囲をぐるりと散策させていただきます。

【建仁寺・両足院】


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