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今年の 「駐名古屋大韓民国総領事館SNSサポーターズ」 の
“ワークショップ” では、テーマが 『朝鮮通信使縁地巡り』 ということです。
バスでの道中では、「朝鮮通信使」 について 千田 龍彦先生が
私たちが分かりやすいように丁寧に解説してくださいました。
雨の中、順調にバスは走り続け、目的の 『本願寺八幡別院』 に到着。
地元で、「御坊さん」 と親しまれている本願寺八幡別院は、
1558(永禄元)年 に本願寺第11代顕如上人が
江州蒲生野に創建された金台寺を前身としているそうです。
1580(天正8)年 に織田信長の寺地寄進により安土城下へ、
1592(文録元)年 に豊臣秀次の寺地寄進により八幡城下、
そして、現在の地へと移されました。
その後、1876(明治9)年 に八幡別院と改称され、今日に至っているそうです。
現在の本堂は1716(享保元)年、表門も1767(明和4)年、
裏門は1782(天明2)年、鐘楼は1825(文政8)年にそれぞれ建立され、
いずれも滋賀県有形文化財の指定を受けています。
近年は滋賀教区・本願寺八幡別院修復総合計画に基づき、
教区会館を新設し、続いて裏門・庫裏・表門・鐘楼・本堂と順次修復工事を行い、
2004(平成16)年5月に落慶法要を営んだと記録がありました。
こちらでは、徳川家康が上洛の際に宿泊し、
朝鮮通信使・上官クラスの昼食所ともなりました。
寺には1711年に寺に立ち寄った通信使の従事官・李邦彦の書が保存されています。
望遠でフラッシュなしなら撮影可とのことだったので、写真に収めることができました。
この書は、1711年徳川家宣第6代将軍の祝賀に
第8回の 趙 泰億 が正史として来日、従事官・李邦彦が揮毫した詩文が残っています。
要約したものが、こちら…
「金臺寺という所に再びやってきた
竹の茂っている堤のある蓮の池に雪がうずたかく積もっている
異国で時の移り変わりを何度も目にすることである
この旅はどうしてこのように帰りが遅くなるのであろうか」 (望郷の歌)
全行程が1年近くの歳月がかかったときの素直な気持ちだと感じました。
この庭の景色を何百年も前の 「朝鮮通信使」 の
人たちも眺めたのだろうか…
同じ空間で、その昔遠路はるばる大変な思いをし
日本で過ごされた 「朝鮮通信使」 の人々の姿が見えたような気がしました。
この場に立てたこと自体が感動でした。
まだまだ巡ります…
【本願寺八幡別院(金台寺)】
滋賀県近江八幡市北元町39-1
公共交通機関 : JR琵琶湖線 「近江八幡」 下車 バス 5分 小幡町
車 : 名神竜王ICから30分
本願寺八幡別院HP → こちら
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今年の 「駐名古屋大韓民国総領事館SNSサポーターズ」 の
“ワークショップ” では、テーマが 『朝鮮通信使縁地巡り』 ということです。
バスでの道中では、「朝鮮通信使」 について 千田 龍彦先生が
私たちが分かりやすいように丁寧に解説してくださいました。
雨の中、順調にバスは走り続け、目的の 『本願寺八幡別院』 に到着。
地元で、「御坊さん」 と親しまれている本願寺八幡別院は、
1558(永禄元)年 に本願寺第11代顕如上人が
江州蒲生野に創建された金台寺を前身としているそうです。
1580(天正8)年 に織田信長の寺地寄進により安土城下へ、
1592(文録元)年 に豊臣秀次の寺地寄進により八幡城下、
そして、現在の地へと移されました。
その後、1876(明治9)年 に八幡別院と改称され、今日に至っているそうです。
現在の本堂は1716(享保元)年、表門も1767(明和4)年、
裏門は1782(天明2)年、鐘楼は1825(文政8)年にそれぞれ建立され、
いずれも滋賀県有形文化財の指定を受けています。
近年は滋賀教区・本願寺八幡別院修復総合計画に基づき、
教区会館を新設し、続いて裏門・庫裏・表門・鐘楼・本堂と順次修復工事を行い、
2004(平成16)年5月に落慶法要を営んだと記録がありました。
こちらでは、徳川家康が上洛の際に宿泊し、
朝鮮通信使・上官クラスの昼食所ともなりました。
寺には1711年に寺に立ち寄った通信使の従事官・李邦彦の書が保存されています。
望遠でフラッシュなしなら撮影可とのことだったので、写真に収めることができました。
この書は、1711年徳川家宣第6代将軍の祝賀に
第8回の 趙 泰億 が正史として来日、従事官・李邦彦が揮毫した詩文が残っています。
要約したものが、こちら…
「金臺寺という所に再びやってきた
竹の茂っている堤のある蓮の池に雪がうずたかく積もっている
異国で時の移り変わりを何度も目にすることである
この旅はどうしてこのように帰りが遅くなるのであろうか」 (望郷の歌)
全行程が1年近くの歳月がかかったときの素直な気持ちだと感じました。
この庭の景色を何百年も前の 「朝鮮通信使」 の
人たちも眺めたのだろうか…
同じ空間で、その昔遠路はるばる大変な思いをし
日本で過ごされた 「朝鮮通信使」 の人々の姿が見えたような気がしました。
この場に立てたこと自体が感動でした。
まだまだ巡ります…
【本願寺八幡別院(金台寺)】
滋賀県近江八幡市北元町39-1
公共交通機関 : JR琵琶湖線 「近江八幡」 下車 バス 5分 小幡町
車 : 名神竜王ICから30分
本願寺八幡別院HP → こちら
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