きたかみ本牧亭 だより〈寄席のある街・北上の中心商店街〉~北上市 本通り・しんまち・諏訪町商店街~

きたかみ本牧亭 寄席のお知らせ、ゆかりの芸人さんの情報、講談・落語に関して&まちなか商店街情報など発信いたします~

発表会の記事

2011年02月17日 | Weblog
落語講談教室の様子も「岩手日日新聞」さんに掲載していただきました

「初の高座 よどみなく~北上で寄席教室発表会 (02/13) 」
きたかみ本牧亭寄席教室発表会は12日、北上市本通りのきたかみ本牧亭で開かれた。同市十字路商店街振興組合連合会(小野寺勉会長)の2010年度お江戸「本牧亭」出前寄席事業の一環で、昨年6月から落語と講談の練習に取り組んできた受講生が高座に上がり、詰め掛けた約100人の観客を楽しませた。

 発表会は2月公演の前座として12、13の両日開催。初日は児童から一般まで6人が出演。いずれも高座に上がるのは初めてで、午前中に最後の指導を受けた後、満場のお客を前に着物や浴衣姿で約5分の一席を演じた。

 このうち飯豊小学校5年の豊泉壮志君は本牧亭山椒(さんしょう)の名前で言葉遊びの演目「ん廻(まわ)し」を披露。「ん」が付く言葉を一つ言うごとにたこ焼きがもらえる遊びを始めた男たちを演じ、「先年神前苑の門前に~」と「ん」が28個入った言葉をよどみなく繰り返すと、客席から大きな拍手が湧き起こった。

 豊泉君は落語好きの父親の影響で2年生の時から落語に興味を持ち「学校のお楽しみ会でやった時より緊張した。小学生のうちにまたやってみたい」と意気込んでいた。同3年の妹花さんも本牧亭夢花の名前で古典落語「皿屋敷」を演じ、「緊張したが、お客さんの顔を見ていると心が和らいだ」と初舞台の手応えを語った。

 13日は午後1時と3時の2回、寄席の前座として発表が行われる。
【写真】受講生が前座として出演したきたかみ本牧亭の寄席教室発表会
コメント
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