十二月寄席スナップ

お茶目な三遊亭歌奴師匠





みかん箱は釈台の代わり・・ではありません

入場者１万人 御礼

１１日（日）千秋楽には、「きたかみ本牧亭」定席会場の
入場者が１万人を越えました
平成１７年６月寄席開催以来、関係各位、地域の皆様、
そしてご来場いただいたお客様に支えられた
おかげでございます。

ご来場のお客様の中から抽選で５名の方に御礼の記念品を差し上げました。

入場者１万人達成

おかげさまで「きたかみ本牧亭」定席の入場者が１１日１５時からの口演にて『１万人』になりました。
ご来場の皆様、ご協賛関係各位の皆様、御礼申し上げます


【岩手日報　平成２３年１２月１３日】
北上市十字路商店街振興組合連合会（小野寺勉会長）主催のお江戸本牧亭出前寄席は、１１日の高座で入場者が通算１万人に達し、同市本通り二丁目の特設会場で記念セレモニーが行われた。
　１万人に達したのは９日に始まった１２月寄席の千秋楽。聴衆約５０人が神田春陽さんの講談、三遊亭歌奴さんの落語を楽しんだ後、小野寺会長が「開始から７年目。こんなに早く達成すると思わなかった。今後もご愛顧をお願いしたい」と感謝し、抽選で聴衆にワインやミカンを贈った。
　出前寄席は、中心商店街の魅力を高めようと２００５年６月以降、十字路商店街の空き店舗で毎年４、５回実施している。東京・上野の本牧亭仕込みの話芸が人気で、固定ファンも多くにぎわっている。
　抽選で色紙をもらった同市上野町の主婦高橋千英子さん（55）は「来るたびに心から笑うことができる。いつも楽しみです」と笑顔だった。

十二月寄席根多帳

【１２月９日（金）】
・１３時口演
天保水滸伝　相撲の啖呵　　神田春陽
禁酒番屋　　三遊亭歌奴
・１５時口演
金明竹　　三遊亭歌奴
安兵衛婿入り　　神田春陽

・北信会（出前）
越ノ海　　神田春陽
片棒　　三遊亭歌奴
・黒沢尻北地区交流センター（出前）
越ノ海　　神田春陽
妾馬　　三遊亭歌奴

【１２月１０日（土）】
・１３時口演
転失気　　三遊亭歌奴
大高源五　　神田春陽
・１５時口演
越ノ海　　神田春陽
子別れ　　三遊亭歌奴

・立花地区交流センター（出前）
徂徠豆腐　　神田春陽
試し酒　　三遊亭歌奴
・北上商工会議所青年部（出前）
徂徠豆腐　　神田春陽
佐野山　　三遊亭歌奴

【１２月１１日（日）】
・１３時口演
子ほめ　　三遊亭歌奴
忠僕元助　　神田春陽
・１５時口演
三村の薪割り　　神田春陽
御神酒徳利　　三遊亭歌奴

・岩崎地区自治振興協議会（出前）
荒茶の湯　　神田春陽
禁酒番屋　　三遊亭歌奴

岩手日日新聞（１２／１０）

伝統の話芸で「笑い」お届け 北上・本牧亭12月公演スタート　（12/10）

　２０１１年度お江戸「本牧亭」きたかみ出前寄席事業１２月公演は９日、同市本通りのきたかみ本牧亭で幕を開けた。初日は２回の公演に約８０人の愛好者が詰め掛け、伝統の話芸を楽しんだ。１１日まで。

　同市十字路商店街振興組合連合会（小野寺勉会長）の主催事業で、買い物客に笑いを提供し商店街の活性化を図ろうと毎年行われている。今年で７年目を迎え、きたかみ本牧亭での累計来場者数は約１万人に達する。

　今回は、５度目の出演となる三遊亭圓歌一門の落語家三遊亭歌奴さん（真打ち）と、６度目となる神田すみれ一門の講談師神田春陽さん（二つ目）が出演している。

　初日に歌奴さんは「金明竹」、春陽さんは「赤穂義士伝から安兵衛婿入り」を披露。歌奴さんは早口の関西弁でまくし立てる長ぜりふを流れるように演じ、客席の喝采を浴びていた。

　お楽しみ抽選会でサイン色紙を当てた同市鬼柳町の塚田正夫さん（７２）は「毎回楽しみにしている。忠臣蔵の話が面白かった」と喜んでいた。

　期間中は午後１時と３時の２回公演で、入場料は５００円。問い合わせは同連合会＝０１９７（６３）５７３５＝まで。