『商店街に活気 10周年〜本牧亭きたかみ出前寄席』 (05/15)
北上市十字路商店街振興組合連合会(小野寺勉会長)が主催するお江戸「本牧亭」きたかみ出前寄席事業は、2014年で10周年を迎える。今年度も5月公演(23~25日)を皮切りに15年2月まで商店街の空き店舗を会場に全4回の落語と講談の寄席を開催するほか、8月には10周年を記念して人間国宝・一龍斎貞水さんらを招いた特別公演を予定している。
同事業は市民に笑いを提供し商店街に活気を呼び込もうと、05年から毎年4、5回開かれている。商店街の空き店舗を活用し、若手の落語家と講談師を迎えて寄席を開くほか、市内の地区交流センターなどで出前寄席を行っている。
5月寄席には、柳家小三治一門の落語家柳家ろべえさん(二つ目)と、神田一門の講談師神田すずさん(同)が出演。期間中は同市本通りの北上本牧亭で、午後1時と3時の一日2回公演を行う。入場料は500円。
8月には「10周年記念事業ダブル親子会」と題し、一龍斎貞水さんと弟子の貞橘さん、落語家の柳家さん喬さんと弟子の喬の字さん、講談師の宝井琴柑さんの5人による豪華共演を、同市新穀町の市民交流センターで繰り広げる。
問い合わせは同連合会=0197(63)5735=まで。