杉原 桂@多摩ガーデンクリニック小児科ブログ

杉原 桂@多摩ガーデンクリニック小児科からの情報発信です\(^^)√
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自分の小さな「箱」から脱出する方法

2008-04-08 | お勧めの本
今日のオススメ本です.自分の小さな「箱」から脱出する方法 これは子育てのおかあさん必読図書です. NLPや、コミュニケーションスキルはいろいろありますが、 この部分について、なかなか論理的な説明がなされていないのが普通です. 「ラポール」がとれていない などといった言葉での説明がなされてはいるのですが、 ラポールのON/OFFは体験していないと分かりにくいですし.... この本では「自己欺瞞 . . . 本文を読む

幸福な食卓

2008-02-27 | お勧めの本
毎朝、iPodでNHKの徹底トレーニング英会話を聞きながら職場へ通勤しているのですが、今日は気がついたらiPodの充電忘れ...``r(^^;)ぽりぽり 仕方がないので「読書普及協会」のオススメで借りた「幸福な食卓」を一気に読了してしまいました. おもしろい、という言葉は似合わない本です. きわめて日本らしい、心のやわはだにじわじわっとくる小説です. 「日本的やさしさ」の現れなのかな... 別 . . . 本文を読む

ケータイ・リテラシー

2008-02-05 | お勧めの本
外来小児科学会のU先生に勧められてよんだ本「ケータイ・リテラシー」です. こどもの間でどれくらい、インターネットが野放しになっているかということですが これは大人の世界の鏡だと思います. 大人の中でもインターネットを仕事に利用している人間がいる一方で、 犯罪や不正、児童ポルノなどに利用する人間がいます. これと全く同じ事が子ども、とくに思春期をすぎた子どもに環境として与えられているというだけ . . . 本文を読む

食品の裏側

2008-02-05 | お勧めの本
半年以上前から多摩市の図書館で予約してやっと 届いた本「食品の裏側」です. 西日本新聞社のブックレット「食卓の向こう側」4巻でもとりあげられていた内容です. どうしても誤解してほしくないのは、著者が食品添加物とは上手につきあおうというメッセージをおくっているところにつきます. そのためにはどうしても情報のオープン性がものをいいます. 何も知らずに食品添加物はこわい、とただ妄信してしまうのは . . . 本文を読む

幕末維新の暗号-群像写真はなぜ撮られ、そして抹殺されたのか-

2007-08-28 | お勧めの本
幕末維新の暗号-群像写真はなぜ撮られ、そして抹殺されたのか- ああ、おもしろかった.ひさしぶりに午前2時まで本を楽しめました. こういう本はフォトリーディングしてしまうともったいないので、じっくり味わうに限る. 僕は幕末もの小説が好きです. たいていの場合、ポジティブな面が強調され、「竜馬がゆく」とか月刊「致知」などで、偉人たちの素晴らしかった面が強調されるのだけれど、ダークサイドについてはあ . . . 本文を読む

がんが消えた

2007-06-06 | お勧めの本
「がんが消えた」 養生園でであった寺山心一翁さんの著書です. はじめて会ったときは、ワイル博士と同じようなひげを生やした顔から、 「チャクラが閉じてますね! 憑依されてます」などのメッセージが飛び出してきてちょっとびっくりしましたが、 一緒にお風呂に入ってご自身ががんを克服されたはなし、どうやってここまでやってきたのか.いろいろお話を伺っているとものすごい経験をなさっていらっしゃるのです. . . . 本文を読む

ナイチンゲールの沈黙

2006-11-28 | お勧めの本
ナイチンゲールの沈黙 前作、「チームバチスタの栄光」に続く、新進気鋭の医師作家、海堂尊さんの二作目. いろいろと批評はあると思うけど、面白い部類にはいると思います.エンターテイメントですから、眼科患者が小児病棟に入院していたっていいし、大学病院小児科が5人でなんとかまわせるとか、があってもいいでしょう. 一部ネタばれになってしまいますが、共感覚という音を聞いて映像を感じたりすることがこの本の . . . 本文を読む

ラチとらいおん 今月の絵本読み聴かせ

2006-10-28 | お勧めの本
今月の保育園での読み聴かせした1冊です. 「ラチとらいおん」独特な雰囲気のある、絵本ですね. 自分も子どものころに何度もよんで好きだった絵本の一冊です. 少年が強く、たくましくなる物語. そして、別れ.大切な神話的ストーリーのメタファーが多くの人の心をうつのでしょう. 僕が子どものころ、片手でイスを持ち上げたりすることを目指したのはこの「ラチとらいおん」ウイルスに感染したからでしょう. 大人にな . . . 本文を読む

子供も大人もなぜキレる

2006-10-25 | お勧めの本
子供も大人もなぜキレる 世の中にはいろいろな考え方の医療があります. いま、主流になっているからといってそれが100%正しいわけではありません. 新しい考え方だから、それが正しいというわけではありません. 生物が新しく進化しても全てが生き残るのではないのと同様に、生き残る理論と、死に絶える理論があります. これについてはもはや、真実か否かというレベルではないところでの議論です. 私は食物アレルギ . . . 本文を読む

3年後“なりたい自分”になれるドリームマップ

2006-10-12 | お勧めの本
3年後“なりたい自分”になれるドリームマップ NLP研究所で同窓生の秋田稲美さんの著書です. 子どもむけにドリームマップを創る授業をしていましたが、 大人ももちろん、ドリームマップを創っていいのです. ドリームマップってなんでしょう.あなたの夢を実現させる魔法の地図のことです. いちどお子さんと一緒にご自身のドリームマップを創ってみてはいかがでしょうか. 3年後“なりたい自分”になれるドリーム . . . 本文を読む

子育てを楽しむ本

2006-10-02 | お勧めの本
子育てを楽しむ本 外来小児科学会でお会いした、柴田愛子さんのお話に吸い寄せられてハガキをだしたら、 著書のプレゼントをいただきました.柴田愛子さん、ありがとうございます. 柴田愛子さんは絵本「けんかのきもち」「ぜっこう」などの方が有名かもしれませんね. 「子育てを楽しむ本」中身もおかあさんたちに聞かせたいような内容ばかりです. 待合室においておきますので、是非、読んで見て下さい. 柴田さんは子 . . . 本文を読む

脳と心の洗い方

2006-10-02 | お勧めの本
脳と心の洗い方 フォトリーディングの園先生から教えてもらった本です. ここまで書いちゃっていいのかな~ ジョイ石井さんのイメージメソッドとも、 NLPとも共通する部分あり. 洗脳なんていうと怖いイメージだけれど、結局のところ、 僕らは誰でも、地域の文化、該当する時代の洗脳を受けています. この本の言葉を借りて言えば「洗脳」は方向が社会にとって役立つものであれば「教育」です. こ . . . 本文を読む

食卓の向こう側〈4〉輸入・加工知らない世界

2006-09-15 | お勧めの本
食卓の向こう側〈4〉輸入・加工知らない世界 まだまだ続きます.全8冊+αなので...一度にアップできずにすみません つくづく日本人ってきめ細かいなと気がつくのは外国産のものと比較したとき. 残念ながら食物も例外じゃあなかった. しかし、横浜港に荷揚げしたまま、放置しておくのは日本側の問題でしょうね. 喫茶店においてある無料のコーヒー用クリームが植物油脂と乳化剤でできていた、なんてご存知で . . . 本文を読む

食卓の向こう側 2

2006-09-13 | お勧めの本
食卓の向こう側 2 さて、第2巻. アレルギーについての記述があり.気になるところ. 食物アナフィラキシー、などNPO法人食物アレルギーパートナーシップとしても知っている名前がちらほらでてくる. 便秘についてもすべてではないが、同様な話は診察室で今もある現在進行中の話. さて、食事が原因の病気の場合、いつまで場当たり的に薬で治し続けていいのかな? 食卓の向こう側 2 . . . 本文を読む

食卓の向こう側 1

2006-09-13 | お勧めの本
食卓の向こう側 1 ずいぶん前に、高塚人志先生&渡邊尚久先生の集まりで紹介され、全巻まとめて購入しました.参考文献を全部読んでから紹介しようと思っていたのですがちょっと時期を逃してしまいそうなので. ずいぶん使い古された「食育」という言葉ですが 食は習慣です.習慣がその人間のあり方を規定していきます. 1巻目はまだジャブです. でもここから始める必要があります. ちょっと自分たちの食卓を見直 . . . 本文を読む