幕末維新の暗号-群像写真はなぜ撮られ、そして抹殺されたのか-
ああ、おもしろかった.ひさしぶりに午前2時まで本を楽しめました.
こういう本はフォトリーディングしてしまうともったいないので、じっくり味わうに限る.
僕は幕末もの小説が好きです.
たいていの場合、ポジティブな面が強調され、「竜馬がゆく」とか月刊「致知」などで、偉人たちの素晴らしかった面が強調されるのだけれど、ダークサイドについてはあまり語られることはありません.
伊藤博文が無類の女好きだった、というくらいのことも肯定的に語られてしまいます.
ところが、
「幕末維新の暗号」ではフルベッキ写真という謎の写真を中心軸にすえて、歴史の流れを別な角度からみせてくれる.あくまでフィクション、として.
こんな本を発行できるだけ、まだ今の日本は幸せですね.
この本から知ったのですが、和歌がやりとりされていた時代には、言論統制があったがゆえに和歌に裏の意味をたくした、という可能性に気がつきました.
今の日本も幕末と似ているような気がします.価値観がひっくりかえっていくような時代に私たちは過去から学ぶことができるのでしょうか.
ああ、おもしろかった.ひさしぶりに午前2時まで本を楽しめました.
こういう本はフォトリーディングしてしまうともったいないので、じっくり味わうに限る.
僕は幕末もの小説が好きです.
たいていの場合、ポジティブな面が強調され、「竜馬がゆく」とか月刊「致知」などで、偉人たちの素晴らしかった面が強調されるのだけれど、ダークサイドについてはあまり語られることはありません.
伊藤博文が無類の女好きだった、というくらいのことも肯定的に語られてしまいます.
ところが、
「幕末維新の暗号」ではフルベッキ写真という謎の写真を中心軸にすえて、歴史の流れを別な角度からみせてくれる.あくまでフィクション、として.
こんな本を発行できるだけ、まだ今の日本は幸せですね.
この本から知ったのですが、和歌がやりとりされていた時代には、言論統制があったがゆえに和歌に裏の意味をたくした、という可能性に気がつきました.
今の日本も幕末と似ているような気がします.価値観がひっくりかえっていくような時代に私たちは過去から学ぶことができるのでしょうか.
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