ワクチンについては諸説いろいろあります.医師ですら迷ってしまうほどです.
世の中の問題は答えがあらかじめないものばかりなのです.
あちらの先生にかかればやめた方がいいといわれ、こちらにかかるとワクチンをやったほうがいいといわれたり
ご両親は混乱してしまいがちだと思います.それがいいとはとてもいえません.
いいかげん、プロなんだから、意見を統一してよ、といいたくもなります.そういう意味で、日本小児科 . . . 本文を読む
診療所で流していたりするんですが、よくきくとすごい歌詞だと思いませんか.すごく精神的に深いところまでずんと響いてきます.日本全国の子供たちがこれを口ずさんでいるというエネルギーが小児科医としてほっとさせてくれるひと時です.
作詞:やなせたかし 作曲:三木たかし 編曲:大谷和夫
そうだ うれしいんだ
生きる よろこび
たとえ 胸の傷がいたんでも
なんのために 生まれて
なにをして 生きるのか
. . . 本文を読む
~あなたのこどもたちは、あなたの子どもではありません。
彼らは生命が、みずからを待ちこがれて生みだした息子、娘たちなのです。
子どもたちはあなたを通して生まれてきたけれど、
あなたが生みだしたのではありません。
あなたと一緒にますが、あなたのものではありません。
あなたは子ども達に愛を与えるかもしれませんが、
あなたの思考を与えるわけではありません。
なぜなら、子どもたちには子どもたち自身の思考が . . . 本文を読む
飲み薬は飲めばそれまで、ですけれども塗り薬は人によって塗る量が違ってきたり、処方したものが本当にどれだけ使われているのかが把握しにくい薬でもあります.
どのくらい塗ればいいですか、という質問もよくありますが、基本的にはひとさし指半分にだした量で手のひら1枚ぶん、としています.ただし、皮膚もよいところと悪いところ、ありますよね.だから均一ではないんですね.
お母さんがご自身で顔を洗うとき、を基本に . . . 本文を読む
「Win-Winってなんでしょう?」
「親と子どもの関係を表すのに4種類の関係があるのです」
「4種類?」
「そうです.親が勝って子どもが負けるのがWin-Lose、親が負けて子どもが勝つのがLose-Win.」
「ちょっと待って下さい.親が勝って子どもが負けるというのはなんとなく分かりますが、子どもが勝つというのが分かりません」
「親が勝つのはよくある光景ですよね.親は絶対に自分が正しいと信じ . . . 本文を読む
「一体どうしたら家族を優先することができるのでしょうか?」あなたは家族が何よりも大切だと思っているはずです.自分の健康よりも、ときには命よりも大切であり、子どものためなら死ねると思っているでしょう.しかし、毎日の生活を振り返ってみると気がついたら仕事や友人を優先してしまっているということはないでしょうか?
私の場合、病院に勤務していた当時、当直明けで休みに入ると子どもと楽しい一日をすごそうと考え . . . 本文を読む
前回は主体性をもつ大切さをお話ししました.今回のテーマは家族の目標づくりです.
飛行機は飛び立つ前にフライトプランをもっています.行き先がどこか決めてあるので途中で嵐にあって多少航路がずれても修正がきくのです.では、家族はどうでしょうか.家族の行き先を考えて決めているご家庭はどれくらいあるでしょう?家族の目標とは、結婚の目標とは何でしょう?ちょっとした風にあおられて針路がずれたりしてはいないでしょ . . . 本文を読む
前回の子育ての魔法が好評を得ましたので、少しこのテーマで継続していこうと思います.
かつて私が診療中のこと、赤ちゃんが思いきり手を振り回して僕の頬をパチン!とうちました.痛い!と思ったけれど同時に不思議に思いました.もし、全く同じ強さで知らない人に叩かれていたら腹をたてていただろうな、しかし赤ちゃんだと許せている.これは何故だろう?
当たり前のようだけれど、人間の心の中には刺激と反応の間に選択を . . . 本文を読む
多摩ニュータウン新聞に連載している記事なので、もうお読みになっている人も多いのではないかと思いますが
ブログにも再掲載していこうと思います.\(^^)√
子育ての魔法
「私にも経験があります」というより、目下体験中まっさかりです、というのは何より子育てのお話し.もちろん愛する奥さんに1日のほとんどはお願いしているわけですけれども.
子育ては自分育てです.子どもはありとあらゆる手を使っ . . . 本文を読む
おくすり110ばんのホームページより
よく、妊娠しているのですが、薬は大丈夫ですか、という質問があります.
たいていの風邪薬くらいなら問題はないのですが、詳しく知りたい人のためにこんなホームページをご紹介しておきますね.
おくすり110ばんのホームページより . . . 本文を読む
読売新聞の記事より
【ワシントン=笹沢教一】米航空宇宙局(NASA)は16日、地球磁気圏観測衛星が11日に撮影した南極のオーロラの画像を公表した。
きれいですね.自然はいつも最高の芸術をつくりだしています.
人間の体も芸術作品のようです.そしてそれを直す治癒システムは本当に素晴らしいと思います.
最近、患者さんが増えてブログの更新がおろそかになっていますががんばって続けていこうと思います. . . . 本文を読む
チメロサールとは、不活化ワクチンの保存剤として含まれている物質でエチル水銀を含む水銀化合物です.
エチル水銀は半減期(体内の量が半分になるのにゆうする時間)が1週間未満であり、体内に蓄積しやすいということもありません.
一方でメチル水銀は神経毒生が強く半減期も1ヶ月半ありますのでこちらと混同されないようにして下さい.
かつて、チメロサールと自閉症、ADHD(注意欠陥多動性障害)、言語発達の遅れと . . . 本文を読む
今日はDVDの紹介です.「タイタンズを忘れない」
アメリカにくると、すごいなあと思うことがあります.それは、白人、黒人、黄色人種といろいろな肌の人が共通言語として英語を用いて仲良くやっている、という事実です.もちろん小さな諍いもあるのでしょうけれど、ここまでくるのには南北戦争からはじまっていろいろな過程をのりこえてきた、その偉大さが感じられます.
この映画は実話にもとづいた話です.人種差別がまだ盛 . . . 本文を読む
こんにちは杉原 桂@多摩センター北口田村クリニック小児科です.
僕は今、ソルトレイクシティにきています.
実はサプリメントの勉強にきています.え!サプリメント?なんて思うかもしれませんね.
私も当初はサプリメントなんて!と西洋医学者的に憎んでいたのですがどうも様子がちがってきたのです.
東大の救急専門の先生が米国にサプリメントを勉強しに留学した後、銀座だか青山だかにサプリメントだけのクリニック . . . 本文を読む
小児科になった理由は.とよくきかれますがいろいろな要因がからんでいます.
幼い頃に中耳炎をくりかえして東伏見にある金子耳鼻科にかよい続け、ついには慈恵医大に入院して手術もしたことが関係しているかもしれません.でも一番大きい影響は入局した当時の飯倉教授の影響でしょうね.
ある意味「教授にだまされた」と言っています.
これは悪い意味でなく、子どもから「ねえねえお母さん、なんでお父さんと結婚したの?」と . . . 本文を読む