杉原 桂@多摩ガーデンクリニック小児科ブログ

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ナイチンゲールの沈黙

2006-11-28 | お勧めの本
ナイチンゲールの沈黙

前作、「チームバチスタの栄光」に続く、新進気鋭の医師作家、海堂尊さんの二作目.

いろいろと批評はあると思うけど、面白い部類にはいると思います.エンターテイメントですから、眼科患者が小児病棟に入院していたっていいし、大学病院小児科が5人でなんとかまわせるとか、があってもいいでしょう.

一部ネタばれになってしまいますが、共感覚という音を聞いて映像を感じたりすることがこの本の中にでてきますが、これは別に特殊能力でもなんでもありません.誰でも訓練次第で鍛えられる能力だと思います.苫米地さんの本を読むとそのへんのことも書いてあります.誰でもかすかに、人の声を色で感じている部分は少なからずあって、うら若い女性の声を「黄色い声」とか
表現することは一般的ですよね.

また、人が頭に思い浮かべている映像を他人に送るという方法ですが、それほど一生懸命訓練しなくても、ぼんやりとした内容であれば言語を介さずに伝達は容易です.たとえば飛行機で隣に座った人などで、呼吸を同調させ、おなじような姿勢をとるといったことでかなりシンクロしてきます.ここらへんはNLPで学びますし、「成功の9ステップ」でも同じような実習がありました.この本の中でこの部分こそが著者が学んだ事を小説に活かした部分なのだろうと想像するのですが、おそらく一般的読者からしてみれば「無茶だ」「理解できない」範疇に区分されてしまうのではないかと懸念しています.

前作を読んでいるとより楽しめる一冊です.
どこの病院もこんなにのんびりしていて、人間性豊かにつきあえる仲間がいたらいいなあという読後感です.
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