銀の匙かげん

後味よい 究極ハッピーエンドをめざす
これまで観た好みの映画のことなど 
ぼちぼちと 備忘メモとして

カンバセーションズ

2009-12-21 | 映画

2005年
監督: ハンス・カノーザ
脚本: ガブリエル・ゼヴィン

ヘレナ・ボナム=カーター
アーロン・エッカート

冒頭の、何かありそうな予感がする・カーラ・ブルーニの歌。この雰囲気肌にあうなあ・・・
で、完成前のクシャおばさんみたいで苦手だった、ヘレナ・ボナム=カーターもOK。ゲテ物でない役での彼女、嫌じゃないかも? 勿論アーロン・エッカート 目当てですが、終始、彼女に押されっぱなし。そういえばこの二人、役名ってあったかな?

「男はズルいロマンチスト、女は罪なリアリスト」
気持を残して別れた二人、男の妹の結婚式での再会。お互い夫とガールフレンドがいるが・・・
パーティが終わり、ホテルの女の部屋で朝まで一緒に過ごす二人。はたして覆水盆に返るか?

Conversations With Other Women trailer


舞台劇のような会話での謎解き。この手の物、大好きです。
画面を左右に二等分し、異なった映像を映し出す「デュアル・フレーム」とかいう手法での映画。最初は戸惑ったが、頭をフル回転させて鑑賞。慣れるとこれが面白く感じてくる。
説明するような過去の画面、深層心理を見せるかのような時間をずらしてのシーン、スリリングな探り合うようなひねった会話、深読み・先読み・裏読み。大写しで観れるアーロンの野生ちっくな顔。美形の若物アーロン。(9年ぶりの再会の設定、どうみても20代前半にしか見えない若者二人。まっいいか?)

落ち着いて、またもう一度観たい、楽しみのある映画です。