酔いどれおやじの独り言

徒然草の現代版

酔いどれおやじの五百九十四日目

2010-11-20 02:17:27 | Weblog
「とうやん、なんかいる」息子との散歩の時ふと道路を見ると大きな蛾が死んでいた。そうだあの時‥、醜い蛾は街灯の明かりにも厭きてまた飛び始めると天に綺麗な明かりを見つけた。その時醜い蛾はなにを思ったのかそれに向かい飛び始めた。「綺麗な明かり、そうだあそこに行って見よう」行けども行けどもその明かりには近づけずとうとう醜い蛾は力尽きてしまった‥。「とうやん、綺麗なお星様が見える」「そうだあれは宵の明星というのだよ」冷え込んだ朝のことだった。
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