「怖いから今日は兄弟を一杯連れてきた」今日のわんこです。 続き‥、また次の夜、入試が近いので夜中に頑張っていた。深夜番組の好きな曲にノリノリで勉強を進めてふと気がつくとまた深夜2時。階段の下で「2段上がってああ嬉しい‥」。また聞こえた。うんと思い、また階段下を見てみると誰もいない。変だなと思いながらもまた机に向かった。続く。
「う~、これ以上怖かったら噛んでやる!」「まあ、そういうな、始まり、始まり」 「あ~、眠い、くっそ~、ちょっと横になろ」とベッドに横になった。時計を見ると深夜2時だった。その時、階段の下で声がしたような気がした。「一段上がってああ嬉し‥」なんだ~と思い「誰~」返答はない。おふくろかなと思ってドアを開け階段を見てみると誰もいない。「うん、気のせいか」その日はまた机に向かった。続く。
どうでしたか酔いどれミステリー劇場。「え~ん、え~ん、怖かったよ~」「そうか、そうか、怖かったか、泣くな泣くな、よしよし、お前だけだ言ってくれるのわ」「とうや~ん、もうしない!」「うん、それじゃもっと怖い話をしてあげよう」「えっ、とうやんの意地悪!」受験生諸君、申し訳ない!始まり、始まり~。 それは僕が受験を控えた頃の話です。受験生といえば真夜中にラジオを聴きながらやるのが定番。その日も、机に向かい深夜放送を聴きながら頑張っていた。続く‥。
「くっそ~、おっかね~な~!」「まあ、聞きなはれ(笑)」 「コン、コン‥、コンコン‥」「だ~れ」と子供の声。ドアが開き、子供が出てきた。私はビックリしたが子供の無邪気な笑顔に少々安心した。「どうしたのおじさん?」「う、うん、霧のせいで道に迷ってね」「じゃあ、僕しか居ないけど霧が晴れるまで休んでいきなよ」「ありがとう」と私は不安に思いながらも中に入った。小学五年生ぐらいの男の子である。「今、熱い物でも入れてくる」と気の利くことを言いながら台所のほうへ向かう男の子。私は「坊やはどうしてこんな所に一人でいるの、お留守かい?」「そう‥、今ず~と帰りを待ってる‥」「お母さんかい?」「いや、お婆さん‥」私はギョッとした。「お婆さん‥」「うん、殺されたの‥」私はもう耐えられなかった。「だ、誰にだい‥」子供は台所から出てきた。「お前にだよ、待っていたよ!」子供の手には包丁が握られていた‥‥。終わり。
と思った瞬間、また前の登山客が霞み始めてきた。「まずい、まずいぞ」私は焦った。なんとしても前の登山客に追いつこうと必死になればなるほど霧は濃くなってきた。とうとう前が見えなくなるほどになってしまった。「くそ~、どうする」霧は暫らくするとまた例のごとく薄れ始め、前のほうに見えてきたのは例のペンションである。「どうする」私は背筋に冷たいものを感じながら思案した。「行くしかない、あのことを確かめるためにも」私は覚悟を決めペンションのドアをノックした。続く。
「段々話が佳境に入ってきたね、次はどうなるの?」「まあ、まてまて」「ふん、もったいぶって!」「さてさて、この男の運命は?」「わくわく」
天気の好い日で私は久々の山の美しい風景に心も浮かれてしまいあの事はすっかり忘れ山を楽しんでいた。行きかう人の微笑みに応えながら足も軽く日帰り登山を楽しんだ。すると前方に登山客の姿を見つけ「そうだあの人たちを追い越してやろう」とあまりの気持ちよい風景に調子付きつい急ぎ足になってしまった‥。そして「うん、なんだか前にもこういう事があったぞ」ふと私は気づいた。続く。
あれから数年、私はあの恐ろしい嫌な体験に二度と山には登るまいと心に決めていたにもかかわらず、もう山の魅力に勝てずに「そうだあの件も確かめてみたい、もう一度だけ山に登ろう‥」と身支度をはじめた。そしてとうとうその日が来た。続く。
酔いどれミステリー劇場続きの始まり。「私は人を殺してしまった、どうしょう‥」来る日も来る日もTVと新聞を見るがそれらしい記事は載っていない。「おかしい、あれは夢だったのか?」それでも気になり暫らくは報道関係のものから目がなせなかった。そして2,3年が過ぎ去った‥。私はもう登山は諦めようと思っていたのだが山の景色がよくなる頃にはまたうずうずと体がしだしていた。続く。
天気の好い日曜日、新太郎と思いっきり雪山で大はしゃぎ。それでも外は冷蔵庫並み。「インターネット復旧してまたお話の続きを書かなきゃな、それにしてもなんなんだあの猫君は?」「負けてらんない、とうやんお願いします!」「誰だよ、お前!」姓は酔いどれ、名は新太郎、人呼んでたっちだ!」「かっこ悪!」