地域振興策の現地調査のため、夏期休暇を使って東北3大祭りを視察(もちろん自費)。比較をするため条件を揃えることとし、各祭りとも初日をチェックすることにした。
まずは最初にスタートする弘前ねぷた祭りから。
・ 弘前のねぷたが「neputa」であるのに対し、青森のねぶたは、「nebuta」と発音が違う。弘前ねぷたは1日開始なのに対し、青森ねぶたは2日開始であるのは、弘前は「出陣」で、青森は「凱旋」であるためだとのこと。
・ 弘前のねぷたは扇型が主体で、青森は人形の灯籠だが、弘前のねぷたも人形(組ねぷた)のものが相当あるらしい。
・ 運行区間が城下町特有の道路の狭さ(商店街の中を通る)ので、ねぷたの幅は最大2車線分しか取れない(それ以上幅があると道を通れない:ただしこの扇形は90度回転するので運行区間以外は縦にしていた)。また、電線や信号に引っかからないように、扇ねぷたでは、扇の最も高い部分である、「ため」と呼ばれる部分を外側に折り曲げたり、扇部分を上下に可動するようにして運行できるようにしている。
全体的におっとりした感じで、「見せる」祭りというより「町内の娯楽の祭り」のイメージ。ただ、巨大な太鼓の上に男たちが乗って太鼓を叩く「じょっぱり太鼓」はなかなか壮観である。結論として「ハードは立派だが、ソフトは?」 域外からのリピーターが何割いるかが問題。
昨年8月に教職について、はや1年。
若葉マークもとれた。
いよいよ本格稼働、である。
「ウェブ進化論」「フューチャリスト宣言」の梅田望夫氏に言わせれば「匿名でブログ書いているなんてヌルいんですよ」。
確かに。
だいたい「なんちゃって」なんて素人ぶっていられる身分じゃないだろう。
そもそもこの4月からは助教授も名前が変わって准教授になったわけだし。
… というわけで、今日からは「なんちゃって助教授」改め実名にて。
モットーは変わらず「何しか気合いじゃっ!」だが、
タイトルは「きらせん」に。
別に「ごくせん」のファンのわけでも、「きらい仙台」でも、「きらっとせんかい」でもない。「きらわれるのも詮ないこと」との説もあるがちょと違う。
仙台生活も残り1年弱(たぶん)。がんばらなくては。
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