今週の月曜日に放送されたのだめカンタービレの中で、のだめがコンクールの2次予選で弾いた曲
ショパンのエチュード
私にとって、ショパンのエチュードといえば、これなんです。
こちらのアルバムに収録されているエチュードが、私にとってのエチュードなんです。
20年来、ハードロックを聴きつづけていらっしゃる方々にはもはや何の説明もいらないと思いますが、まあ、念のため若干の説明(というか、私の勝手な思い込みレヴューですが)をさせていただきます。
この、TONY MACALPINEという人は、1960年生まれ。
幼少の頃からバイオリンやピアノを習い、クラシック街道まっしぐらだったのですが、何故かハードロックギタリストの道を歩みはじめるんですね。
折りしも80年台当時のハードロック、メタル界は一連のギター・ヒーローブームとでもいいましょうか。
その中には、70年代から活躍していたリッチー・ブラックモアやマイケル・シェンカーなどに加え、クラシカル・メタルを世に知らしめたと言っても過言ではない、イングヴェイ・マルムスティーンなどがいるわけですが、そこに、正統派クラシックの流れを汲むトニー・マカパインが彗星の如く現われるわけです。
そんな彼のアルバム MAXIMUM SECURITYは、ギタープレイを中心としたインストなのですが、その中に1曲、異彩を放つ曲としてこのショパンのエチュードというピアノ曲が収録されております。
彼のアルバムに、ショパンのピアノ曲が収録されるのはおなじみの事なのですが、このアルバムに収録されているエチュードが私にとっては一番好きで、また、私にとってのエチュードはコレなんです。
このアルバムは、トニー・マカパインが一人でギター、キーボード、ベースの3役を行っておりまして、そのあたりからも演奏家としての多様性が覗えます。
ギタリストとしての彼は、なんというか、こう、システマチックで、正確で、遊びがないというイメージです。
当時はよくイングヴェイと比較されたりしましたが、イングヴェイよりもギターの音にバラつきがなく、滑らかなギタープレイで、まさにウマい、速い、様式美の3点セットです。
ただ、テクニックがありすぎて、どんなフレーズも難なく弾きこなしているように聴こえてしまい、「ギターが歌う」とか「ギターが泣く」とかいうような、プレイヤーとしてのグルーヴ感に欠けるのは否めないと思います。
それから、このアルバムにはゲストプレイヤーとして、ギタリストではジョージ・リンチ、ジェフ・ワトソンが参加していますが、このアルバムの・・・というか、トニーの楽曲自体に遊びがないため、それぞれのギタリストの個性が見えるという感じではなくなっているのが若干残念ではあります。
クラシックの流れを汲むトニーと、当時、エイトフィンガー奏法で一世風靡したジェフのトリッキープレイの共演を期待してしまうと、そのあたりは若干アレですが、ただ、名ギタリスト・・・というより、名音楽家の出したハードロックアルバムとしては、大変優れた作品だと思います。
のだめの話から、ハードロックの話まで、随分と飛躍しましたが、のだめを見てショパンのエチュードに興味を持たれた方は、ぜひ一度トニー・マカパインバージョンで聴いてみてください。
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ショパンのエチュード
私にとって、ショパンのエチュードといえば、これなんです。
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こちらのアルバムに収録されているエチュードが、私にとってのエチュードなんです。
20年来、ハードロックを聴きつづけていらっしゃる方々にはもはや何の説明もいらないと思いますが、まあ、念のため若干の説明(というか、私の勝手な思い込みレヴューですが)をさせていただきます。
この、TONY MACALPINEという人は、1960年生まれ。
幼少の頃からバイオリンやピアノを習い、クラシック街道まっしぐらだったのですが、何故かハードロックギタリストの道を歩みはじめるんですね。
折りしも80年台当時のハードロック、メタル界は一連のギター・ヒーローブームとでもいいましょうか。
その中には、70年代から活躍していたリッチー・ブラックモアやマイケル・シェンカーなどに加え、クラシカル・メタルを世に知らしめたと言っても過言ではない、イングヴェイ・マルムスティーンなどがいるわけですが、そこに、正統派クラシックの流れを汲むトニー・マカパインが彗星の如く現われるわけです。
そんな彼のアルバム MAXIMUM SECURITYは、ギタープレイを中心としたインストなのですが、その中に1曲、異彩を放つ曲としてこのショパンのエチュードというピアノ曲が収録されております。
彼のアルバムに、ショパンのピアノ曲が収録されるのはおなじみの事なのですが、このアルバムに収録されているエチュードが私にとっては一番好きで、また、私にとってのエチュードはコレなんです。
このアルバムは、トニー・マカパインが一人でギター、キーボード、ベースの3役を行っておりまして、そのあたりからも演奏家としての多様性が覗えます。
ギタリストとしての彼は、なんというか、こう、システマチックで、正確で、遊びがないというイメージです。
当時はよくイングヴェイと比較されたりしましたが、イングヴェイよりもギターの音にバラつきがなく、滑らかなギタープレイで、まさにウマい、速い、様式美の3点セットです。
ただ、テクニックがありすぎて、どんなフレーズも難なく弾きこなしているように聴こえてしまい、「ギターが歌う」とか「ギターが泣く」とかいうような、プレイヤーとしてのグルーヴ感に欠けるのは否めないと思います。
それから、このアルバムにはゲストプレイヤーとして、ギタリストではジョージ・リンチ、ジェフ・ワトソンが参加していますが、このアルバムの・・・というか、トニーの楽曲自体に遊びがないため、それぞれのギタリストの個性が見えるという感じではなくなっているのが若干残念ではあります。
クラシックの流れを汲むトニーと、当時、エイトフィンガー奏法で一世風靡したジェフのトリッキープレイの共演を期待してしまうと、そのあたりは若干アレですが、ただ、名ギタリスト・・・というより、名音楽家の出したハードロックアルバムとしては、大変優れた作品だと思います。
のだめの話から、ハードロックの話まで、随分と飛躍しましたが、のだめを見てショパンのエチュードに興味を持たれた方は、ぜひ一度トニー・マカパインバージョンで聴いてみてください。
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このアルバムの2曲目みたいな曲のドラムを叩くギタリストがいたら、ある意味すごいですね。
インペリテリも、グラハムおじさんが歌っている1枚目は、そ~と~聴き倒しました。
懐かしい・・・
私も、トニー・マカパインとかインペリテリ(それもグラハムおじさんのやつ)を聴くと、ロックスの岡田さんを思い出します。
友達の推薦だったんですが、そいつ曰く『全部一人でやっている』っつってました。
ドラムもか?と聞くと『そうだ!』とのコト・・・。
なんか思いっきり勘違いしてたようです。
それはそれで、ドラムも叩くなんてすげ~ギタリストだっ!なんて何年も誤解したままでした(笑)
ヴィニームーア・ヴィニーヴィンセント・インペリテリ等々、懐かしいですね~っ!
カセット聴ける機械がありませんがねヾ(@^▽^@)ノわはは
私はトニー・マカパインというとロックスの岡田さんを思い出します。
なんか、このアルバムを聴くと、学生時代のバイト先のことを思い出します。
どこを探しても見つかりませ~ん。
実家かな(笑)