恋は最後のフェアリー・テール

我が家では、何も用事のない休日に、意味もなくペットショップに出かけることが多々あります。

その目的は・・・

カワイイ子犬でも子猫でもなく・・・

魚です。



我が家では現在、５匹の金魚と３匹のメダカを飼育しています。

金魚は普通に金魚すくいの金魚。

メダカは、ふみ子が理科教材として卵の状態で貰ってきたものです。



そんな魚たちを夫は、まるで由緒正しき血統のナントカ錦とか、ナントカシシガシラとか、そんな高級金魚様でも飼うかのような絶好の飼育環境で、色鮮やかに、大きく育て上げることに並々ならぬ情熱を傾けております。

そんなわけで、我が家にはメダカ水槽が１つ、金魚水槽が２つ（若干気が荒い金魚様がいらっしゃいますので、獰猛組と温厚組に分けて飼育しています。）、リビング狭しと並んでいるわけです。



そんな趣味の延長として、ヒマがあればいろんな金魚を見に行っているわけです。



そして昨日。

またいつものように、市内の某ペットショップを覗いてみたところ・・・

思わず私は一目ぼれしてしまいました。

シマドジョウちゃんに・・・

このシマドジョウちゃん、正面から見た顔が何ともいえず、ヒゲの生えた口で小さい砂利をつついてはプップッと吐き出すしぐさもカワイイ。

砂に潜って顔だけを出してる姿がまた、何ともいえず愛らしい。

思わず、一昔前に流行った某消費者金融のCMのチワワ状態です。



帰ってからいろいろ調べてみたところ、金魚との混泳は不可能ではないと。

ただ、今の我が家の水槽は、底の砂利が化石サンゴで比較的大きめなのですが、ドジョウちゃんは砂に潜る性質があるので、潜りやすく身体を傷つけない、丸く細かい砂に変えてやらなければならない・・・

＆我が家の金魚様は、既にフナと言っても過言ではないくらいに巨大化しており、特に気の荒い子もいるので、ちょっと心配でもあります。



それにしても。

ほんっっっっっとーーーーにカワイイの。

その水槽の前からかれこれ１時間半は動けなくて、夫に、「そんなに気に入ったんなら、３匹ほど買ってみる？」とまで言われたのですが、やっぱり生き物だけに、ちゃんとしたリサーチを行い、ちゃんとした環境で快適に飼ってやりたいので、即断はやめました。

ちなみに夫は、ドジョウちゃんはあまりお気に召さないようで、どちらかといえばヤマトヌマエビちゃんに心を奪われているようですが、このヤマトちゃんも金魚との混泳は可能ではあるものの、やはり大きさの問題と、あとは脱皮したばかりの頃に襲われる心配があるので、今の我が家の金魚ハウスに入れることは困難です。



そんなわけで。

もしかすると、近いうちに我が家にもうひとつ水槽が増えるかもしれません。

そして、その水槽をドジョウちゃんたちのパラダイスにするかもしれません。



たとえ魚とはいえ、生き物を飼うということはいろいろ大変です。

病気にもなるし、水の手配や水槽の掃除など、いろいろ重労働なこともありますが、その重労働が今のところ夫の最大の癒しとなっているようです。