金さんの「あっちこっち」Hot Line

大好きな奈良を走る金さんの東奔西走の日常活動録。家庭菜園や地域活動や、学校支援に走ります。

ならきたまちに新施策実現NO560

2008年02月29日 | 過去の記事
 とにかく昨今、議会に行くと理事者が訪ねてきて「老春手帳優遇施策」について意見を求められます。「老春手帳優遇施策」に、賛成ですか?反対ですか?

「そんな単純なものではないですよ。まだ議論もしていませんから」「委員会議事録を見てもアンケート調査資料や、乗車実態調査資料も公開されていなくて市民の人は判断のしようがないのではないですか」

 前回のアンケートでは、現制度で継続してほしいという声が多かった出すね?」「1年間私たち(議員)が質問をしても、まだ分かりません。委員会で検討していただいていますから」と言い続けて、委員会からの提言が市長に提出されたのが、今年の1月、議会に提示されたのが2月。「これから議論ですね」と答えています。

 提出された資料や6回の議事録(奈良市老春手帳優遇制度検討委員会)を読みましたが、委員の方からも私の考えに近い人もありましたが、全体的なシステムとして構築されている様子はうかがえませんでした。

 そんな関係で、今日も何人かの理事者に私見を披露しましたが、大方の方に賛同を頂きました。私見についてはここでは今書けませんが、後日示したいと思います。

 角度を変えて、財政が厳しい状況ということで角度を変えて20年度予算を見ますと、本当に行財政改革が進んでいるのかと疑問を持たないわけにはいきません。

 その1例として、保健所複合施設建設予定金額が当初50億円程ということでしたが、今回の提案では、58億円に増額されていました。

 JR奈良駅前東西の建設整備にどれくらいの総予算がかかるか誰も分からないで工事が進められています。誰が、どこで予算の歯止めをかけているのでしょうか?

ハード建設にお金がかかるから市民の暮らしを削っていくのでしょうか?・・・・・・どこかの党と似てきましたな?

参考までに、奈良市の年度別当初予算を示します。

20年度予算額 一般会計では、       1180億円
           (前年度予算に比べて 6%の増
        奈良市全体の財政規模は、 2184億円
          (前年度予算に比べて △3%減)
        これは老人保健会計が、後期高齢者制度へ
の移行によって△17%減の効果)

 19年度予算額 一般会計では、     1114億円
          (前年度予算に比べて 1.5%の増
        奈良市全体の財政規模は、 2253億円
          (前年度予算に比べて 3.1%の増

 18年度予算額 一般会計では、     1097億円
           (前年度予算に比べて、0.4%の増
         奈良市全体の財政規模は  2184億円
          (前年度予算に比べて、0.4%の増

 17年度予算額  一般会計        1093億円
          (前年度予算に比べて、△5.1 %の減)
         奈良市全体の財政規模は  2175億円 
          (前年度予算に比べて、2.4 %の増

 16年度予算額  一般会計         1153億円
         (前年度予算に比べて、 6.9 %の増
         奈良市全体の財政規模は  2124億円
         (前年度予算に比べて、 5.2 %の増

当初予算は、毎年対前年度比は増加です。市民の要望が多すぎて予算が膨らむのか?将来への投資が多額過ぎるのか?まだ借金ができる余裕があるのか?
    はたまた行財政改革は見せかけだけか?

この辺の所をしっかりと見るためにこの辺にします。続きはまた。




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