金さんの「あっちこっち」Hot Line

大好きな奈良を走る金さんの東奔西走の日常活動録。家庭菜園や地域活動や、学校支援に走ります。

フリーダム21市長と面談NO575

2008年03月28日 | 過去の記事
 昨夜は、休刊日になりましたが、ちょっと仮眠のつもりが、今朝目が覚めると服を来たまま一晩寝ていたようです。すっきりと目覚めてさわやかな感触でした。


  フリーダム21のメンバーと市長の面談に立ち会いました。

         

 フリーダム21とは、 14年程前、施設から地域での自立生活に移行した4名(筋ジストロフィー障害者)が中心となって、自らの経験を活かして奈良の地に自立生活の理念と実践を広めるために、1994年に福祉作業所「フリーダム21」を設立されました。

 NPO法人自立生活支援センター フリーダム21は、事業部門として「福祉作業所」と「居宅介護事業」を擁する組織となり、障害者メンバーが主体となって自立生活支援部(生活相談・介助派遣・情報提供・社会資源研究創出)、作業部、システム開発部という分野で活動をされています。

 また、居宅介護事業は、障害者の利用者が自己決定することを第一に考えて、その方の自立生活を支えるという基本理念でヘルパー派遣を行っています。

 

 今日はメンバ-4人が、市長に要望書を手渡しました。その説明の中で、

 1、事業所の経営基盤を強めるために
     福祉サービスの事業所では人材の確保が大変困難になっています。その大きな原因は、介護報酬が事業所経営にとって適正でなく、労働条件を下げざるを得ないということだといえます。これらの問題を解決するために、できるだけ早い介護報酬の引き上げを国に対して要望していただけますようお願いします。

 2、奈良市の方針について
     国のやり方が変わるたびに、私たちの生活が振り回され不安が募るという経験をさせられています。国のやり方をそのまま行うのではなく、自己負担上限を独自に定めることや、サービス支給量の決定にあたって利用者の生活実態に応じて行なわず機械的に上限を設定するようなことはやめるなど、奈良市の障害者の生活を守るという視点で、市独自の方針を立てていただけますようお願いします。

 3、障がい福祉課の対応について
      最近、福祉課職員の制度への無理解が原因でサービスの支給内容を間違えるという事例が起きました。さらに、利用者の生活実態を考慮せず明らかに利用者が不利になるような対応がなされました。今後、このようなことがなきよう、職員の研讃や誠実な対応を徹底されることをお願いします。

 市長はひとつひとつの問題に丁寧な対応をするとともに現場の人から直接声を聞けたことを喜ぶとともに職員の不手際には率直にお詫びをされていました。

 障害者が作業所を立ち上げ自立をして、障害者のために活動をされていることは本当に素晴らしいと思います。私も市長に、障害者がこのように自らサービスの受けてだけではなく提供者として頑張っていることは、障害者の希望の灯台であり、希望である。このようなグループがあるということは奈良市の誇るべきことなので、作業所として更に活動が継続されるようにお願いをしました。

 また、3月議会で、私たちは国に対して、介護施設や作業所で働く従業員の待遇改善を求める意見書を提出しましたが、市議会で他会派の理解が得られなくて国に提出することが出来ませんでしたが、引き続き提出をして行きたいと思います。


        障害者自立支援の要望書 NO224

 平成18年12月7日に「障害者自立支援法に関する要望書」を藤原 昭市長に提出をしました。

 今日参加したメンバーの山下京子さんが明日「◇私たちが創る 私たち一人ひとりのホットなまちづくり 」にパネラーとして参加されます。

 ★開催日時:3月29日(土)13:00~17:00(受付12:30~)
 ★開催場所:奈良女子大学記念館
 ★参 加 費:無料

 是非皆さんも参加してみてください。



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