金さんの「あっちこっち」Hot Line

大好きな奈良を走る金さんの東奔西走の日常活動録。家庭菜園や地域活動や、学校支援に走ります。

2年ぶりの燈花会へ

2006年08月10日 | 過去の記事
朝や昼に在宅されるのは,高齢者や女性が多いですが今日はまた特別で,たまたま今年連れ合いを亡くされた所や,ご主人を介護されている所が多くて,激励の行脚でした。『高齢者に早く死ねということか』『長生きはしたくないね』等々の言葉が多く寄せられました。確かに夢や希望の持てない世の中になりましたが,笑い話で,「ピンピン、コロリ」と行きたいですね。互いに納得をして帰りましたが,少ない年金でも,今の高齢者の方は遺族年金を頂いておられる方がありますが,もう10年もするとその人たちの年金も亡くなり現役世代が苦労をするでしょう。

こうした高齢者の人たちに、元気で希望や夢を持って生き抜いていただくことは可能なのだろうか。ある所では20年ぶりにあった奥さん。ご主人と20才代によく訪問をしていたので懐かしく話も弾みましたが,もう64歳とか。子どもや孫の成長が唯一の楽しみとか?これで良いのだろうかと考えさせられました。

過去を振り返ると一瞬ですが,同じ時間の未来を見るとは難しいですね。同じ時間の未来を見るには,忍耐と努力と苦労とを覚悟しなければいけませんが,その『気』を起こし持続することは難しいから,みんな諦めるのかな?

私もだんだんその歳に近くなってきましたが,ありがたいことにやりたいことばかりです。しかし,体が勝負ですね。だからせめて気力だけは充実をさせたいと思います。


正暦寺一帯を「清澄の里」と呼び,地域の人や企業の人たちがまちおこしをしようと頑張っておられるというので,どのような資産があるのか調査に精華町から五ヶ谷の方面に行ってきました。

多くの自然と、古寺や陶芸窯がありました。あとは地元の人の資源にどんなものがあるのか,また情熱があるのかを調べたいと思います。今はまだアイディアが浮かびませんが,友人も正暦寺で季節には商売をしているので参考意見を聞きに行きたいと思います。

   
7時から,2年ぶりに燈花会の見学に行ってきました。今日は少し見学者が少なかったようですが,やはり浮き雲園地では人が多かったです。年々良くなっているように思いましたが,運営も毎年大変なようです。サポーターは延べ4000人ぐらい応募があり毎年充実をしてきていますが,その中心となる運営スタッフの負担は大きなものがあります。

行政は,市民協働をうたうのであれば,資金援助で良しとするのではなく,職員も運営スタッフとして参加すべきであり,市長もその点を十分検討をする必要があると思います。

そこで,教育長とも話をして,「一条高校生にも奈良の祭りに参加して,主体者に」なってもらうために運営スタッフとして参加していただきたいと訴えましたが,教育長もその趣旨に賛同をしていただき今年は無理ですが,来年には実現をしたい旨、回答をいただいています。来年が楽しみです。だから更に市民負担を軽減しながら持続・発展させるために職員の積極的な参画を望みたいです。

 

☆★なら燈花会:2万本、光の帯 奈良公園一帯で始まる
 幻想的なろうそくの明かりに見入るゆかた姿の見物客=奈良市の奈良公園で 奈良の夏の風物詩「なら燈花会(とうかえ)」が6日、奈良市の奈良公園一帯で始まった。
約200人のボランティアが約2万本のろうそくに火をつけると、会場周辺は光の帯に包まれた。浴衣姿の見物客らはそぞろ歩きしながら、古都の夏の風情を楽しんでいた。
 燈花会は99年から始まった。燈花とは、ろうそくの芯の先に出来る花の形の固まりで、縁起がよいとされる。
 15日まで。点灯時間は午後7時から午後9時45分ごろまで。7日に春日野園地会場特設ステージでオカリナやピアノによるライブがあるほか、9日と11日には、浅茅ケ原会場特設ステージでもライブがある。
 問い合わせは、なら燈花会の会(0742・21・7515)。
      【曽根田和久 記者】(提供 毎日新聞 8月7日)





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3 コメント

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むしろ勝ってる。 (ゾンビ)
2006-08-10 05:05:36
そうですか、奈良市の職員は参加してないんですか、

市民から月給をもらってるのにね。

一条高校の生徒が参加する。妻も一条ですし、

OBにも呼びかけると参加者もさらに増えるんじゃないでしょうか。

200人で20000本ですから、幻燈会のほうは今年は女子大の学生さんたちも入れれば、今年は16~17人で

450個+80個の行灯+30個のミニ行灯を並べたわけですから一人40個平均、むしろ員数的には余裕がありますね。燈花会につづいてむこうはバサラ祭りも運営を

しなければなりませんしね、運営は大変だと思います。夏は商売にならんでしょうね。

小規模なイベントですが、サポーターの応援が増えてきています。徐々にですがこれが我々の背丈に合った

進め方なのかなと。

来年は、NPOの「菜の花プロジェクト」さんと組んで菜種油と燈芯で本格的に行灯を灯したいと思っています。もう、ろうそく受けにたまったろうそくをこそげて削らなくていいですよ。油が残っていたら液体ですから回収して、お皿も又使えますしね。お皿は缶ビールの底を加工するだけで、できますしね。



補助金なしで7年も続けてこれたのも、我々のほこりにするべき仲間たちの力ですね。

そして、「きたまち」を応援してくださるサポーターの方々の応援があればこそですね。

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一寸違う? (金田充史)
2006-08-11 00:05:18
なら燈花会の会、企業・広報部会の部会長を背任しております。市役所の職員さんが不参加というのは、必ずしも正しくありません。自分自身で手を挙げて、赤Tシャツで走り回って居られる職員さんも御出です。かつて、市役所の職員さんが、大挙して参加頂けた事も有りました。しかし、本部テント下で座り込んで、「俺は来たってんねんっ」的な方が何人か居られて、一般の当日サポーターや会員の方々から、クレームの付いた事が有りました。大切な事は、自身で燈花会に参加して、地域振興の手助けをする、また、奈良に来られる御客様にサービスするという精神で参加している、という事ではないでしょうか。此は、官僚か民間か、などと云う事とは関係ないと思います。奈良を大好きな人が、奈良公園に集って、奈良をブラッシュアップしている事で十分では無いでしょうか。



例にもれず、燈花会の会も、オン・ザ・エッジです。身の丈に合う運営をしていく必要性は十分有り、今後の検討課題です。しかし今年は、各人の得意分野を十二分に発揮して、造作物も手作りで作成し、会場運営は、各人が知恵を絞り、広報は旅館・ホテルが担当4し、協賛は全員が当たりました。各会員が真の意味で全力でかかっていきました。100年続くお祭りにすべく、リセットの年でも有りました。それ故、今後の燈花会にご期待頂きたく思います。



今後共宜しくお願い致します。





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説明不足で失礼 (kin3)
2006-08-11 00:49:21
市役所の職員が参加していないというのは,「NPOの人たちがやっているので私達は,あまり口を挟まない方が良い』的な発想が職員の中にあります。50人ほどの人が中心になっていますが,この中に仕事を終えてから参画する職員がいないということを言いたいと思います。

なぜなら,NPOメンバーは,仕事を終え,または仕事中に走り回り準備をしていただいています。また、期間中は仕事を途中で切り上げてある部門を責任を持って,10日間走り回るメンバー。そして最後の片付けまで残って見届けるメンバー。

いくらNPOといえども、『好きでやっていること』と言えども、協働のルールは?範疇は?私は,協働という意味をもう一度行政側に問いたいです。
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