うつ病の施術

　去年からのアメリカ発の世界的不況で今、日本も大変景気が悪いですね。この景気の気は気持ちの気と誰かが言っていましたが、なるほどと思いました。

　人は気の持ちようで明るくなったり、暗くなったりします。景気悪化で派遣斬りだとか色々と暗いニュースが多いと気が重くなります。そのせいか当院にも鬱病か、それに近い人も多く来院されます。

　うつ病は日照時間の短い冬季に起こりやすいと言われています。世界的にみて南国の人にうつ病は少なく、日照時間の短い北の人に多い傾向にあるそうです。光の刺激が少ないと脳内のセロトニンという物質が不足するのが原因と言われています。

　気持ちが落ち込んだり、大きなショックを受けたりした方の身体を観ると、経絡でいう「心経」か「心包経」というところに反応が大きく出ます。

　そういう処を刺激すると本人がビックリするくらい響くことがあります。それと腹部のツボを使います。怒ったり、不愉快なことがあったりすると腹部が硬くなります。それを柔らかくすると呼吸が深くなり、気持ちもゆったりします。

　この仕事をしていて心と身体は繋がっているということをよく経験します。

　ちょっと気分がすぐれない日が続くと思ったら、日の光を浴びて上を向いて深呼吸してみましょう。

　　　　杉並区西荻窪の整体・木村均整院