西荻窪の整体 木村均整院のブログ

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鍛えているのに・・・

2009年10月10日 | 健康
 先日、水泳やテニスが趣味で、フィットネスクラブにも通っているという30代の男性が腰痛、坐骨神経痛で来院されました。

 一見すると逆三角形の体で筋肉質、腰痛とは無縁に見えますが、身体を観させていただくと、やっぱり・・・と思ってしまいました。

 その方は、深層筋、いわゆるインナーマッスルが全く無いのです。武術などでは、よく「丹田(たんでん)」という言葉を使いますが、お腹の中にある筋肉を中心にした身体の使い方を良としますが、スポーツや武術をよくやる人の中に、手足の筋肉を主に使って体幹部の深層の筋肉をあまり使わない方がいます。

 半年くらい前にも、合気道命のような20年もやっている女性が来院しましたが、彼女の場合も深層筋が全くありませんでした。そのため、よくギックリ腰になるそうです。

 本人は一生懸命やっているのでしょうが、やり方が違うと逆効果になります。では、どういう方法が良いのか? 簡単に言うと、歯を喰いしばらない、力を入れない、正しい形で呼吸を意識する、等です。力を入れるということはブレーキとアクセルを同時に踏むようなものです。

 数日前、野球でホームランをここ数年、急に量産するようになった西武の中村選手が「力を抜いて打っている」ということをインタビューで言っていました。7割程度の力で軽くチョコンと打つそうです。インタビューしたアナウンサーは意外な話しでビックリしていました。たぶん、力を抜いた方が効率よく深層筋を使えることが理解できていないと思います。

 よく「鍛えているのに・・・」と腰痛等になる人は、何か根本的に間違っている場合があります。一度、立ち止まって身体に聴いてみてください。身についた癖を取るには勇気が要りますが、それを楽しいと思えるようなら半分は改善したようなものです。お手伝いします。

    杉並区西荻窪の整体・木村均整院

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