西荻窪の整体 木村均整院のブログ

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赤ちゃんに学ぶ

2006年11月15日 | 健康
 先日、生後2ヶ月の赤ちゃんを連れて腰痛のお母さんが来院しました。出産後の育児が大変で、腰が痛くてたまらないと言っていましたが、それは2回の施術でだいぶ改善し、痛みはなくなったようです。

 赤ちゃんは最初に来た時は慣れないところに連れて来られて嫌だったのか、ご機嫌悪かったようで、その度にお母さんの施術を中断し、あやしてもらいます。ちなみにお父さんがあやしても全然効果ありませんでした。

 人間の体は、およそ60%が水分と言われています。生まれたばかりの時が一番水分があり、水水しい体をしています。年をとると体内の水分が徐々に少なくなって体が乾燥していってしまいます。

 野口体操では、よく人体を水袋に例えていますが、生後2ヶ月の赤ちゃんを観察するとよく分かります。水袋の中に筋肉も骨も内臓も全て入っていて、それらがユラユラと袋の中で揺れている感じです。そして笑う時も泣く時も全身が動いています。

 老化はだれでも訪れる自然な現象ですが、赤ちゃんのように水水しい体を出来るだけ保ちたいものですね。それには色々とありますが、水をよく摂ることと全身を弛めることです。生後2ヶ月の赤ちゃんは、まだ首が座らず、全身グニャグニャで蛸のようです。その動きを真似したいものですね。


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