良い痛みと悪い痛み

　学生時代は、体育の時間というのがあり、定期的に体を動かすことがあると思いますが、社会人になると体を動かす機会というのは個人差があるでしょうが、かなり少なくなると思います。

　腰痛の予防のためスクワットをある方に指導したら翌日から暫らく筋肉痛になったと言われました。しかし、多少の筋肉痛は体にとってよいことです。

　今まで使わなかった筋肉を使うと筋繊維が壊れます。その壊れた筋繊維を治すことで筋肉は太くて強いものに生まれ変わります。この筋繊維の破壊と再生をするときに痛みが生じます。多少の痛みは良い痛みと思っていいでしょう。

　ただし、破壊して再生が追いつかないほど筋肉を酷使してはいけません。筋肉への適度なストレスは必要なことですが何ごともやりすぎはいけません。また、筋肉でなく関節に痛みが生じる運動はよくありませんので、その場合はおやめください。

　筋肉にストレスを掛けるには筋トレやストレッチなどがありますが、それらを偏らずに取り入れると良いと思います。スポーツの秋です。日ごろ運動不足の方は少しずつ無理なく運動しましょう。

　　　　杉並区西荻窪の整体・木村均整院