心と身体は一つ

　近年、精神的なストレスから身体の不調を訴える人が増えていると感じます。以前は本当に肉体的なものが多く、体だけを観ていれば良かったのですが、最近の傾向としては、「身体＋心」を観る必要があります。

　しかし、当院は心療内科ではありませんし、カウンセリングの資格なども持っていません。あくまで身体を通しての施術です。

　昔から「病は氣から」などと言うように氣の持ち方が身体に影響を及ぼすことは言われてきました。その逆に身体から心に影響を及ぼすこともあります。施術後に身体が軽くなったり、身体の痛みがなくなったりして、氣が晴れるというか精神的に楽になる場合が多くあります。

　当院では、精神的ストレスが原因と思われる場合には、腹部のツボをよく使います。すると呼吸が楽になり、リラックスして寝てしまう人が多くいます。

　西洋医学では体と心を分け、また、体も筋肉、内臓、骨と分け、内臓も更に細かく分け、病気の種類も細かく分け・・・。というように細分化の医学です。それとは逆に東洋医学は季節や食事、環境といったことまで全部まとめて観ることをします。

　どちらかが絶対正しいということはないので、上手く使い分けると良いと思います。

　　　　　杉並区西荻窪の整体・木村均整院