ペットロス症候群

　愛犬のコロ（ポメラニアン）が先月、１２歳と４カ月で逝ってしまった。

　初めて我が家に来たときは３キロ弱の普通サイズのポメラニアンだったが、日に日に大きくなってすぐに８キロくらいのデカポメに成長した。ペットショップでは大きくなると売れなくなるのでエサも最低限しか与えられていなかったのだろう。その反動なのか小型犬なのに食欲はハンパでなかった。

　また、運動量もポメラニアンなのに凄かった。朝晩１時間くらい散歩していたが、それでも不満でもっと散歩しようと家には帰りたがらない。そして子犬のころはラブラドールやゴールデンレトリバーといった大型犬とプロレスするのが大好きで、怪我をしないかといつもヒヤヒヤしていたが大丈夫だった。大型犬は皆ちゃんと手加減して遊んでくれるのに感心した。

　お祭りの時に１度、焼き鳥を特別に食べさせたら、それ以降、祭囃子等の音を聞くとダッシュして行く。人見知りもしないので近所の商店街では人気者で、知らない人からも名前を呼ばれ可愛がられていた。親バカかもしれないが、愛想がよく可愛くて元気な大型ポメラニアンでいつも周りを和ませてくれていた。

　元気で骨太だからきっと長生きしてくれるだろうと勝手に思い込んでいたら、昨年急に眼が見えなくなり、心臓も良くないことが分かった。それから急に色々と悪くなり・・・。今までありがとう。

　西荻窪で開業して３年目から飼いだしたので、当院とほぼ一緒に歩んできたので本当に残念だ。夜寝ているとコロが吠えているような気がする。こういうのをペットロス症候群と言うのだろう。犬を飼う事で色々と勉強できた。コロの画像をもう少しだけリンクさせてもらいます。よろしければ見てください。↓

　　　木村均整院・コロの頁