西荻窪の整体 木村均整院のブログ

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体幹部のトレーニング

2012年06月13日 | 健康
 昨日、ネットで腰痛が少ない県は神奈川県だという記事を見つけました。説明によると神奈川県民は都心への通勤時間が長いため電車で立ち続ける時間が長く、そのお蔭?で姿勢を維持するための多裂筋という筋肉が発達し、自然と腰痛になりにくい身体になるそうです。

 しかし、都心への通勤時間が長いのであれば、千葉県や埼玉県の県民は?っと思いましたが、そういうツッコミはさて置き、やっぱり運動不足が腰痛の原因になるのだなぁと改めて思いました。

 少し補足すると多裂筋は背骨の上から下まで長く繋がっている筋肉です。特に腰の下部では名前のように筋肉が裂けたような形で仙骨や骨盤に繋がっている重要な筋肉です。また、体の深部にあるので深層筋(インナーマッスル)の1つです。

 この多裂筋は主に姿勢を維持するために使われる筋肉です。ですから揺れる電車で倒れそうになるときに倒れずに姿勢を真っ直ぐに正すようなときに使われる筋肉です。姿勢を良くするなら腹筋や背筋を鍛えれば良いかとように思われますが、腹筋や背筋は体の表面にある筋肉でそれほど姿勢を維持するためには使われません。

 多裂筋などの深層筋は表面の筋肉がリラックスした時により効率的に鍛えられます。ですから電車で揺られている状態はちょうど良いトレーニング環境かもしれません。

 通勤時間が長く、その間立っていることは意外と体幹部のトレーニングになってしまうわけです。面白いですね。

    杉並区西荻窪の整体・木村均整院

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