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文武両道

技術士(経営工学)、博士(工学)、細マッチョ(自称)kimiのブログ。経営、技術に精通した英語ぺらぺらエンジニアが目標

名刺を作る際の博士の英語表記について

2011年01月29日 22時52分30秒 | 博士論文
ちょうど名刺が無くなり、また、博士号を取得したので、名刺を発注することにしました。ところが、英文表記をどのようにしたらよいのかが分かりません。そこでネットや自分がもらった名刺を見ながら調べてみました。

まず、日本語ですが 工学博士と博士(工学)に分かれます。調べてみると平成3年以降に工学の博士を取得した人は博士(工学)で、それ以前のひとは工学博士となるそうです。正式には大学名を入れるので私の場合は 北海道大学 博士(工学)となります。でも、こんな風に名刺に書いている人はいないのでとりあえず 博士(工学)を名前の前に入れました。

問題は英語です。調べると一般には

Ph.D (Doctor of Philosophy)
Dr.Eng.(Doctor of Engineering)

です。私がもらった名刺を見てみると単に名前の前にDr.の人もいました。
また、配置も規則があるっぽいです。

鳩山由紀夫を例にすると

Yukio Hatoyama,Ph.D
Yukio Hatoyama,Dr.Eng.
Dr.Yukio Hatoyama

のような感じで、Dr.以外は後ろにつけています。

で、私はどのようにしたかと言うとPh.Dは大学の教授のような感じでいかにも学者といった感じですし、Dr.Eng.は会社でばりばりに仕事をして、その一貫として博士号を取得した感じですし、Dr.はドクター中松みたいな怪しく、何をしているか分からない感じがし(ドクター中松は偉大な発明家ですが、あくまでイメージです)、どれも、決め手を欠きます。

そこで、私が頂いた名刺の中で一番多かったPh.Dにすることにしました。そして、その名刺ができあがったのですが、なんとPH.Dとなっていました。Hがhではありませんでした。明らかに業者のミスなのですが、一応PH.DのHは一応小さく、小文字のようです。

あーだ、こーだ言うのも何なので、とりあえずは今回はこれで行きます。次回発注するときはちゃんとPh.Dになっていなかったらクレームを出すようにしようと思います。

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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
面白い! (まつ)
2011-01-30 15:07:12

面白い落ちですね!!
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面白い! (まつ)
2011-01-30 15:07:31

面白い落ちですね!!
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英語の方が重要なのに (kimi)
2011-01-30 15:54:25
日本のお客さんに対して博士はさほど意味をなさないのですが、外国では扱いが違うことが多いと聞いてます。

今のお客さんは外国が多いので、英語表記こそちゃんとしてほしかったのですが。

外人がこの名刺をみたら、こいつ本当に博士なのかと疑われそうです。
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マルテンサイト千年 (グローバルサムライ)
2024-05-31 17:51:33
最近は生成AIの流行で、脳科学はかすんでいるように見えますが、名刺のデザインなんかも応用できるんですかね。
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神はサイコロ遊びをする (ああ言えばこう言う熱力学)
2024-05-31 17:53:34
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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国家ブランドサムライソウル日本海 (ケーブル塑性加工関係)
2025-01-14 05:00:28
日経クロステックの記事に去年ののノーベル賞は「「AIの父」ヒントン氏にノーベル賞、深層学習(ディープラーニング)の基礎を築いた業績をまとめ読み」と題して紹介されていましたが、物理学賞、化学賞ともにAIがらみあったんですね。しかしながらブラックボックス問題の解明には至っていないようです。AI半導体大手のNVIDIAのCEOも「AIと日本の優れた製造業、ロボット技術を合わせれば、日本は新しい産業革命を起こせる」と述べ、日本が持つ可能性に対して強い期待感を表明している。このようなAI技術は地球環境問題だけでなく人口減少に伴う労働力不足の解決策ともなろう。今後ロボットは高度な多軸、多関節化がおこることが予想されるため日本人の経営者も指導力を発揮すべきでは。
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歓喜の歌 (フロイデ)
2025-02-10 01:47:01
ああ 友よ、この音楽ではない
そうではなくて 心地よく 喜びに満ちた歌を始めよう
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ストライベック (ラッキーマン)
2025-02-18 15:03:27
「材料物理数学再武装」なつかしいな。番外編の経済学のアダムスミス国富論(神の見えざる手)における、市場原理による価格決定メカニズムの話面白かった。学校卒業して以来ようやく微積分のありがたさに気づくことができたのはこのあたりの情報収集によるものだ。ようはトレードオフ関係にある比例と反比例の曲線を関数接合論で繋げて、微分してゼロなところが上に凸のところの最高峰となり全体最適だとする話だった。

まあ簡単に言うとシナジーということで
 1+1=2  だけではなく
 1+1=3  という世界を
数理的に表現しようとしたもののように受け止められる。まあこのようなことの延長に人事制度への応用などがある。
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