文武両道

技術士(経営工学)、博士(工学)、細マッチョ(自称)kimiのブログ。経営、技術に精通した英語ぺらぺらエンジニアが目標

仙台

2011年04月08日 23時28分20秒 | エネルギー管理士
仙台が震災、さらに、巨大な余震でダメージを負っています。エネルギー管理士の研修試験や、学会参加、東北大との共同研究など、仙台にはこれまで深い関わりがありました。

楽しい思い出もあれば、つらい思いでもあり、私の社会人人生の中で仙台の存在感は非常に大きいです。仙台の復活を待ち望んでおります。

ところで、自粛ムードは日本経済にプラスにならないので、復興のためにも行き過ぎた自粛は控えようとの主張が増えてきています。しかし、最近ではスーパー銭湯も混んでいますし、飲み屋も予約が取れません。

自粛疲れの反動が一気に来ているような感じがします。経済活動をすることに後ろめたさを感じる必要はないと思います。普通にしていればいいと思います。

私も今日は普通に発泡酒を飲みました。

エネルギー管理研修

2009年02月23日 13時46分44秒 | エネルギー管理士
エネルギー管理研修についてまとめておこうと思います。この研修は一週間の長丁場です。相当の気合いが必要だということを申しておきます。また、研修費は7万円です。研修期間も1週間なので、会社が出してくれないと条件的に厳しい試験です。会場は北海道はなく、仙台の仙台国際センターになりました。当然泊まりになりましたが、通える人も泊まりで臨んだほうが良いと思います。

①テキスト
テキストは研修の3週間ほど前に送られてきます。これは非常によくまとまっており、こちらも販売すればいいのに、と思える内容です。でも、研修の直前にしか送られてきません。

②ホテル
私は仙台のリッチモンドホテルを宿としました。ここは1階がロイヤルホストになっていて、ここで朝食を取ることになっています。講義終了後、夕食もここで取り、ドリンクバーもセットでつけて、毎日夜の12時近くまでレストランで勉強していました。また、朝も6時には起きて、朝食をさっさと食べて、レストランで勉強していました。ここの従業員の人からすればいやな客ですが、背に腹は代えられません。ネットやらテレビとかの誘惑がないので、勉強せざるを得ません。結果的に良かったと思います。

③研修内容
研修は最後の修了試験に出るところを教えてもらい、そこに絞った講義をしてくれるものと思っていましたが、講師は本当に出るところは知らされていないようで、とおりいっぺんの講義をしていました。また、一から説明してくれるなどというものではなく、ある程度分かっていることを前提に進みます。全く0の知識で研修に臨んだら、間違いなく試験には通りません。研修二か月前には最低、勉強を一通りやっておく必要があります。私もこれはまずいと思い、だいたい理解できているところは、講義を聴かないで、過去問を解いていました。ちなみに、研修の主催者もそのことを見越しているようで、過去問や直前対策などは研修場で売っています。

ただ、法令を担当した講師の方が用意してくれた資料はよくまとまっており、重宝しました。一方、熱と流体の基礎などは、テキスト丸読みだったので、内職で過去問を進めていました。このように、理解が弱いところは講義を聴き、自分で進められるところは過去問や問題集を自分で進める、といった感じでうまく使い分ければいいと思います。

④ホテルの過ごし方
毎日長丁場の講義が続きますが、ホテルに戻ってからもひたすらファミレスで過去問を解いていました。人生でここまで集中的に勉強をしたことは初めてかもしれません。会社から研修費7万円を出してもらい、宿泊費、交通費を含めると総額で30万近くに達するコストがかかっています。この結果、落ちましたなどとはとても言えません。しかも、試験は難関の部類に間違いなく入り、気を抜いたらどころか、かなりの努力をしないと受からない試験です。このようなプレッシャーの中、6日間、ひたすら講義を聴き、ファミレスでの勉強に没頭しました。

試験前日は夜中の3時まで勉強しました。夏の試験で落とした熱と流体の流れの基礎は、かなり勉強したので手応えをつかんできました。燃焼計算も大丈夫そうです。なにげに、熱利用設備およびその管理のような暗記中心の分野が自信がありませんでした。法令もしかり。とにかく法令と熱管理は過去問を中心に行い、過去問を覚えるぐらいまでやりました。


⑤修了試験
最初は法規とエネルギー管理です。こちらは過去問に近い内容がでて、計算も含めて良くできました。恐らく9割は取れたと思います。しかも、すぐに終わったので、さっさと退出し、次の試験の勉強をしていました。

次は熱と流体の流れの基礎です。ここが山です。試験内容としては例年より易しいかったと思います。設問通りに解いていけば、最後までたどり着ける内容でした。8割は取れたと思います。試験問題の話ではなく、勉強方法の話ですが、だいたい皆さん熱力学のところに時間をかけすぎてしまい、流体と伝熱の理解が浅くなり落としてしまうというパターンが多いと思います。実は、流体と伝熱の方が問題としては易しいので、なるべく早く流体と伝熱に進むといいと思います。

燃料と燃焼は神がかり的に解けました。手の先に神が宿っているようで、計算問題がすらすら解けました。恐らく燃焼計算はパーフェクトだっと思います。その分、暗記のところはちょっと落としましたが、トータルで8割は堅いです。

最後の熱利用設備及びその管理が一番取れませんでした。制御系のところで、講義にもほとんどでなかったところ出題され、暗記科目もあやふやなところが多かったです。計算問題として熱交換がちゃんと解けたので救いでしたが、出来としては6割行ったかどうかというところでした。

⑥試験終了後
ようやく試験が終わり、帰宅の途につきました。抜け殻のようになっていて、駅まで歩く気力もなかったので、タクシーで駅まで行きました。タクシーは渋滞でなかなか進まなかったのですが、ここまでの苦労を誰かに話したかったので、エネ管の試験があったこととその苦労について運転手さんにながなが話していました。

仙台の空港で牛タンを食べて、北海道に戻りました。何とも言えない虚脱感+ちょとの充実感がありました。

⑦結果およびまとめ
3ヶ月後の2月の中旬に合格発表がありましたが、合格でした。合格率は74.6%と非常に高かったです。問題の難易度が夏の試験とくらべ低いとも思えませんでしたので、6割以上で合格という基準が下がっていることも考えられます。ただ、試験官の方はそのようなことはなく、6割以上で合格と断言していましたので、定かではありません。ただ、受験には実務経験が必要なので、それなりに自力がある人がそろっていること、費用と期間を考えると、落ちるに落ちられない環境であることも、このような高い合格率につながっていると考えています。

結局私は5月ぐらいから勉強を始め、8月の試験で4課目中3課目合格、そのまま、冬の管理研修受験となったため、丸半年、エネ管の勉強をみっちり行ったことになります。これはこれで良かったのかもしれません。

エネ管研修の情報はあまりないのでここでまとめますと

・講義を聴くだけで合格できる人はそれなりに自力があるひと
・研修の前にも2ヶ月程度は勉強しておく必要がある
・内容によっては講義を聴かず、自分で勉強をすすめるのもよし
・ホテルに戻ってからの勉強は必須、朝早くおきての勉強も同じ。
・講師は出題箇所を教えてはくれない
・修了試験問題の難易度は夏の試験のそれと大きく変わらない
・合格率は高いが、受験者が選抜されていること、落ちるに落ちられない環境が高合格率に つながっている可能性がある
・長丁場なので精神力が大事

こんなところでしょうか。皆さんの検討をお祈りいたします。




エネルギー管理士

2009年02月10日 20時46分50秒 | エネルギー管理士
本日、エネルギー管理士の合格発表があり、合格していました。長かった。これで熱力学地獄から解放されます。しかし、思い返してみると、辛かったですが、エネ管のおかげで人間性がバージョンアップしたと思います。やはり、これぐらいの試練を乗り越えると人間成長するものですね。これからも、試練にぶつかって行きたいと思います。

ところで、エネ管の答え合わせはできないのですが、出来はどうだったのかといいますと、法令はおそらくほぼ完璧、熱と流体も8割は解けた自信があります。燃料と燃焼は計算は完璧、ただ、暗記のところがかなり怪いところがあったので7割ぐらいではないでしょうか。熱利用設備及びその管理が一番あやしく、運が良ければ6割というところでしょうか。熱交換器の計算問題は完璧だったので6割はいっているとおもいます。






謹賀新年

2009年01月07日 00時21分41秒 | エネルギー管理士
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。昨年からブログの更新が止まっておりました。それは、仕事、その他で非常に多忙であったことに加え、仕事上でいろいろ考えさせられる出来事があったためです。それらのことはここでは書けないのですが、昨年の12月は色々考えさせられた月でした。一回り大きくなるための試練だったと考えています。精神的にかなり疲弊したのですが、正月休みでかなり充電されました。今年2009年も色々な目標に向かって精進していきたいと思います。

ところで、昨年8月のエネルギー管理士は4教科中3教科合格で不合格でしたが、年末にエネルギー管理研修を受けてきました。研修後に行われる修了試験に合格すれば、エネルギー管理士になれるのですが、恐らく大丈夫なのではないかと思ってます。合格発表は2月の中旬とのことなので、びくびくしながら待ちたいと思います。しかし、管理研修だからといって問題が簡単なわけでもなく、全くただのガチンコの試験でした。しかし、夏の試験でだめだった熱と流体の流れの基礎は、苦しめられた分、問題をかなりこなしてきたので、感触としては8割ぐらい取れました。その代わり、熱利用設備及びその管理のところが何気に微妙な出来でした。年末の管理研修についてはブログにてレポートしようと思っていましたが、全くそんな余裕はありませんでした。管理研修の期間は人生で一番、1週間という短期間ではありますが、密度の高い勉強をしました。本当にきつかったですが、人間このような経験をすると、なんだかうまく言えませんが、能力、知識もさることながら、精神的、人間的にもバージョンアップしたことが分かります。この勢いでことは与えられた職務をしっかりこなすことに加え、次の資格取得を目標に勉強を行っていきます。

①TOEIC 3月
②英検1級 6月
③技術士一次試験 10月
④博士論文提出 12月

今年はまさに正念場です。精神力を鍛えて、乗り切って行きます。

月次

2008年12月05日 00時38分20秒 | エネルギー管理士
今日は月次でした。発表は無難に終了。でも、やたら疲れました。今日はほぼ定時で帰り、家で飯食った後、1時間ほど寝ました。その後、風呂入って、会社に行ってエネ管の勉強してました。流体工学は大体良い感じになってきました。でも、良い感じになる→他の分野の勉強をやる→その分野が良い感じになる→前にやった分野を忘れている→あわててやる→良い感じなる、の繰り返しのような気がします。早速、伝熱工学が怪しくなってきます。さらに熱力はもっとやばい。明日からは熱力やります。燃焼計算もやばい。

時間が

2008年11月30日 00時06分11秒 | エネルギー管理士
エネ管管理研修が近づいてきました。でも、全然やる気が起きません。今日も家に帰ってから2時間ほど勉強はしているのですが、解いた問題は2問だけです。本気で集中してやれば5問ぐらいはできるはずですが、いまいち集中できません。いい加減にまずいです。今日は3問は頑張ってやって、明日、会社にこもって勉強しようと思います。

術後51日目ぐらい

2008年11月29日 00時09分48秒 | エネルギー管理士
昨日は早起きしてエネ管の勉強をやるといってましたが、早起きどころか、寝坊して遅刻しそうになりました。今日こそはと思っていましたが、家に帰ると何もする気力がおきません。今日も寝ます。そして、朝早く起きて勉強します。自信はありません。でも、そのように言えば、寝られます。お休みなさい。

オットーサイクル

2008年11月25日 23時46分38秒 | エネルギー管理士
昨日、エネ管研修セットが届いてしまいました。審査の結果、研修を受けるための資格について適格と認められました、そうだ。内心、認められなくてもよかったと思うのですが、これで研修を受けることが確定しました。そんなわけで、業務終了後に会議室にこもってエネ管の勉強をしてました。今日は熱サイクル中心に行いました。ランキンサイクルは大体分かってきました。しかし、オットーサイクルの圧縮比、圧力上昇比の意味が分からず、問題が解けなかったので、家に帰って調べて、今やってます。分かればたいしたことないのですが、しらんものはしらん。とりあえず、熱サイクルを中心に勉強すれば、熱力の計算はほとんど使うことになるので、基礎的な計算まで手を広げなくてもよくなると思っています。今日はオットーサイクルの計算問題だけは片付けて寝ます。

エネ管

2008年11月22日 23時10分53秒 | エネルギー管理士
今日から世間では三連休らしいです。午前中は仕事をこなし、午後はエネ管の勉強を会社でやってました。今日は燃焼計算を中心に行い、一通り終えた後、熱力学をやろうとしましたが、脳内にエネルギーが残っておらず、断念しました。家帰ってだらだらし、疲れが取れた後、久しぶりに倶知安の体育館に行って筋トレをしてきました。ここは、外から見たときになかなか良い設備だと思っていたのですが、行ってみるとそれほどでもなく、ちょっとがっかりでした。でも空いていたので、マイペースでできました。レーシックを受けてからの初めての筋トレになります。軽めの負荷で無理せず行いました。筋トレ後はワイス温泉へ。でも、実は明日から一泊で会社の管理職、主任合宿というのがあります。その会場はワイス温泉。明日温泉に入れるから別に今日行かなくても良かったのですが、筋トレ後だったので、温泉に行きたくなって、一番近いワイスに行ってきました。ワイスは平日混んでますが、土日や休日はいつも空いており、今日は貸し切り状態でした。今日のワイスは良かったです。お湯がきれてました。帰ってきてからはエネ管の熱力学のところをやろうかと思っているのですが、思っただけで無性に眠くなってきました。寝ますか。

エネルギー管理士研修試験受けるか迷う

2008年09月24日 23時50分52秒 | エネルギー管理士
今年の年末にエネルギー管理士の研修試験を受けるつもりでいました。それは、今の部署でエネルギー管理士が来年には必要になること、8月の試験で4課目3課目は通ったので、研修試験であればまた4課目を受けることにはなるが、基礎知識はあるので大丈夫だろうとの考えでした。それに、この研修試験は7万円かかり、個人であればとても受けることなど出来ません。会社がこれだけの金額を私に投資してくれるといってくれているわけですので、是非とも受けようと考えてました。

ところが、私の会社のエネルギー管理士を研修試験で取得した人が、恥ずかしながら講習で取得しました、なる発言をしてました。この発言には正直、衝撃を受けました。私の中では正直、来年国家試験を受ける方が、今現在3課目受かっているから、来年1課目だけに集中して勉強すればいいので、4課目すべてを受け直さなくてはいけない研修試験を受けるより、負担が軽いと考えていました。しかし、会社の事情もあるので、最短でかつ確実な方法でさっさと資格を取得することが先決だと思い、研修試験を受けることを決めていましたが、この発言により、考えが変わりました。それは、自分の中で負担が重いと考えている試験を受けたにも関わらず、恥ずかしながら講習で取得しました的な、劣等感をずっと持っていくことになるのならば、負担の軽い、国家試験を受けた方がよっぽどましなのではないかと考え始めました。

ただ、今のある程度知識の残っている状態で研修試験を受ければ、知識はより強固になり、実際にエネルギー管理士として運営に携わることを考えると、研修試験の方が良いのではないかと思います。来年の国家試験を受けたとしたら、恐らく法令などは完璧に忘れているでしょう。他の課目も同じです。

そんな訳ですごい悩んでいます。でも恐らく研修試験を受けることになると思います。変なこと聞かなければ良かったと、後悔しています。自分の中では来年技術士を受けるので、難易度的にはエネルギー管理士に匹敵するので、こちらの合格によって、エネルギー管理士の研修試験による合格という劣等感は払拭できるのではないかと考えています。でも、実際はその資格を持っていることではなく、どのような運用が出来るかが大事ですので、やはり研修試験を受けることが自分にとって良いことだと、今文章を書いている間に思えるようになってきました。自分の考えを書き出してみると、結構整理が出来るものですね。ちょっと胸のつかえが取れた気がします。

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