五段審査、結果から言いますと落ちました。これは長丁場になりそうな予感がします。さて、いきさつですが、9時過ぎに東京武道館に行きますと、受付時間が貼り出してありました。それによると、私は12時20分からの受付になってました。こんなに早く来たのに、昼まで何をしていれば良いのか途方に暮れました。受かる自信があれば、日本剣道形の練習をやっていれば良いのですが、そんな気力もありません。といって、相手を探して稽古するにしても、3時間も稽古する訳にはいきません。しかたないので、審査を見学していました。さすがに5段ともなると、みなさん動きが良いです。でも、やはりその中で、この人は受かっただろう、思える人の剣道は違って見えました。その、他の人との違いを出すことが重要なのだと思いました。
11時を超えたころから、道着に着替えて、小道場で稽古相手を探して、体を動かし始めました。この頃になると、すでに審査を終えて、形の練習をしている人がかなりいます。私は審査も終わってないので、形の練習をする気にもなれません。絶対に午後受付の人は時間を有効に使えないと思いました。小道場には私のように一人の人が結構いたので、稽古相手には事欠きませんでした。約1時間ほど、稽古をして受付に行きました。
私の番号は108番。煩悩の数と同じです。あまり緊張はなかったのですが、私の取り柄は出ばななので、出ばなを合わせようと思って臨みました。立ち上がると同時に相手が打ってくる気配があったので、出ばなで面を合わせようとしましたが、打ってきませんでした。そのため、私の面は届かない形になりました。これが私の初太刀でした。段審査では初太刀が大事と言われているにもかかわらず、致命的なミスです。その後も相手にリズムをあわせることができず、ほとんど有効打を決めることができないまま、1回目の審査を終えました。次の相手こそと思いましたが、1回目でうまく行かなかったことで焦ってしまい、打ち過ぎになってしまいました。この時点で、落ちたことを確信しました。通常は、結果がでるまでの間、形の練習をやっているものですが、やる気がまったくおきないほどでした。
結果は、予想通り私の番号はありませんでしたが、審査を見ていて、あいつは良い剣道するなと思ってみていた人が、ことごとく落ちています。私の島などは全滅です。合格率は分かりませんが、ざっとみたところ10%前後でしょう。かなり厳しいです。今回の段審査を受けての反省点を忘れないうちに書いておきます。
1、週二回の稽古時間は確保すること
2、剣道形は一夜漬けではなく、日々の稽古の中で行い、直前では時間をかけないこと
3、審査では剣先の攻防を重視し、むやみに打ち合わない
4、審査で用いる竹刀に早い段階で慣れておく
4、は通常私はカーボン竹刀を使っているのですが、審査では使ってはならないという暗黙の了解があります。そのため、直前になって慌てて、竹の竹刀をこしらえて、審査に臨んだ経緯があります。竹は、使い慣れた頃に折れるということを繰り返してきたので、それが嫌でカーボン竹刀を使ってきましたが、次回の審査では極力、稽古のなかで竹の竹刀を使うようにします。
今度の審査は11月です。次回は十分な稽古を積んで臨むようにします。
11時を超えたころから、道着に着替えて、小道場で稽古相手を探して、体を動かし始めました。この頃になると、すでに審査を終えて、形の練習をしている人がかなりいます。私は審査も終わってないので、形の練習をする気にもなれません。絶対に午後受付の人は時間を有効に使えないと思いました。小道場には私のように一人の人が結構いたので、稽古相手には事欠きませんでした。約1時間ほど、稽古をして受付に行きました。
私の番号は108番。煩悩の数と同じです。あまり緊張はなかったのですが、私の取り柄は出ばななので、出ばなを合わせようと思って臨みました。立ち上がると同時に相手が打ってくる気配があったので、出ばなで面を合わせようとしましたが、打ってきませんでした。そのため、私の面は届かない形になりました。これが私の初太刀でした。段審査では初太刀が大事と言われているにもかかわらず、致命的なミスです。その後も相手にリズムをあわせることができず、ほとんど有効打を決めることができないまま、1回目の審査を終えました。次の相手こそと思いましたが、1回目でうまく行かなかったことで焦ってしまい、打ち過ぎになってしまいました。この時点で、落ちたことを確信しました。通常は、結果がでるまでの間、形の練習をやっているものですが、やる気がまったくおきないほどでした。
結果は、予想通り私の番号はありませんでしたが、審査を見ていて、あいつは良い剣道するなと思ってみていた人が、ことごとく落ちています。私の島などは全滅です。合格率は分かりませんが、ざっとみたところ10%前後でしょう。かなり厳しいです。今回の段審査を受けての反省点を忘れないうちに書いておきます。
1、週二回の稽古時間は確保すること
2、剣道形は一夜漬けではなく、日々の稽古の中で行い、直前では時間をかけないこと
3、審査では剣先の攻防を重視し、むやみに打ち合わない
4、審査で用いる竹刀に早い段階で慣れておく
4、は通常私はカーボン竹刀を使っているのですが、審査では使ってはならないという暗黙の了解があります。そのため、直前になって慌てて、竹の竹刀をこしらえて、審査に臨んだ経緯があります。竹は、使い慣れた頃に折れるということを繰り返してきたので、それが嫌でカーボン竹刀を使ってきましたが、次回の審査では極力、稽古のなかで竹の竹刀を使うようにします。
今度の審査は11月です。次回は十分な稽古を積んで臨むようにします。