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押したくても押せない人生のスイッチ

巫女みこナース

2006-08-24 23:47:02 | ウェブログ
みなさんこういうCM知ってますか?
日東電工のCMなんですが

図書室で
ツインテールの女の子「なーんだ、負けたんだ」
ラグビー部の男「うるせーよ」
男のほっぺたを指でちょんと触って
ツイン「すりむいてる」
男「いってーな」
ツイン「薬、つけてあげるよ」
ちゅっ
(横から見たら男の方は平面画像でした)

あったらいいなNO.17 感覚伝導フィルム

ちょっといい未来、光る技術で 

日東電工


これやばいって!赤タータンチェックプリーツスカートに腰近くまであるツインテールなんて俺の趣味よく分かってるじゃん!日東電工万歳!!仲里依紗(なか りいさ)たん万歳!日本の未来へ輝け日東電工!
【このブログは「日東電工」を勝手に応援しています。】


というわけで(全然というわけじゃない)今日も「木葉シリーズ」の時間です。
本日登場していただくのは、鈴高一の守ってあげたくなる女の子


宮森御子(みやもり みこ)さんです


キーンコーンカーンコーン

「よし、帰るか・・・」
「○○くん」
「ん?」
「ちょっといいかな?」
「ん、宮森?ああ、どうした?」
「今日ね、図書委員会の集まりがあるんだ」
「そっか、図書委員なんて大変だな。頑張れよ」
「それでね、男子も含めて全員出席しなきゃならないの」
「ああ、男子に帰られちゃったのか?」
「ううん、大丈夫、○○くんがまだいてくれて良かった」
「ああ、でも図書委員がいなきゃ意味ないんじゃないか?」
「うーん、でも○○くんがいてくれたから大丈夫だよ」
「ああ・・・ってえ?俺が出るの?」
「○○くん図書委員だからでてほしいかな・・・」
「俺、図書委員だっけ?」

すると宮森「あはは(汗)」と言った感じで「鈴音台高校図書委員名簿」を開いて見せた・

「あ、悪い・・・」
「あはは(汗)」

鈴音台高校図書委員は『みんなで 綺麗に 快適に』を目標に半年に1度大規模な掃除&図書入れ替えを行うらしい。で、今日は今年一回目の活動だ。ちなみに俺はホームルーム中寝ていたらに木葉に推薦されて図書委員にされたとか。木葉め余計なことを・・ちなみに今週は腕に「図書委員」の腕章を付けて放課後本の整理をしなければいけないらしい・・・ああ、だる・・・

みつあみ眼鏡っ娘の図書委員委員長「今日は、図書室の掃除と、整理を行います。今年もみんながあたたかくなれるような図書室を目指してがんばっていきましょう」

くはないかな。たまには頑張らないとな(汗)


「うんしょ・・・あ、あああっ」
ポスッ
「あっ」
「ふー、あぶない、あぶない。宮森、大丈夫か?」
「は、はい(赤面中)」
「あんまり無理するなよ。持てなかったら俺に言えよ」
「は、はい・・・ありがとう○○くん・・・」
(中略)
「ふー、終わったな。」
「終わりましたね」
「じゃ、帰るか。」
「はい」

(校門に向かって歩いてる)
「そういや、宮森は家どの辺?」
「うんとね、宮森だよ」
「宮森・・・って宮森が宮森に帰るのか(笑)」
「うん、よく言われる~(笑)」
「にしても以外と近いんだな、俺の家木葉山だし・・・ちなみに木葉山には木葉さんも住んでるぞ(笑)」
「ふふっ(笑)○○くんは、朝木葉ちゃんと一緒にいるところを初音台で見かけたことあるから近くに住んでるのかなって思ってたけどお隣だったんだね」
「お、俺を見かけることがあるってことは宮森お寝坊さんか?」
「ううん、実は早く家を出たんだけど友達を待ってたらそういう時間になっちゃったことがあって・・・」
「そっか、ま、万が一見かけることあったら、声かけてくれよな。だいたいは木葉もいるし、あの時間に女友達に会うと木葉すごく喜ぶから(遅刻するのは大抵男子の為体裁悪いと思っている)」
「う、うん。ありがとう」

ガタンゴトン

『まもなく、茜が丘です。この電車は、柿崎で特急に通過追い抜きされます』

「夜景綺麗だな」
「うん、私、ここからの夜景好きなんだ。」
「ああ、俺も。特に茜が丘公園秘蔵の場所から見る夜景は格別だぜ」
「ひ、秘蔵の場所なんてあるんだ!?えっと、あの、木葉ちゃんと見に来たの?」
「木葉?いや、夜の茜が丘の公園は一人で来ただけかな」
「そうなんだ。もし良かったら私も見たい・・・な、その夜景」
「お、御子っち、夜景大好きっ子?」
「えっ!う、うん。私、夜景大好きっ子!えへへ」
「よし!そんな御子っちに特別に秘蔵の場所を教えてあげよう!」
「ほんと?」
「おお!今すぐにでも・・・って今日はちょっと時間がまずいか」

時計の針は19時40分を指していた。家に着く時間を考えると、今日寄るのは・・・
「ううん、大丈夫。今日は図書委員の仕事で遅くなってるし、その夜景・・・見たい」
「へ~、宮森って意外と行動力あるんだな。」
「女は度胸です・・・えへへ」
(宮森、大人しいだけの子かと思ったけど、案外面白くて話しやすい子だな。すごくゆったりとした時を感じる)

茜が丘公園
「よし、ここを登れば到着」
「は、はい~」

「うわぁ!」
「どう?綺麗だろ?」
「は、はい!すごく・・・綺麗・・・」
「でも、あの夜景よりも御子の方が綺麗だよ・・・なんてな」
「やだ、○○くん・・・」
「でもさ、こんな夜景を見れるんだったら、たまには図書委員の仕事もいいかもな」
「ふふっ、○○くん。あれほど図書委員のこと忘れてたのに」
「ははは、都合がいいな俺も(笑)
「あのさ、宮森」
「は、はい・・・あの、御子でいいです・・・友達はみんなそう呼んでるから・・・もし○○くんが嫌じゃなかったら・・・」
「ん?ああ、俺もそっちのほうが呼びやすいし、うん、わかった、それじゃあ次からは御子って呼ぶよ」
「はいっ」
「じゃあ、また明日も図書委員の仕事頑張るか、御子」
「はい!」

憂鬱に思っていた図書委員の仕事が楽しく思える、そんな春の日だった。

いきていく