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押したくても押せない人生のスイッチ

FU・WA・RI・告白!

2006-08-23 12:11:01 | ウェブログ
こんばんは、ゲームの告白シーンをMDに録音して休み時間に聞くという超充実した高校生活を送っていたキミキズです。

「大好きって言ってくれないと、聞こえないよ」
「椎名さん、私・・・」
「椎名せんぱ~い!」
(KID「てんたま」より)

いつ聞いても2次元美少女の告白シーンはいいものですね。
でも、リアル高校生に忠告したいことがあります。
学校でゲームキャラの名前を言うと、隣から


「はい」


とか


「なに?」


という声が聞こえてくる時があります。隣の女の子の名前には気をつけましょう。


そういえば今日木葉と鈴音台の駅まで歩いている途中にあいつに会いました。そう、白雪学園聖コルネット幼稚園(俺や木葉が通っていた幼稚園)時代からの付き合いの(って誰もしらねえよ!)


秋ヶ瀬 桜(あきがせ さくら)です


小学校から別々になったのになぜか今でも付き合いのある桜。今日は桜との出来事を書き綴ることにします。


「ふわ~、あー眠いなー」
「もう少し早く寝なさいよ」
「分かってはいるんだけど、くるるん大放送を聞くと眠気が」
「○○も好きよねー、ラジオ」
「まぁな」


「お~い!」
「ん?」

「お~い!木葉~!○○~!」

「ん?桜?」
「桜よ♪桜~♪」



「よう、桜“お嬢様”」
「にひひ、“自称イエス”の○○くん、こんにちは」
「くっ、俺が又吉みたいじゃないか・・・」
「にひひ、○○は地獄の火の中に投げ込むものだ~♪」

ちなみに桜の父親は秋ヶ瀬総合病院の院長をやっていて、初音台にある巨大な洋館に住んでおり、桜は本当に「お嬢様」なのである。
ただ、お嬢様らしからぬ言動と奔放な性格(決して不真面目なわけではない)の為かそれを感じさせない。

「それで、今日はどうしたんだ?」
「うんとね、木葉や○○にコレ渡そうと思って」

それは一部の白雪学園男子の間でプラチナチケットと言われているコルネット女子高等部学園祭のチケットだった

「ありがとー。もうそんな時期かぁ」
「おー、サンキュー、でも家に来てくれれば良かったのに」
「そうなんだけどねー、でもどうせなら今日は○○や木葉に買い物付き合ってもらおうと思って」

「買い物って今?」
「うん、2人とも暇でしょ?」

「まぁ、暇だが・・・まさか深琴(みこと)とか白雪とか言わないよな。」
「ううん、さすがにそれはないかな・・・今からだと○○が拒否するの目に見えてるし(汗)場所は初音台だよ」
「初音台か・・・木葉、お前大丈夫だよな?」
「うん、あたしは大丈夫よ」
「よし、じゃあ行くか!」
「いくのだー♪」

ガタンゴトン・・・

俺「~で、美月海岸の方から通ってる奴が言うには、白雪に行くのは毎日が山登り感覚らしいぜ」
木葉「白雪から見たらまさに下界よね」

『・・・まもなく、初音台に到着致します』


俺「お、そろそろ着くな」
桜「うんっ♪」


俺「ごくっごくっ・・・で、今日は何を買いにきたんだ」
俺は駅の自販機で買った缶ジュースを飲みながら桜に聞いた
桜「えっとね、メイド服♪」
俺「ごくっ・・・ああ、メイド服・・・ぶはぁっ!」
木葉「わっ、○○、汚いよ~」

俺「わるいわるい・・・で、そんなもん何に使うんだ!」
桜「えっとね。学園祭でメイド喫茶をやるの。」
俺「メイド喫茶??んなことやるのかよ・・・でもメイド服なんて初音台に売ってる訳が・・・」

木葉「あ、メイド服専門店あったよー」
俺「うそっ!」

そこには、メイド服専門店『シルキーミルキー』と書いてあった
俺「ああ、初音台が変わってゆく・・・」

カランカラン
店員「いらっしゃいませー」


桜「わーっ、すごいね、いろんな種類があるよっ!」
木葉「あっ、これかわいいー♪」
俺「うわ、俺すげえ居づらいんだけど・・・」
木葉「大丈夫よ、秋葉原じゃこういう店でも男の人多いらしいじゃない」
俺「なんでお前が秋葉原の事情に・・・」

(超中略)

俺「うわ、お前随分高いの買ったな~」
桜「う~ん、お小遣いなくなっちゃったよ」
(桜はお金持ちですが、お小遣いはそんなにもらっていません)
木葉「終わったら使い道がないのが問題よね~。あ、でもこの服、ちょっと工夫すればかわいい私服になるかも♪」
(木葉は裁縫が得意です)
俺「大丈夫、そのうち制服もメイド服になるから」
木葉「どんな学校よそれ・・・」
桜「でもでも、学園祭終わっても部屋着にできるし、ここに1名メイドがほしいって顔をしてる“ご主人様”がいるから今度メイド服持って遊びに行ってあげるね?ご・主・人・様」
俺「うっ、ここここ木葉・・・おおお前そういう趣味だったのかかかか」
木葉「はぁっ、○○、動揺しすぎ・・・」

ため息をつく木葉をよそに、桜は俺の前に屈んでこんなことを言ってきた。

桜「にひひ、ご主人様、何を想像してるのかな~」
俺「何も想像してねぇ!」
桜「きゃー!ご主人様が狼になったっ!」
俺「さーくーらー」
桜「きゃー!狼さんだー♪」
俺「まてー桜!」
桜「狼さんのご主人様だー♪」
俺「まてーーー!!」
木葉「はぁっ、相変わらずね。ふふっ」

今日は桜が登場しました、次回は誰が登場するかな?

いきていく