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押したくても押せない人生のスイッチ

世界オタク化計画

2007-07-15 14:46:36 | ウェブログ
この前とある場所のアニメイトに行った時、中学生らしき女の子2人組がいた。
どうやら棚の一番上の商品が届かないらしく、一生懸命手を伸ばしていたのだがどうあがいても届きそうにない。俺が手を伸ばしてやっとだろうしね。
その商品がBLらしいのが気になったが、このまま目の前にいるお目当てのBL本が取れなくて困っている2人組を見過ごすのもなんとなく悪いと思い、取ってあげようと・・・思ったのだが、その時左側にいた女の子が

「とりゃっ!」

と言いながら豪快にジャンプして商品を掴み取った。
なんて荒業だ。
それを見たもう片方の女の子は思わず
「すごい・・・」
と言っていた。そして、それに対してジャンプした女の子はこう一言。

「女捨ててるから♪」

改めて腐女子ってたくましいなと思いました。BLパワー恐るべし。

そうそう、ここを偶然なり定期的になり見ていらっしゃるみなさんは日本のオタク文化が世界にどれほどの影響を与えているかご存知だろうか?今日は予想以上に世界に影響を与えている状況について説明しよう。

片鱗その1
・漫画の世界に憧れて少女が家出
去年、パリ郊外の中学生2人が「漫画の国に行ってみたい」 と家族に黙って日本に向かったがポーランドで保護されるという事件があった。ロシアを経由して朝鮮半島に行き、船で日本に渡るつもりだったらしい。
いろいろと無茶があるが、その行動力はすごい。少なくともドイツを横断しているし、EU内の国境って本当に緩いんですね。
ちなみにフランスのイベントは近隣国からも人が集まるそうです。

片鱗その2
・メイド喫茶が次々と・・・
かつては秋葉原の一角にしか存在しなかったメイド喫茶が、今や台湾、タイ、シンガポールなどにも誕生。台北の原宿とか渋谷とか呼ばれる西門町にはMOE MOE CENTER(萌萌動漫資訊館)なるアニメ系複合施設までできたとか。この勢いで台北の秋葉原目指してほしいね。

片鱗その3
・パレスチナにあの女が登場。
パレスチナのデモのプラカードに『涼宮ハルヒ』登場。いったいどこからハルヒが。プラカードには「子供を殺すな」という至って真面目な内容が書かれていて、ここにハルヒを出していいのかどうかは結構疑問です。

ざっと3つ挙げただけでも「いったいなんで?」と思うでしょう。でも、日本人が思うよりも、オタク文化は世界に浸透しています。
海外では放映されるTVアニメのほとんどが日本アニメの国も珍しくなく、つまりは制服を着ない国の人が毎日のように制服を着て学校にいくキャラとかを見ながら育ったりしていくわけです。
海外では「かわいい」という言葉もかなり浸透しているそうで「アニメ」という言葉は日本のアニメーションを指すそうです。
特にぴちぴちピッチなんかはドイツやフランスの方が流行ったそうで、日本語ファンサイトより海外ファンサイトを見たほうがいろいろ詳しく書いてあるほど。
プリキュアなんかも世界各国で放映されています。

日本が世界に与えている影響の強いものは紛れもなく、アニメ。
海外の大学生が日本語を学ぼうとする動機の多くもアニメ。
日本は明治時代から海外(特に西欧)に追いつき、追い越せと進んだ国の文化や物を取り入れてきたわけですが、いつのまにか生産される製品のレベルは世界最高峰になり、アニメという最早日本の文化と言えるものまでが世界の半独占市場にまでなったわけです。
普段あまり立場の良くないオタクですが、世界に拡大していくほどオタク文化ってすごいんです!ああオタク最高!オタク最強!オタク万歳!!!

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