前のブログ記事でお話した中学校の合唱
コンクールの伴奏オーディションを受けたい
という中学生の方のレッスンを頼まれた話の
続きです。昨日、レッスンしました。
お母さまに付き添われてやってきたのは、
毎日サッカーの練習に明け暮れる
まだ幼さが残る感じのサッカー少年でした。
サッカーの練習が忙しく、この4年間
ピアノから遠ざかっていたそうです。
合唱コンクールの伴奏の曲は、
かなりの長さがあり、「合唱」が主体、
ピアノは単なる「伴奏」なのですが
聞かせどころも見せ場も十分にあります。
伴奏は16分音符の早い動きが多く、
転調も多い曲です。まだ最初の2ページ
まで練習しただけだ、と言っていました。
「ではそこまで、弾いてみましょう。」
あ~ら、4年のブランクがあって、全く
ピアノを弾いていなかったのに、なかなか
いい感じです。これはいけそう!
難しいところを何か所か、取り出して、
時間をかけて、じっくりレッスンしました。
練習のコツを教えると、すぐに理解してくれて、
難しいところも、1回のレッスンでかなり
楽に弾けるようになりました。
能力がありそうに思えたレッスン生には、
初心者さんだろうが、ブランクさんだろうが、
手加減しないのが私のレッスン。
久しぶりの、いつもの先生と違うレッスン。
本人、このレッスンで、さぞかしお疲れに
なったのではないかと思いました。
レッスンが終わって感想を聞きました。
とても収穫あったし、なによりレッスンが
「楽しかった。」との感想をいただきました。
合唱コンクールの伴奏、本当にやれるか
心配だったそうですが、「やれそう!」と
思ったそうです。
でも曲の残りは、まだ何ページもあります。
そこで、その先の説明をしながら、一緒に
方手ずつ難しいところ中心に練習してみました。
なかなかいい感じです。これらなやれる!
ピアノ伴奏、大きな夏休みの宿題ですね。
コロナ禍で、最近は歴史講座やイベントで、
歴史トークと演奏を聴いて頂くチャンスが
減ってしまいましたが、私も、それとは別の
活躍の場が与えられたようで嬉しかったです。