歴女ピアニスト:ピアノコンサート&イベント日記

コンサートホール、社寺、博物館の歴史講座などで歴史トーク&演奏している珍し~い「歴女ピアニスト」のブログ。

2021年コンサート活動を振り返って

2021-12-31 14:15:21 | 日記

2021年、大晦日、今年のコンサート
活動をちょっと振り返ってみました。

今年も昨年に引き続き、コロナ禍で、
出演を予定していたコンサートが、
延期になったり、中止になったりして、
じっと我慢の一年でした。

今年はジョイントリサイタルで
ピアノ伴奏を頼まれていました。

ジョイントの伴奏は、初めてのことです。
随分、気合を入れて練習しました。

ですが、本番の2週間ほど前、
会場でリハーサルまで済ませていながら、
緊急宣言により、中止になったのは、
ちょっと残念なことでした。

それまで一生懸命に取り組んでいました。
不思議と、本番がなくなっても、
”充分やりきった感”がありました。

でも、今年のコンサート活動、
悪いことばかりではありませんでした。
とてもラッキーと言える、ピアノ演奏の
チャンスに恵まれたこともありました。





いつも地道なコンサート活動を続けていると、
だいたい5年に1回ほどの割合で、
思いがけない大きな演奏のチャンスが
巡ってくるようです。

2010年は、岐阜県、沖縄県の
文化交流コンサート出演のチャンスがあり、
2016年は、岐阜県大野町で出演した
”ティータイムコンサート”、思いがけない
会場変更のため、設備の整った立派なホールで
すばらしいピアノで演奏できました。

そろそろチャンスが回ってくる頃です。
でもコロナ禍だし、今年は無理かな、
…と思っていたところでしたが、
京都コンサートホールの演奏の話が
持ち上がりました。





本当に立派な会場でのコンサートに
声がかかるのは、有難い話でした。

コンサート出演から2週間以上経って、
お客さまからの反響も届いてきました。
コンサートに出演させていただいた
有難さが、身に染みてわかりました。




来年は、少し世の中が明るくなる
ように感じます。私もぱっとみんなの
気持ちが明るくなるような曲を
演奏していきたいと思っています。

私もわずかながらでも、世の中が
ぱっと明るくなるように祈りながら、
ピアノ演奏でそのお手伝いが
できれば…と、思っております。
では、よいお年をお迎えください。




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施設でのピアノクリスマスコンサートに出演しました。

2021-12-25 19:09:38 | ピアノコンサート
12月24日、金曜日、障がい者施設での
ピアノクリスマスコンサートに出演しました。

施設の電子ピアノを使っての演奏です。
独奏でクリスマスソングを、そして
施設のスタッフさんとクリスマスソングの
ピアノ連弾や合唱、合奏を入れたコンサートを
企画したいとのことでした。

オファーがあったのは開催10日前で、
施設のスタッフさんとアイデアを出し合い
20分~30分のコンサートを企画しました。

実家のすぐそばにある施設でした。
私にとって初めての体験です。
開演は2時です。1時45分になると
施設のスタッフさんがラッピングの車で
お迎えに来てくれました。






幼稚園の教室のようなフロアに、
ピアノが置かれ、取り囲むように
利用者さんとスタッフさんの椅子が
置かれていました。次々と入所者さんと
スタッフさんが集まってきました。

クリスマスコンサート開始です。
まずショパンのノクターンでスタート。
そして、”戦場のメリークリスマス”
”アメージング・グレース”
”サンタが街にやってくる”と続きます。

次に施設のスタッフさんとの連弾です。
”きよしこの夜” なかなか素敵な編曲。





そして全員が鈴やカスタネットなど
楽器を持ち、”赤鼻のトナカイ”の連弾に
合わせて、合奏しました。

”ジングルベル”は連弾に合わせて
全員で合唱です。盛り上がります。

ここでアンコールです。
連弾で共演した施設スタッフさんが
猛練習したというピアノ独奏を披露。
とても力強い素敵な演奏でした。





次は私の番ですね。クリスマス曲は
出尽くした感じなので、困ったな~。
そこで、クリスマスには関係ないけど、
”麒麟がくる”をノリノリで弾きました。
あ~ぁ、またこの曲弾いちゃった…。

いつも、「これが最後かな」と思いながら
ドラマが終わってかなり時間が経つのに
またここでも弾いちゃいましたね~。





施設のみなさんからスイーツのお土産を
いただいて、また施設のスタッフさんに
実家まで送ってもらって帰りました。
楽しい、和やかな雰囲気の会でした。

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クリスマスコンサートのリハーサル会をしました。

2021-12-22 11:41:12 | ピアノコンサート
昨日の夜、12月24日(金)に開催される
福祉施設でのクリスマスコンサートの
リハーサル会を開催しました。

福祉施設のスタッフさんたちと共演です。
福祉施設の看護師さんや、職員さんの中には
ピアノ演奏が得意な方がおいでになり、
今回、初めての企画されたそうです。
もちろん、私も初めての経験です。
楽器は施設にある電子ピアノです。





曲はクリスマス曲で、演奏は20分程度。
出演のオファーがあったのは、15日、
なんと当日の10日前のことでした!

私も12月17日、京都でのピアノコンサート
出演を控えていたので、京都で演奏する曲に
かかりっきりでした。

今回は、ちょっとスピード仕上げです。
何を演奏するか、主催者さんと打ち合わせ
して、18日から練習に取り組みました。





まず、”戦場のメリークリスマス”
そして”アメージング・グレース”
”サンタが街にやってくる”と3曲演奏。

その後、施設スタッフさんと連弾で、
”きよしこの夜”。連弾と施設の皆さんと
合奏で、”赤鼻のトナカイ”。
最後にピアノ連弾に合わせて、”ジングルベル”を
全員で合唱していただくことにしました。




12月20日、施設のスタッフさん2人と
一緒に打ち合わせ兼リハーサルを行いました。

「今日は今まで、施設入所者さんの通院に
付き添っていました。楽譜を取りに帰る
時間がなかったので、楽譜なしでやります。」
この時期、お互いにとても忙しいのですね。

リハーサル、とても順調に進みました。
忙しい中、明日も、明後日も、できる限り
合わせ練習を続ける予定でいます。
素敵なコンサートになりますように!


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京都コンサートホールでのピアノコンサートに出演しました

2021-12-18 12:46:22 | ピアノコンサート

2021年12月17日、京都コンサートホール
小ホール、アンサンブルホールムラタでの
ピアノコンサートに出演しました。

このホールで演奏するのは初めてです。
久しぶりの平日夜、開催のコンサート。
それだけでもちょっとワクワクします。





タイトルは、”音符たちの肖像”
~クリスマスジョイントコンサート~
こんなタイトルにも主催者さんのこだわりが!

お客さまに、楽しく聞いて頂けることを
第一に考え、クラシックの名曲から
TVドラマのテーマソングまで、
なんでもアリのクリスマスコンサートです。





開演はPm.7:00、終演はPm.8:30でした。
今回は全部独奏のピアノコンサートです。

最近演奏しているレパートリーの中から、
特に自分が気に入っている曲だけで
プログラムを組むことにしました。

もう、そうしたら、私はシュトラウス=
グリュンフェルトの”ウイーンの夜会”がメイン。





演奏する私達2人はトークも演奏の一部と
考えています。演奏する曲に関する
エピソード、自分達の思いも話しながら
楽しいコンサートにしていきたいと
企画しました。

本番は本当に楽しく演奏できました。
乗りすぎてハズしちゃったところも
ありましたが、演奏できる喜びを
かみしめながらのステージでした。





コロナ禍で、延期に延期を重ねた
京都のコンサートです。やっと開催できて、
もうそれだけでも感激でした。

今回のステージは多くの方々に支えられ
開催することができて感謝の気持ちで一杯。
皆様、本当にありがとうございました。





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駅ピアノ138、スタートして1か月経ちました

2021-12-03 15:30:38 | ストリートピアノ
愛知県一宮駅コンコース、名鉄百貨店前に
”駅ピアノ138”設置されて1か月経ちました。

今までに何回か弾きに行きました。
毎日いろいろな方々が演奏されています。

演奏すると知らない方に声をかけられます。
「今の曲、聞いたことあるけど、
なんという題名の曲ですか?」
「TVドラマのテーマ曲です。
今年の2月まで放映されていた大河ドラマ、
”麒麟がくる”のメインテーマです。」
「あぁ、そういえば俺、毎週見てたわ~。」





今度は私も、演奏された方に聞いてみました。
「素敵な曲ですね。なんという曲ですか?」
「〇〇〇という曲です。」

家に帰って、「題名、〇〇〇って言ってたよね。
”水””平””線”だったかな、”地””平””線”だったかな。
前奏♪~タンタタ~、タター、タター、タタ~♪

メロディも、ちょっと聴いただけで、
家に帰ってから、楽譜なしでも弾けるのに、
なぜでしょうか?題名は覚えられなかった!
調べたら、”水平線”でした。

”100万回生きた猫”という題名の本を
”100万回死んだ猫”と覚えている人が
たくさんいるそうですが、
私もそれを笑えません。

駅ピアノ、聴いていると私の知らなかった
素敵な曲に出会えるようです。

そして、ここで演奏されている方と
立ち止まって聴いて下さる方との会話が
自然に生まれているようですね。





12月になってだんだん寒くなってきました。
今日もショパンを弾きました。
聴いて下さった方々から「アンコール!」
そこで、また”麒麟がくる”を1曲演奏しました。

駅ピアノのある場所はバスセンターからの
冷たい風もしっかり届いてきます。
「この寒い中、立ち止まって聞いて下さって、
本当にありがとうございました。」
心からお礼を申し上げたいです。





私も連弾パートナーさんから、
”駅ピアノ応援、充電式カイロ”を
いただきました。

小型でとても使い勝手のいい、
かわいらしいデザインのカイロでした。
寒いシーズン、大活躍しそうです。


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