歴女ピアニスト:ピアノコンサート&イベント日記

コンサートホール、社寺、博物館の歴史講座などで歴史トーク&演奏している珍し~い「歴女ピアニスト」のブログ。

岐阜県関市、お寺の歴史イベントで演奏しました。

2023-08-26 18:02:49 | イベント
岐阜県関市、お寺のイベントでの演奏も
無事終了しました。
この日は、朗読と音楽のコラボレーションが
メインのプログラムでした。気合が入ってます。

朗読を担当するのはいつもの方、地元FM局の
パーソナリティさんでした。お孫さんがいる
世代ですが、とても若くてかわいらしい方です。

今回心配だったのは、そのの方のお父様が
ご病気で入院されていたことです。
今のところ大丈夫だけれど、状態が急変して、
万一のことでもあれば、当日出演することが
難しくなるかも、と聞きました。
もう、びっくりでした。




今から代わりに朗読をお願いする方を
探すことも難しいです。そこで考えました。
万が一、彼女が参加できなくなった場合、
自分で朗読と音楽を両方やってしまうおう!

音楽の他、朗読の練習もスタートしました。
朗読は普通の文章ならなんとかなりますが、
朗読の中にでてくるセリフ、「有難き幸せ」
など、武将の言葉を言うのに苦労しました。

しかも普段出さない力強い、低い声を出す
練習をしたので、のどを痛めてしまいました。

前日、彼女からメールが来ました。
「容体は安定しています。行けそうです。」
よかったです。ほっとしました。
当日、無事参加してもらえました。

予定通り、お寺の本堂で朗読と音楽の
コラボレーションを発表することができました。
今年は2人で参加できるだけで嬉しかったです。

朗読と音楽は、昨年と同じタイトルですが、
文章と音楽、少しずつ変えています。
「今年の音楽、随分印象が変わったね。」
と、お客様のみんなから言われました。
実は、4つある主題のうちの
1つを変えただけなのです。

より完成度が高くなったね、と言われると
「いや、まだまだです。」と答えながら、
正直、2人でできるかヒヤヒヤだった分、
無事、当日を迎えることができて、
嬉しさ倍増だった私たち2人でした。





いろいろあった分、終わってホッとしました。
今日は小さな会場でのピアノミニコンサート。

ミニコンサート、モーツァルトのトルコ行進曲や
”どうする家康”のテーマなど演奏しました。

来週のミニコンサートではショパンの
バラード第3番を演奏する予定です。




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お盆、怖い話で盛り上がりました

2023-08-19 13:05:41 | 日記
仲間で集まると、この季節は決まって
怖い話で盛り上がります。

これはKさん話です。
Kさんのお母さまは長い間、地元から
遠く離れた介護施設で暮らしていました。
先日、Kさんはお母さまを亡くされました。

「お盆に実家に帰った時、母の地元の
昔からのお友達がこんな話をされました。」


先日、ピンポーンと玄関のチャイムが
なったので出たら、Kさんのお母さまが
お孫さんと一緒においでになりました。

「あ~ら、お久しぶりね。いつこちらに
いらしてたの?」
「やっと、こちらに戻ってこれました。
私も故郷に帰れて、ほっとしているわ。
これからはあなたとも、ちょくちょく
お会いできるわね。」

お友達は母と会った夢を見たそうです。
夢だったのか、現実だったのか、
わからなくなるほどリアルな夢だったと
話されました。

「ところでお母さま、お元気ですか?」

「母は先日、死去いたしました。」
「え~っ!」

母は昔からの友達のところに夢で
ご挨拶に行ったようですね。


Kさんのお母さまは最後まで、
施設から早く家に戻りたいと
言ってみえたそうです。

Kさんのお母さまは、亡くなった後、
千の風になって故郷に帰ったようですね。


亡くなった方が夢で友達に会いに行く。
よくあるっちゃ、よくある話ですね。


そういえば、私も亡くなった方が
夢に出てきて、教えてもらったことが
ありました。随分昔のことになります。





ラフマニノフのピアノ曲”楽興の時”
Op16を練習していた時のことです。

お盆休み、夢でラフマニノフそっくりの
外国人の先生のレッスンを受けていました。
ラフマニノフ本人だったかもしれない。

彼は、私をじっと見つめ、顔の前に
親指を付きだして私に言いました。
「ソノオト、マチガッテマス。」

夢から覚めて、楽譜を出してみました。
指摘されたところを確認しましたが、
何回見ても、間違っていませんでした。





ふと気が付いたのですが、私の使っていた
楽譜、インターナショナル版に
ミスプリントがあったのかもしれない?

別の版の楽譜はどうなっているだろうか、
そう思ってお店に楽譜を見に行きました。

ちょうど発行されたばかりの楽譜が
ありました。その箇所を見てみると!





驚いたことに!確かに違う音でした。
すぐ楽譜を買い求めました。家に帰って
弾いてみると、こちらの版の音のほうが
より自然な感じに聞こえました。

やっぱり、ミスプリントだったかも。
それから注意してCDを聞いてみたら、
やはりこちらの版の楽譜が正しいみたい。

ラフマニノフそっくりな外国人が
夢で教えてくれたのでしょうか?
ちょっと怖くなった出来事でした。





このチラシはリトルワールドのイベントの
お知らせです。いってみたいです。







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8月お寺のイベント演奏の練習会

2023-08-17 19:16:06 | 日記
7月にもお寺のイベントで演奏しましたが、
来週、岐阜県のお寺のイベントで演奏します。
7月のイベントの時はお借りした電子楽器の
トラブルがありとても苦労しました。
そんな体験から、今回は十分な対策を!

やはりお寺にはピアノがないので、今度は
家から自分ちの電子楽器を持ち込むことに
しました。持っていくのは大変ですが。





メインとなるのは「歴女ピアニスト」得意の
「音楽と朗読のコラボレーション」です。

これを「メロディ朗読」と呼んでいます。
音楽は和音による朗読の伴奏ではなく、
美しいメロディが朗読と一緒になって
物語を語るように作曲しています。

このお寺で、毎年8月にやっているのは、
地元で活躍した戦国武将の生涯を物語に
まとめ、その朗読と音楽を重ねたものです。





年1回、今までに5.6回お寺のステージで
発表しています。最初4ページだった原稿も
5ページに増えて、音楽も少しずつ充実して
きたのではないかと思っています。

戦国武将の生涯なので毎年同じお話ですが、
文章を変えたり、音楽を変えたり、毎年
少しずつ成長、いろいろ工夫しています。
今年は音楽を一部リニューアルしてみました。





今日は2023年バージョンで、地元の
FM局のパーソナリティさんの朗読と
音楽との合わせ練習をしてみました。

1年ぶりの共演となりましたが、最初から
調子よく合わせることができました。
「音楽、すごく印象が変わったね。
いっそう戦国時代の雰囲気になった。」
実は4つのテーマのうち、1つを変えただけ
なのですが、随分印象が変わったそうです。

朗読さん、戦国武将になりきっている!
かっこいいです。私も当日が楽しみです。





他に私のソロ、”どうする家康”のテーマと
連弾”マツケンサンバ”も演奏します。
当日たくさんの方々に聞いてもらえると
いいな~。
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