歴女ピアニスト:ピアノコンサート&イベント日記

コンサートホール、社寺、博物館の歴史講座などで歴史トーク&演奏している珍し~い「歴女ピアニスト」のブログ。

尾張猿田彦神社のストリートピアノ演奏4回目です

2021-10-28 13:43:25 | ストリートピアノ
尾張猿田彦神社にあるストリートピアノ。
10月25日、参拝&演奏に行きました。
神社にあるストリートピアノ、珍しいです。
ここのピアノを弾くのは4回目です。

11月1日、尾張猿田彦神社のピアノは、
一宮市市制100周年記念イベントで
尾張一宮駅に移される予定です。





「駅に移される前にもう一度神社で、
演奏しよう。」と誘われ、出かけました。

駅に移されると、弾きたい人が多くいて
たいてい演奏は1人あたり5分の持ち時間と
なったり、待ち時間が長くなったりします。

神社にある時のほうが、ゆっくり演奏
できるのではないかと…。
みんな同じことを考えたようでした。





ピアノのあるスペースは個室感覚。
たぶんここで演奏すると、ほとんどの人は
緊張しないで、いつもの練習と同じように
リラックスして、演奏できるのでは
ないでしょうか。これはいいですね!

ピアノは古いシュベスター社のもの。
昨日のホールのYAMAHAのものと
かなり違った落ち着いた響きです。






昨日コンサートで演奏した曲を
ここでも同じように演奏しました。
同じ曲を、同じように演奏しても
随分印象が違ったと言われました。

このピアノ、尾張一宮駅に移動されるのは、
1年間だそうです。神社にあった時より、
きっと多くの人が演奏することでしょうね。





尾張猿田彦神社は普通の御朱印の他、
月替わりの絵入り御朱印もあって、
人気を集めています。

10月の御朱印は、”実りの秋”でした。
御祭神、猿田彦さんが漫画チックに
描かれていました。





神社には、こじんまりした池のある庭園が
あって鯉がたくさん泳いでいます。

鯉に餌をやっている子供さんの姿も
ありました。
さて、鯉の餌はどこにあるのかな?
…と思ったら!

境内の自販機で販売していました。
100円でした。





そのお隣には、子供さん向けの
おみくじの自販機もありました。

ここにも漫画チックな御祭神、
猿田彦さんの絵がありました。





なんだか楽しいお参りのできる
神社でした。
ストリートピアノが駅に移されても
時々お参りに行きたいです。


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江南市民文化会館でのピアノコンサートに出演しました

2021-10-25 15:15:04 | ピアノコンサート
2021年10月24日、愛知県江南市
江南市民文化会館、小ホールでの
ピアノコンサートに出演しました。

久しぶりの江南文化会館での演奏です。
やっと緊急事態宣言も解除になった10月。
いつもコンサート来て下さるお客様の
メンバーが揃った感じでとても嬉しいです。

今日はピアノ連弾で4曲、ピアノ独奏で
3曲の演奏です。会場の小ホールは、
427席です。なぜか大きく感じました。

この秋のシーズンは、連弾のパートナーや
伴奏などいろいろな方に頼まれていたので、
ピアノ独奏は今までのレパートリーです。

独奏は、ショパンのノクターンOp.9-2
エチュードOp.10-12、
ドボルザークのユモレスクです。

弾きなれている曲を演奏するのですが
会場もピアノもそれぞれ違うので
同じ曲でも油断はできませんよね。

同じ曲を弾いても、会場やピアノによって
微妙に違いが出てきます。

それが怖いところであり、
面白いところでもあります。

今日のホールはYAMAHAです。
輝かしい音色でよく響きます。

このピアノとの相性は悪くない。
本番は落ち着いて演奏できました。

久しぶりにドレスはサテンのベージュの
ドレスです。連弾の時は着替えて、
パートナーさんの衣装に揃えました。

コンサートの出演を待つ楽屋で
みんなでのおしゃべりタイム、
情報交換も楽しいものがあります。

ショパンコンクールに日本人が2名
入賞した話題で盛り上がりました。





あと、”神社のストリートピアノ”として
知られる、尾張猿田彦神社のピアノが
11月1日、尾張一宮駅に移される話が
出ました。ずっと延期されていましたが、
この日に決定されたようです。

駅に移される前に、一度弾きに行こう!
という話が盛り上がりました。

次の日に行く約束をしました。
あ~ぁ、やっとコンサートが終わって
解放されると思ったら、解放されるのが
1日遅くなった~!と言いつつも
ちょっとだけ嬉しい私達でした。





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石本正回顧展、ヌードの舞妓さんにびっくり!

2021-10-21 13:10:51 | 日記
愛知県一宮市、墨会館ピアノコンサートの後、
会場の近くにある、三岸節子記念美術館で、
石本正、生誕100年回顧展を見ました。

「会場、墨会館のすぐ近くにあるから、
コンサートが終わってから、寄ってみたら。」
と、招待券をいただきました。
芸術の秋、さっそく行ってみました。

日本画家、石本正さんの名前は
どこかで聞いていましたが、
「よく舞妓さん描いてる人」ぐらいの
知識しかなかったです。

チラシも舞妓さんの絵になっていました。
舞妓さん、ぱっと見、華やかなのですが、
その舞妓さんの表情が気になります。

舞妓さんって少女と呼ばれる年代なのに、
少し大人っぽい、愁いを含んだ表情…。
何か今の自分に満たされていない感じ、
深く考えているような複雑な表情…。





舞妓さんが見せた一瞬の心の動きを
微妙にキャッチして描いたのだろうか。

石本さんの描く舞妓さんは独特で、
伝統的な日本人の着物姿を描いているのに
どこか西洋風なニュアンスも感じられます。

石本さんは、西洋の美術や日本の仏像から
インスピレーションを受けて制作したと
言われているのも、ちょっと納得です。

でも、華やかな舞妓さんの群像より、
もっと衝撃的だったのは、
”ヌードの舞妓さん”です。

舞妓さんの化粧、髪飾りのままで、
着物を脱いで、寝そべっているのです!

そんな舞妓さんの裸体もたくさん
描かれ、展示されていました。

実際、舞妓さんに裸になってもらって
スケッチしたのだろうか?
それとも、着衣の舞妓さんをスケッチして
想像で描いたのだろうか?

とても奇妙なものに思えましたが、
石本さんは、ヌードの舞妓さんで
表現したい何かがあったのでしょうね。

これは画壇でも賛否両論だったそうです。
数ある作品中には、着衣の舞妓さんと
ヌードの舞妓さん、両方が描かれた絵も
制作されていたようでした。





ただ、描いている途中で、気が変わり
ヌードの舞妓さんは塗りつぶされた。
最終的に着物を着た舞妓さんだけが
絵の中に残されていました。

石本さんはヌードの舞妓さんを削除したことを
後になって、とても後悔したそうです。

ところで石本さんは、よく学生を連れて
ヨーロッパ各地を写生して回ったそうです。

その時、子供時代に戻ったように
夢中で写生に没頭していたそうです。
「楽しいから絵を描くのだ。」
と、よく語っていたそうです。

なるほどね。95歳で亡くなるまで
ずっと絵筆を握っていたそうです。

石本さんの展覧会にちょっと刺激を受けて、
帰りました。帰ってまた次のコンサートの
練習をスタートしています。










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文化財の建物、墨会館でのピアノコンサートに再度出演

2021-10-16 17:42:28 | ピアノコンサート
2021年10月16日、今月2回目の
登録文化財の会場、墨会館でのコンサートに
ピアノ独奏で出演しました。

コンサートの本番は11時からです。
リハーサルは9時にスタートしました。





普通、複数の出演者でのコンサートの場合、
リハーサルは、持ち時間、一人何分と
決められることが多いようです。

今回は会場に来た順に、本番で弾くように
通して1回ずつ演奏することになりました。

まるでストリートピアノで演奏するみたい。
本番の前に2回、ストリートピアノで
演奏した気分になりました。





さて、この会場は現在、愛知県一宮市の
公民館となっています。この建物は、
丹下健三さんの昭和30年代の建築です。

もともと”艶金”という繊維会社の社屋として
建てられました。当時の繊維産業の繁栄を
象徴するような、斬新な建物でした。





建物の見どころはパネルで表示されています。
1階は改装されて公民館として使われています。
2階部分は、文化財として保存されています。

2階へ上がると社長さん重役さん専用の
スペースです。一般の社員さんは当時、
この階段を上がることはなかったそうです。





2階部分はボランティアガイドさんの
案内で見せてもらうこともできるとか。

丹下健三さんのデザインした家具も
公民館スペースに展示されていました。

当時、時代の先端を行くデザインだった
座り心地のよい椅子が置かれています。





この椅子に腰かけて、リハーサルの録画を見て
みました。「ここはもっとスピードUPかな」
と、本番に備えて、演奏を立て直していきます。

リハーサルタイムに2回演奏できたので、
本番は割合、落ち着いて演奏できました。






ピアノはYAMAHAのフルコンサートピアノ。
古いものですが、よく響いてパワフルです。
響きすぎるくらいなので、ピアノ半開です。

ここを一般に開放して、”ストリートピアノ”
のように演奏することができないかしら?

公民館だから制約が多いかな…と思いますが、
一度、ストリートピアノ企画をやってみたい!
そんなことを思いました。





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世の中の動きをタロットカードで占ってみました

2021-10-12 12:06:57 | 日記
昨年からコロナ感染と世の中の流れについて
時々、タロットカードで占っています。
今のところ、だいたい当たっているようです。

そこで今日は久しぶりに、2021年10月の
コロナ感染の状態と世の中の動きはどうなるか、
占ってみました。

ちなみに、タロット占いは初心者です。
1枚引きでチャレンジしました。

”ペンタクル8”の正位置が出ました。
よい意味にとれるカードです。





”ペンタクル”は「貨幣」の意味があるので、
やっと経済が少しずつ回っていくようです。

「役立つものを作る」の意味があるので、
コロナの治療薬や治療方法の改善は
スピードはゆっくりですが、順調に
形になっていくのではないでしょうか。

ただ、「ゆっくり」なのですよね。

私が関わっているコンサート活動についても
10月も11月も、大きな会場でのものは
全部中止または延期になっています。

小さら会場でのものは、開催の予定です。
あせらず、じっくり構えていると、
少しずつ改善の方向に向かうのではないか
…と読み取りました。

感染対策も、練習も、ここで気を緩めて
さぼってはいけないのです。
「地道に頑張りましょう。」
…とカードが語っているようでした。















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