今年はずっと”歴女ピアニスト”としての
活動はありませんでしたが、
8月になってから、今年初めての
お寺での歴史イベントに出演しました。
イベントは岐阜県にある日蓮宗のお寺で
開催されました。地元出身の
戦国武将の命日のイベントでした。
毎年、8月下旬に行われています。
供養祭では、かき氷や綿菓子がふるまわれ、
夏祭りのようなイベントになっています。
今年はコロナ感染の心配があるで、
イベントは例年通り、開催しますが、
一般の方にPRをしないので、
関係者のみで行うとのことでした。
かき氷や綿菓子のサービスは感染防止のため、
中止となりました。それでも、演奏は
いつものようにお願いします…と、
お寺の方から連絡をいただきました。
やっと”歴女ピアニスト”の出番です。
お寺の本堂にはピアノがないので、
自宅からキーボードを持ち込んでいます。
毎年、このキーボードを使って、
戦国武将の激動の生涯を、
朗読と音楽のコラボレーションで
皆様に紹介しています。
昨年は地元FM局のパーソナリティーの方を
お呼びして、私の演奏に合わせて
朗読していただきました。
また、ピアノのレッスン生と一緒に、
連弾で唱歌やディズニーの名曲など
演奏した年もありました。
今年はコロナ感染リスクがあるため、
朗読と音楽と合わせや連弾の練習も難しいです。
そこで、連弾プログラムはなしにして、
朗読と音楽のコラボレーションを
私一人でやってしまうことにしました。
語りと音楽のコラボレーションを
”メロディ朗読”と名付けていますが、
まさか、”メロディ朗読”を一人でやるとは、
今年まで考えもしませんでした。
まず本堂に着いて楽器をセッティング。
前もって、2種類のバックミュージックを
録音しておきます。そして、本番では、
録音した音楽を流しながら朗読しました。
10時30分、関係者メンバーが
本堂に集まり、イベント開始です。
遠くからおいで下さった方もありました。
戦国武将のコスプレ、和服姿のお兄さんは
地元の武将隊のメンバーだそうです。
歴史マニアさんなどの姿もありました。
イベントがスタートして、和尚さんのご挨拶。
お経とお焼香の後が私の出番でした。
朗読と音楽で戦国武将のお話を披露しました。
やってみれば、できるものなのですね。
初めての”メロディ朗読”一人バージョン、
ステージはあっという間に感じました。
お寺ではコロナ自粛の時、蔵を整理したら、
豊臣秀吉直筆の書がボロボロの状態で
発見されたというニュースもありました。
今後修理して公開したいとのことです。
また来年も供養祭イベントで会いましょう!
参加メンバーで声を掛け合って別れました。