歴女ピアニスト:ピアノコンサート&イベント日記

コンサートホール、社寺、博物館の歴史講座などで歴史トーク&演奏している珍し~い「歴女ピアニスト」のブログ。

やっと”歴女ピアニスト”の出番です。

2020-08-23 17:05:52 | イベント
今年はずっと”歴女ピアニスト”としての
活動はありませんでしたが、
8月になってから、今年初めての
お寺での歴史イベントに出演しました。

イベントは岐阜県にある日蓮宗のお寺で
開催されました。地元出身の
戦国武将の命日のイベントでした。

毎年、8月下旬に行われています。
供養祭では、かき氷や綿菓子がふるまわれ、
夏祭りのようなイベントになっています。





今年はコロナ感染の心配があるで、
イベントは例年通り、開催しますが、
一般の方にPRをしないので、
関係者のみで行うとのことでした。

かき氷や綿菓子のサービスは感染防止のため、
中止となりました。それでも、演奏は
いつものようにお願いします…と、
お寺の方から連絡をいただきました。

やっと”歴女ピアニスト”の出番です。
お寺の本堂にはピアノがないので、
自宅からキーボードを持ち込んでいます。





毎年、このキーボードを使って、
戦国武将の激動の生涯を、
朗読と音楽のコラボレーションで
皆様に紹介しています。

昨年は地元FM局のパーソナリティーの方を
お呼びして、私の演奏に合わせて
朗読していただきました。

また、ピアノのレッスン生と一緒に、
連弾で唱歌やディズニーの名曲など
演奏した年もありました。





今年はコロナ感染リスクがあるため、
朗読と音楽と合わせや連弾の練習も難しいです。

そこで、連弾プログラムはなしにして、
朗読と音楽のコラボレーションを
私一人でやってしまうことにしました。

語りと音楽のコラボレーションを
”メロディ朗読”と名付けていますが、
まさか、”メロディ朗読”を一人でやるとは、
今年まで考えもしませんでした。





まず本堂に着いて楽器をセッティング。
前もって、2種類のバックミュージックを
録音しておきます。そして、本番では、
録音した音楽を流しながら朗読しました。

10時30分、関係者メンバーが
本堂に集まり、イベント開始です。
遠くからおいで下さった方もありました。

戦国武将のコスプレ、和服姿のお兄さんは
地元の武将隊のメンバーだそうです。
歴史マニアさんなどの姿もありました。




イベントがスタートして、和尚さんのご挨拶。
お経とお焼香の後が私の出番でした。
朗読と音楽で戦国武将のお話を披露しました。

やってみれば、できるものなのですね。
初めての”メロディ朗読”一人バージョン、
ステージはあっという間に感じました。


お寺ではコロナ自粛の時、蔵を整理したら、
豊臣秀吉直筆の書がボロボロの状態で
発見されたというニュースもありました。
今後修理して公開したいとのことです。

また来年も供養祭イベントで会いましょう!
参加メンバーで声を掛け合って別れました。

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8月も小さな会場でのミニコンサートに参加しました。

2020-08-10 15:06:45 | ピアノコンサート
7月に続いて8月も小さな会場でのミニコンサートシリーズに
ピアノソロで出演しています。
会場のあるのは、わらび餅の名店”明や”のある
愛知県一宮市です。

演奏時間はトークを含めて30分のミニコンサートです。
コロナのため、お客様は完全予約制。2組限定です。

前回7月25日のコンサートも、お客様は2組。8名。
ピアノを習っている小学生の子供さんとそのご家族でした。

お客様、8名とは随分少ない? 
新型コロナウイルス感染防止のため、
今はこのスペースなら、この人数が限界とのこと。

ある意味、とても贅沢なコンサートかもしれませんね。
このシリーズ、毎回こんな感じです。

…というか、今、全国各地で行われるいろいろなコンサート、
全部、こんな感じじゃないでしょうか?

逆に言うと、客席の50%しか使えない今、
こんな贅沢できるのは、「今(だけ)でしょ!」と言いたい! 
充分楽しんでいただけるといいですね。

演奏後、お客様からこんな質問がありました。
「”歴女ピアニスト”さんは、ロマン派の作品がお好きなようですね。
では、誰が一番お気に入りですか?」

答えるのが難しい質問です。
「今はショパンでしょうか?
でも3か月後は、別の作曲家と答えるかもしれませんね。
弾いていくうちに、微妙に変わっていくこともあります。」

「では、ショパンの作品の中で一番お得意の曲は?」
「得意といっても、最近やっとなんとか、
自分らしく弾けるようになってきたのが、バラードp47でしょうか?」

「わぁ、聞いてみたいですね~。
バラード3番、どの部分が好きですか?」

そこで、中間部の一番自分が好きな部分をちょっと弾いてみました。
「ちょっと聞いただけで、全部聞きたくなりました。
またミニコンサートで、全部聞かせてくださいね。」
お客さまと、思いがけず話がはずんでいまいました。





8月8日のコンサートはスペシャルディ。
演奏後に”明や”のわらび餅と、
冷たいお茶のサービスがありました。

このシリーズ、次の出演は8月22日、29日の予定です。
もうすでにお客様2組の予約が入って、
受け付け終了になりました。





終わって近くにある”町家珈琲”に行きました。
カップにプリントしたある建物がカワイイ。

ここも今はお客さんが少なく、静かで
天井の高いゆったりとした空間。とてもくつろげました。
コンサート後、贅沢な時間を味わってから帰りました。

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新しいピアノ、ピアノ開きに行ってきました。

2020-08-04 15:13:43 | イベント
連弾パートナーさんのピアノ室に、
新しいピアノが入りました。
ピアノはYAMAHAのものです。
今日、ピアノ開きに招待されました。

2階にあるピアノ室にピアノを入れるのに、
2時間かかったそうです。
さっそくピアノ開きと連弾の練習会。
新しいピアノを弾かせていただきました。

まず独奏で…とのこと。
まずドボルザークのユモレスクでスタート。
次に、シュトラウス=グリュンフェルトのウイーンの夜会。

新しいピアノの感触、いいですね。
とても鍵盤が軽く感じられ、弾きやすいピアノでした。
今は穏やかなマイルドな響きですが、
弾きこむと豊かな響きに成長しそうです。

次はパートナーさんとの連弾です。
実はコロナ騒ぎで連弾の練習は、
どうしても”密”になるから、自粛中でした。

4月初旬から久しぶりの連弾です。
ブルグミュラーでお国めぐり、
お話ピアノ連弾より6曲演奏しました。

まったく合わせ練習をしていなかったのに、
その割にいい感じに演奏できました。
長年パートナーとしてやってきたから?

これから、合わせ練習を重ね、
コンサートまでに完成させていきたいです。





パートナーさんのお宅にはかわいい猫ちゃんがいます。
猫ちゃんがピアノ室に入りたいようです。
でも臆病者なので、知らない人が来ると、
びびっているみたい。

今日持ってきたバッグは、
パートナーさんちの猫ちゃんとそっくりの
猫ちゃんの柄でした。
結構このバッグ、気に入っています。











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ピアノコンサート”自主リハーサル”会場予約&ちょっとお出かけ!

2020-08-01 15:26:06 | 日記
10月4日開催予定の神戸芸術センターでの
ピアノコンサートに備え、自主リハーサルのできる会場を
今日、予約申し込みに行きました。

コンサート本番のピアノはフルコンサートピアノです。
でも、家にフルコンがある出演者は少ないです。

フルコンの響きに慣れておきたいので、
ちょっと前にフルコンがある会場で練習します。

予約が取りやすく、しかもお値打ちに借りれる会場、
みんな、そんな会場があれば借りたいですよね。

会場、無事希望日に予約できました。
さて、”歴女ピアニスト”を名乗るからには、
ついでにこの近くにある歴史スポットを
見ておきたいですね。

そこで会場予約の後、”起”行きのバスに乗って、
終点の”起”(おこし)で下車しました。
目指すのは、愛知県一宮市”尾西歴史民俗資料館”です。

資料館は特別展をやっていました。
タイトルは、”美濃路、参勤交代物語”
~本当はつらい大名旅行~でした。

資料館のある周辺は昔、街道だったところです。
この”起宿”は、船着き場がある宿場町として、
とても賑わっていたそうです。

江戸時代、大名たちは参勤交代があり、
毎年、”起宿”は多くの人々が行き来していました。
宿場の資料がいろいろと展示されていました。

映画の題名になった”超高速参勤交代ですが、
「本当にあった超”高速参勤”」
また、象が江戸まで2か月かけて旅をした話など、
なかなか気合の入った面白い展示でした。





別館の”旧林家住宅”も公開されています。
美しいお庭を眺めて、のんびりくつろげました。
とっておきの観光スポット、穴場です。

そのあとは、”起宿”の面影を残す古い商家の建物へ。
現在、お食事、喫茶スペースがある”湊屋”として
保存&公開されていました。





今日はここでランチです。
涼しい風の入ってくる古い商家のお座敷で、
”おはぎランチ”をいただきました。

きなことあんこ、大きなおはぎ2個に、
冷たいそうめんとお漬物が付いています。
なんとも不思議な取り合わせでした。











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