日替わりの天気

2020-03-09 09:40:19 | 日記
 今日は朝から快晴の良い天候だ。新型ウイルスで外出には億劫になっていてうずうずの毎日だ。昨日など終日雨模様で自宅のパソコンと睨めっ子だった。なので今日のようなよい天気になると出かけたくなるのが人情ではあるまいか。
 3月11日がまたやってくる。あれからまる9年である。大津波に見舞われた東北各地の復興は順調に進んでいるようだが、被災された人々の復帰帰還はまだまだのようだ。特に原発事故による帰還は全くの状況のようである。阪神淡路大震災では9年目は殆ど現状回復だった。京阪神地区という都市部と東北の漁港との違いではあろうが特に原発被害という特殊性が大きな要因が早期回復を遅らせている。
 新型ウイルス蔓延で人々の動きが大きく止まってしまっている。すべてが中止中止で自治会の行事でさえ中止なのである。スーパーの売り上げも公共交通機関に乗車する人々も減って経済に大きな影を落としているに違いない。これほど大きな騒ぎになるとは思ってもみなかったのは私一人ではあるまい。仮にもしこれが日本国内の要因だったならば日本国内はもちろん全世界中から非難ごうごうであろうし、損害賠償の問題になるであろう。その損害額たるは猛烈な額に及ぶこと間違いなしである。
 NHKBS1で第二次世界大戦で活躍した零式戦闘機にまつわるドキュメントがあった。前篇後篇合わせて3時間のものだった。新しい知識を得て満足した内容だった。世界の最先端をゆく名機ともてはやされたゼロ戦だったが、流石に米国の対応で日本が開発しそれを頼りに戦いを挑んだものを打ち砕く策を開発して見事に打ち勝ったものだった。以前にもあった「太平洋戦争」のドキュメントはそれなりに評価の高いものだったが今回もまた違った視点でのものだった。特攻を支持し20歳そこそこの若者を敵艦めがけて突入させる命令をした上官が日本に帰国して最近まで生き延びていた現実を知って驚いた。旧日本軍軍部とはそんなものだったのかということだ。かの有名な忠臣蔵の赤穂浪士は上司の殿様の無念を晴らすために討ち入り切腹して果てた。江戸時代の人間のほうがよほど優れていたのではあるまいか。久しぶりによい番組に出会えて嬉しかった。

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