アラン・ドロンさん

2024-08-18 18:22:02 | 日記
18日、仏映画俳優のアラン・ドロンさんがお亡くなりになった。88歳。彼が有名になったのは映画「太陽がいっぱい」で甘いマスクが多くの観客を引きつけた。彼が演ずる主人公は最後にその悪がバレるところで物語は終わる。フランス映画のパターンなのかもしれないが私がお勧めする映画は「死刑台のエレベータ」だ。主役のモーリス・ロネが悪の(殺人)の後、エレベーターに閉じ込められてしまう。彼女(ジャンヌ・モロー)と待ち合わせ時間が刻々と迫る中、エレベーターから脱出しようともがくところが真に迫ってみる人をそわそわイライラさせるところがなんとも面白い。この映画も最後は犯人が浮かび上がってしまうところで終わるが恋人役のジャンヌ・モローの演技もまた素晴らしい。
 「太陽がいっぱい」はカラーだが、「死刑台のエレベーター」はモノクロである。モノクロだからまたこの映画にはピッタシだ。オードリーの「昼下がりの情事」もまたモノクロで若い頃のオードリーの可憐な姿は見ものだ。