夏の甲子園球場で開催される高校野球選手権大会が中止となった。すでに多くの国民の皆さんは予想してはいたがいざそうと決定されるとなるとこのコロナ禍はどれだけの影響だったのかがよく理解されるだろう。それは甲子園の大会だけではなくて地方予選大会も併せての中止だから選手の皆さんはもちろんそれに携わる多くの関係者もあることだから大変なものだろう。これだけでも日本のＧＤＰを押し下げる額は少なくない。
21日、大阪兵庫京都の近畿2府1県の緊急事態宣言が解除される。カラオケボックスやライブハウスなどを除いての解除だが、解除後の人出はどうであろうか。ワッと元通りの人波とはいくまい。そろりと周りを伺いながらのものになるのではないだろうか。当分マスクは手放せないだろうから居酒屋などは回復に相当な時間を要するだろう。電車に乗るのも用心構えの心境で席を空けながらの姿になるに違いない。
北海道、首都圏は宣言がまだ続く。4月の外国人の日本訪問客が前年同月比99.9％減の2900人だった。鎖国状態といっていいだろう。つい半年前は絶好調なインバウンドによる好景気などと声高に言っていた観光地は今どん底に陥っている。外国人がダメならせめて国内の高齢者の財布のヒモを緩める手法に変化すべきではないか。10万円支給ではとても足りない。ほんのちょっぴり国民に手当を差し伸べてみせたが、内心本当はまだまだ余裕があるはずでそろそろ政策の変更時期にきているのではないのではないかだ。大手銀行の決算だが高額の配当金の好決算発表のようで銀行はかなりの利益を上げている。国民から長年吸い上げた利益があるはずで今このコロナ騒ぎでこれまでの政策を変更すべきところであろう。