彼岸入り

2020-03-18 10:06:03 | 日記
 彼岸入りを迎えてやっと春らしい陽射しになった。季節は春だが日本はいや地球はその地球の北半球はコロナ騒ぎでいつもの春とは大いに違う様子である。人の行き来を制限する動きが活発になって停滞ぎみの姿が鮮明になりだした。こんな中で我日本は東京オリンピック開催を強調しているが世界の大方は否定的な見方が大勢を占める動きをしている。国内の方も止めたほうがよいの意見が開催賛成の方よりも多いようだ。アスリートの皆さんもこれでは本気で競技に向かっての体力精神力気力も失われてしまっているだろう。安倍さんと小池さんが何が何でもやりますよとカラ威張りで叫んでいるだけで世界も選手も協会ももうやれない方向にハラつもりに違いない。
 この東京大会だが言い出しっぺは石原慎太郎元東京と知事だったのではないか。この人何かと人気があったようだがなにか因縁が付きまとうと思えてならない。日本維新の会という国政選挙でこの会を立ち上げた橋下徹元大阪府知事にすり寄り仲間になりたいと申し出たが、大阪と東京に分派していわば維新の会が立ち消えそうになった。維新の会の勢いを弱めた張本人がこの石原元東京都知事だった。今回の東京オリンピックもまさに今延期か中止かの瀬戸際にある。
 小中学校の休校が続いている。久しぶりの登校で喜ぶ児童生徒がテレビで報道されているが仲間とあえて話会えることがどんなに嬉しいことかは自身のこととして理解できる。家の中で過ごすことよりも学校での生活がどんなに嬉しいかだ。これはなにも子供たちに限ったことではあるまい。大人だって仲間と会えないでいることはストレスが溜まる。EU諸国は外出禁止措置を採用する動きが強まっている。そんな中でオリンピックなど到底できそうにないのが現実である。あの新装のオリンピックスタジアムはどうなるか。高い税金が使われた建物は本来の使われ方をしないまま終わりになるのか。小池東京都知事に往時の晴れやかな笑顔は今は見られない。