玉ねぎ
当店では、飲食店様から玉ねぎの注文があると
原則皮をむいた状態で納品しております
去年から今にかけて続く国産玉ねぎの高騰
産地では不作もあり、なかなか大阪に
欲しいサイズの国産玉ねぎは入ってきません
入ってきてもすんごい高い
今まで２０年以上関わってきた中で1番高いのではないのでしょうか？
過去にも国産の状態が悪くて、アメリカ産の玉ねぎに切り替えたことがありますが
今年は色んな情勢の影響で、アメリカなど外国からの輸入青果の入荷がとても不安定
ならばと、例年はない中国産の玉ねぎを仕入れることに
皮をむいて思ったのは、中国産は、見た目、形、皮のむき加減は淡路島産に近いのですが
加熱して食べると食感は北海道産のように
シャキシャキしています
そして、いつもは国産の優秀な玉ねぎたちの皮をむいているので
中国産の玉ねぎの皮をむくと
腐っていたり、むいてもむいてもきれいな白い玉ねぎが現れなかったり
と、商品にならない玉ねぎが多くて
廃棄することになるので
すごく勿体なくて、ストレスたまります
一部分だけの腐りなら、家庭用なら問題ないので
持ち帰り家で使うことにしていますが
それもたくさんとなると、家が玉ねぎだらけに
値段は国産の半値ぐらいで納品させてもらっていますが、
廃棄率が高いと、当店としても損する部分があるため、つらいところです
中国産だから悪い、というわけではないかと思います
国産でも出回りの終わりの頃は黒カビ、腐り、何枚皮むくねん？など、やはりあります
が、輸入ものはその率が多いように感じます
国産指定のお客様もおられますので
北海道産の残りの玉ねぎを何ケースか確保はしておりますが
５月頃から出回りはじめる淡路島産の玉ねぎが安定して入ってこないことには
いつまでこの状態が続くのかはわからない状況のようです
玉ねぎがよく売れる当店としては、
戦々恐々としております
その他青果も安くなってきたものもあれば
高値のままのものも
産地の天候、原油価格高騰、輸送費の経費、
当店の納品時の経費、など、高値になる原因がたくさんある状況です
飲食店様にとっては、喜久屋の野菜高くない？
業務スーパーで買ったほうが安くない？
かと思われるかもしれませんが
そこは、新鮮、目利き、仲卸との信頼関係、
仕入れしている主人とお客様との信頼関係で
なんとか、当店にご注文頂いているのかな、と思っております
これからもお取引店様のご要望にお答えできるよう、日々精進していかねば、です
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@kikuya_yasai
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