かざぐるまの呟き

宮古吟詠会で詩吟を楽しんでいます。詩吟のこと日常のことなど呟いていきます。

万葉集人気ベストテンから

2014-07-05 17:53:12 | 日記
 今日は、四位と五位です。
 
 四位
  春過ぎて 夏来るらし 白たえの 衣干したり 天の香久山
 
(巻一・二八 持統天皇)
  「はるすぎて なつきたるらし しろたえの ころもほしたり あまのかぐやま」
 
 大和三山の一つ、香久山は標高152メ-トルの低い山ですが、持統天皇は
大きなスケ-ルで詠んだといわれています。百人一首にも載っています。

   天の香久山

 
 第五位
 田子の浦ゆ うち出でて見れば ま白にそ 富士の高嶺に 雪は降りける      (巻三・三一八 山部赤人)
  「たごのうらゆ うちいでてみれば ましろにそ ふじのたかねに ゆきはふりける」

 私たちの詩吟の教本にもあります。巻三・三一七の長歌に続けて吟ずるようになっています。
 何年か前に、八幡様の宵宮で吟じたことがありますが、反歌だけより良いなあと思いました。

   片岡球子 93歳の作品

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1 コメント

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Unknown (shinbow)
2014-07-06 01:37:36
回復が進やいなやハイペースの更新ですね。百人一首はほぼ忘れましたが、さくらんぼは美味そうです。
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