かざぐるまの呟き

宮古吟詠会で詩吟を楽しんでいます。詩吟のこと日常のことなど呟いていきます。

万葉集人気ベストテン

2014-07-08 17:08:01 | 日記
 今日は最後の十位です。

 第十位

 我が背子を 大和へ遣ると さ夜ふけて 晩露に 我が立ち濡れし

 (巻二・一〇五 大伯皇女)
 「わがせこを やまとへやると さよふけて あかときつゆに わがたちぬれし)
 背子とは大津皇子、天武天皇の第三皇子です。大伯皇女は姉です。
13歳で伊勢神宮の斎宮になりました。ひそかに訪れ何を話したので
しょう。天武天皇亡き後大津皇子は、謀反の罪で処刑されてしまい
ます。二上山の頂上に埋葬されたそうです。文武両道、風貌も優れ
人望の熱い皇子だったそうです。

     皇子の墓がある二上山

 
 詩吟学院岳風会の教本には、万葉集歌が十六首載っています。
 私もいろいろと興味を持ったので全文通読を思い立ち、毎日
ただただ読みました。段々、読みなれてきたら、スピ-ドも出
てきて二か月で読み終わりました。四千五百十六首。疲れまし
たが良かったです。面白かったのは国民学校で歌っていた「海
行かば----かえりみもせず。」意味も分からず、へにこそしな
を、「へにこそしな雨」と歌っていました。
 大伴家持の長歌の一部でした。時代に合わせたのでしょう。

 以上日めくり万葉集から、人気ベストテンを書きました。
 
       かざぐるま回りました

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2 コメント

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Unknown (shinbow)
2014-07-10 13:27:04
万葉集は4,516首ですか。選考前は本当に万首
位有ったのかも知れません。
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Unknown (nyannko)
2014-07-11 14:53:21
「辺にこそ死なめ」と予科練で歌ったもでした。  飴など降っていなかったと思います
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