かざぐるまの呟き

宮古吟詠会で詩吟を楽しんでいます。詩吟のこと日常のことなど呟いていきます。

万葉集人気ベストテン

2014-07-06 12:33:47 | 日記
 今日は六位と七位です。

 第六位
 
 恋ひ恋いて 逢へる時だに 愛しき 言尽くしてよ 長くと思はば

 (巻四・六六一 大伴坂上郎女) 

 「こいこいて あへるときだに うるわしき ことつくしてよ ながくとおもはば」
 大伴坂上郎女は家持の叔母であり、娘は家持の妻でもあります。万葉集には女性歌人
としては最も多い八十四首が載っています。
 

d 第七位

 東の 野に炎の 立つ見えて かえり見すれば 月傾きぬ

 (巻一・四八 柿本人麻呂)

 「ひむがしの のにかぎろひの たつみえて かへりみすれば つきかたぶきぬ」
 奈良県阿騎野に、軽皇子が狩りに出かけ、野宿したときに詠んだ歌です。皇位継承
の意味と月沈み、太陽上る風景が重なります。
  
  かぎろひを観る会 毎年旧暦11月17日早朝に行われる行事

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