Labyrinthe

& Le Charme

コンサートレポート

2008-03-08 18:24:10 | 音楽
ここのところ、3回程コンサートに行ってきたのでその感想です。

一回目は私が聞きたかったモーツァルトオーボエ協奏曲とメンデルスゾーンのスコットランド。
私はフルートを吹くのですが、モーツァルトのオーボエ協奏曲は1度移調してフルート協奏曲(オーボエはハ長調、フルートはニ長調)になっているので、一度プロで聞きたかったのが、今回のチケットを買った動機。
でも、オーボエうまかったけどフルートの参考にはならん!!
というのが感想でした。
もうちょっと私がレベルが高ければ、参考に出来る気がしないでもない。
あと、スコットランドはI was attracted to Scotland symphony again because I went to Scotland.ていう感じでした。
やっぱり実際にスコットランドの地を見ると、あの曲の魅力が増幅します。
知らないと、ちょっと華やかさに欠ける曲なので初心者は難しいかなぁ。

二回目はブラームスの交響曲一番がトリでした。二曲目はハイドンのチェロ協奏曲。ソリストは音大卒業したばっか、という年齢の新人です。最初はちょっと曲作りだれてるんじゃないか?って思いましたが、最後は結構がんばっていました。
ブラームスの1番は曲も良いので、満点の出来。
でも、それ以上に面白かったのはアンコールにブラ1の最後の1分半を持ってきた事。
あの盛り上がりをもう一度アンコールで味わえたのは、指揮者の名判断かも。

三回目は一番うまかった演奏会です。
ピアノ五重奏で横山幸雄という組み合わせなら、ピアニストなら行く人もいるでしょう。
席も完売、でもちょっとマイナーな曲目です。
室内楽コンサートの候補は二つあって、曲目は1月のが良かったけど、演奏者でこっちにしてしまいました。
私はヴァイオリンの矢部達也が好きなので、購入したのもあるのですが、このコンサートの演奏は出色でした。
まず、曲の出来が全体として素晴らしい。
曲目の組み合わせも素晴らしい。
文句と言ったら、アンコールがなかった事ぐらいでしょうか。
私はフォーレが好きで、シューマンもまあ好きなので買ったのですが、シューマンのピアノ五重奏が傑作だと初めて知りました。
楽器が5本しかないのに、曲の厚みは交響曲並みです。
ピアノ五重奏ですが、ピアノも有機的に弦と絡み合ってまるで一つの楽器のように響いてくるのは、コンサートホールで聴く醍醐味と言えるでしょう。
この演奏はCDで発売してもいいぐらいの完成度でしたが、録音している所がなかったのできっと聴いた人たちの記憶のみに残る気が。
でも、演奏者たちはみんな若いのでこれからどんどん素晴らしい演奏を残していくと思います。
私もがんばろう!と思った演奏会でした。


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