壮大な恋愛物語を完成させた乙女ラヴォスの、ワイルド・ラヴォスへの恋心はその後どうなったか気になるところです。
乙女ラヴォスはすっかり落ち着いていました。
壮大な恋愛妄想で自己完結してしまった感もあります。恋のエネルギーは妄想物語で放出されてしまったというところでしょうか。
もちろん、今でもワイルド・ラヴォスのことを思い出しますが、それは恋というよりも、穏やかな情愛とでも申しましょうか・・・
乙女ラヴォスの恋心は友情に変化し、甘酸っぱい懐かしい思い出となりつつあるようです。
乙女ラヴォスは思います。
あの恋は甘く、そして切ないものでした・・・
そう、たとえば・・・蜂蜜をのっけたレモンを食べるようなものでしょうか。
蜂蜜は甘く、レモンはすっぱく・・・
ああ、なんだか「よだれ」が出てきました。涙も流しましたが、よだれもよく流す乙女ラヴォスです。
まあ、とにかく・・・流した「よだれ」の分だけ、いえ、「涙」の分だけ、ちょっと成長したような気分になります。
本当に成長したのかどうかは別として、恋は乙女を成長させるものなのだと、乙女ラヴォスは信じています。
・・・もう思い出にしてしまうなんて、その恋はちょっと簡単すぎるのでは・・・と思わないでもありませんが、気持ちが落ち着いてきたのはいいことです。
そう、ラヴォスはあんまり思い悩んだり、クヨクヨしないのです。
お友達のラヴォスお嬢様も、乙女ラヴォスから毎度毎度同じ恋の話を聞かなくてすみます。ワイルド・ラヴォスのことをいい思い出にしてくれて、本当に良かったです。
もちろん、乙女ラヴォスは、ワイルド・ラヴォスの宇宙での旅の安全を祈ってます。
祈る時、乙女心は高揚します。そう、祈りはまさに乙女らしい乙女の中の乙女な行為です。
けど、ずっと祈り続けているわけではなく、時たま、祈ってます。
そして、ワイルド・ラヴォスが新しい星を見つけることが出来ずに帰ってきても、讃え、ほかのラヴォスの皆さんと一緒に暖かく迎えようと思ってます。
そのときには、無事に帰還したお祝いパーティもあるはずです。たくさんの美味しい食べ物が出ることでしょう。ぜひとも、そういう席には参加したい乙女ラヴォスです。もちろん、ワイルド・ラヴォスを讃えるため、旅の労をねぎらう為ですが、食べ物が目当てというのも、ちょっとあります。
でも、もしも、新しい星を見つけて帰ってきたら・・・それは大ニュースとなり、ワイルド・ラヴォスは英雄の中の英雄ラヴォスとして讃えられ、お祝いの規模は計り知れません。
ワイルド・ラヴォスが新しい星を見つけて帰ってきたら・・・ああ、また恋心が復活してしまうかもしれません。
けど、ワイルド・ラヴォスが新しい星に一緒に来て欲しいと言ってきたら・・・ちょっと迷ってしまう乙女ラヴォスです。
乙女ラヴォスは今いるこの星が好きなのです。
新しい星も、もちろん興味はあるのですが・・・そして、ワイルド・ラヴォスのお誘いを断るのは惜しい気もしますが・・・この星を離れたくありません。
そこのところは、ちょっと悩みどころです。
けど、そもそもワイルド・ラヴォスが「新しい星に一緒に来て欲しい」と誘うかどうか分かりません。いえ、たぶん誘わないでしょう。
・・・まあ、そういうことはあまり考えないようにしてます。
誘われるけど、涙ながらに断る・・・という辛い別れのシーンを思い浮かべます。
ああ、なんということでしょう。
空想の中では・・・ワイルド・ラヴォスを振ってしまう乙女ラヴォスです。
そう、乙女ラヴォスにとって、もうワイルド・ラヴォスは「過去の思い出のオスラヴォス」なのです。
あの恋は遠い昔のこと・・・なのです。
乙女ラヴォスは辛い決断をします。
ワイルド・ラヴォスに誘われても、別れを選ぶことにします。
また、なんだか勝手な妄想・・・いえ、空想の恋の物語が生まれます。
乙女ラヴォスのお口から涙が流れます。
今日も、穏やかな時が流れます。
今、乙女ラヴォスのお口から流れている「涙」は、食事の時間には「よだれ」に変わっていることでしょう。
そう、恋が思い出に変わったように、涙はよだれに変わるのです。
それでこそ乙女ラヴォスなのです。
乙女ラヴォスはすっかり落ち着いていました。
壮大な恋愛妄想で自己完結してしまった感もあります。恋のエネルギーは妄想物語で放出されてしまったというところでしょうか。
もちろん、今でもワイルド・ラヴォスのことを思い出しますが、それは恋というよりも、穏やかな情愛とでも申しましょうか・・・
乙女ラヴォスの恋心は友情に変化し、甘酸っぱい懐かしい思い出となりつつあるようです。
乙女ラヴォスは思います。
あの恋は甘く、そして切ないものでした・・・
そう、たとえば・・・蜂蜜をのっけたレモンを食べるようなものでしょうか。
蜂蜜は甘く、レモンはすっぱく・・・
ああ、なんだか「よだれ」が出てきました。涙も流しましたが、よだれもよく流す乙女ラヴォスです。
まあ、とにかく・・・流した「よだれ」の分だけ、いえ、「涙」の分だけ、ちょっと成長したような気分になります。
本当に成長したのかどうかは別として、恋は乙女を成長させるものなのだと、乙女ラヴォスは信じています。
・・・もう思い出にしてしまうなんて、その恋はちょっと簡単すぎるのでは・・・と思わないでもありませんが、気持ちが落ち着いてきたのはいいことです。
そう、ラヴォスはあんまり思い悩んだり、クヨクヨしないのです。
お友達のラヴォスお嬢様も、乙女ラヴォスから毎度毎度同じ恋の話を聞かなくてすみます。ワイルド・ラヴォスのことをいい思い出にしてくれて、本当に良かったです。
もちろん、乙女ラヴォスは、ワイルド・ラヴォスの宇宙での旅の安全を祈ってます。
祈る時、乙女心は高揚します。そう、祈りはまさに乙女らしい乙女の中の乙女な行為です。
けど、ずっと祈り続けているわけではなく、時たま、祈ってます。
そして、ワイルド・ラヴォスが新しい星を見つけることが出来ずに帰ってきても、讃え、ほかのラヴォスの皆さんと一緒に暖かく迎えようと思ってます。
そのときには、無事に帰還したお祝いパーティもあるはずです。たくさんの美味しい食べ物が出ることでしょう。ぜひとも、そういう席には参加したい乙女ラヴォスです。もちろん、ワイルド・ラヴォスを讃えるため、旅の労をねぎらう為ですが、食べ物が目当てというのも、ちょっとあります。
でも、もしも、新しい星を見つけて帰ってきたら・・・それは大ニュースとなり、ワイルド・ラヴォスは英雄の中の英雄ラヴォスとして讃えられ、お祝いの規模は計り知れません。
ワイルド・ラヴォスが新しい星を見つけて帰ってきたら・・・ああ、また恋心が復活してしまうかもしれません。
けど、ワイルド・ラヴォスが新しい星に一緒に来て欲しいと言ってきたら・・・ちょっと迷ってしまう乙女ラヴォスです。
乙女ラヴォスは今いるこの星が好きなのです。
新しい星も、もちろん興味はあるのですが・・・そして、ワイルド・ラヴォスのお誘いを断るのは惜しい気もしますが・・・この星を離れたくありません。
そこのところは、ちょっと悩みどころです。
けど、そもそもワイルド・ラヴォスが「新しい星に一緒に来て欲しい」と誘うかどうか分かりません。いえ、たぶん誘わないでしょう。
・・・まあ、そういうことはあまり考えないようにしてます。
誘われるけど、涙ながらに断る・・・という辛い別れのシーンを思い浮かべます。
ああ、なんということでしょう。
空想の中では・・・ワイルド・ラヴォスを振ってしまう乙女ラヴォスです。
そう、乙女ラヴォスにとって、もうワイルド・ラヴォスは「過去の思い出のオスラヴォス」なのです。
あの恋は遠い昔のこと・・・なのです。
乙女ラヴォスは辛い決断をします。
ワイルド・ラヴォスに誘われても、別れを選ぶことにします。
また、なんだか勝手な妄想・・・いえ、空想の恋の物語が生まれます。
乙女ラヴォスのお口から涙が流れます。
今日も、穏やかな時が流れます。
今、乙女ラヴォスのお口から流れている「涙」は、食事の時間には「よだれ」に変わっていることでしょう。
そう、恋が思い出に変わったように、涙はよだれに変わるのです。
それでこそ乙女ラヴォスなのです。