春です。
乙女ラヴォスにとって、春は大好きな季節ですが・・・今日はとくにワクワクしています。
それは、口紅を手に入れたからです。
そう、今、ラヴォス村では口紅でお化粧することが、メスのラヴォスたちの間で流行しているのです。
口紅でのお化粧を考案したのは・・・おしゃれなラヴォスたちの間で教祖様ともてはやされている「ファッション・ラヴォス」です。
口紅は品薄状態でなかなか手に入らなかったのですが、やっと、桃色の口紅が乙女ラヴォスのもとに届きました。
桃色・・・まさに「乙女な色」です。
乙女ラヴォスはさっそく口紅を塗ってみます。もちろん「お口」にです。
ラヴォスのお口は意外にも面積が広いので、塗るのは大変ですが、塗っている間も乙女ラヴォスにとっては楽しいひとときです。
ああ、でも・・・口紅はすぐに減ってしまいます。
大切に使いたいところですが、3つに割れているすべての「お口」に塗らないと、やっぱりヘンです。
なので、「お口全て」に塗ってみました。
そうしたら、ああ、なんということでしょう。
お口が桃色になっています♪(当然です)
なんだか・・・色っぽいです。
そう、発情期には、ここの星に住んでいるメスラヴォスたちのお口は「桃色」になるので、余計にそう感じるのでしょう。
ちょっとオトナになった気分です。
乙女ラヴォスの春のひととき・・・
ただ、口紅がだいぶ減ってしまっているので、また注文しなくてはなりません。
なので、当分、お化粧したままでいることにしました。というか、口紅が剥げるまで、もったいなくて、化粧落としなんてできません。
そんな口紅について、一部のラヴォスたちの間から、批判が出ています。
オスのラヴォスたちからは「発情期かどうかの見分けがつかなくて大変困る」とのこと。
発情期なのかと思って、桃色のお口のメスラヴォスに近づいたところ、お化粧をしただけのラヴォスで、ガードも固く、すげなく振られるらしいのです。
しかし、これについて、ファッション・ラヴォスは「本当に魅力のあるオスのラヴォスであれば、相手が発情しているかどうかは関係ないわ」「モテないことを、口紅の所為にするなんて、オスらしくないわ」「メスの愛を獲得するのに、メスの発情期しか狙えないなんて、なさけないわ」と反論。
この反論には、どのオスラヴォスたちも言い返せませんでした。
年配のラヴォスたちからは「発情期を装っているようで下品」「オスを誘っているようで下品」との意見が出ました。が、これに対しても「発情期のメスは下品なのかしら?だとしたら、発情期のメスに対して、とても失礼だわ」と正論をぶつけます。さすがの年配のラヴォスたちも何も言えなくなりました。
ファッション・ラヴォスはなかなか弁の立つラヴォスのようです。
こうして・・・多くのラヴォスたちの間に口紅が流行っていきました。
あちこちで、口紅を塗ったラヴォスたちを見かけるようになりました。
発情期のメスを見ているようで、若いオスラヴォスたちもワクワクしています。
ラヴォス坊やもちょっとだけワクワクしています。
「ラヴォスお嬢様は口紅を塗らないのかしら」と思うものの、素顔・・・いえ、素口のラヴォスお嬢様も充分に素敵です。
ラヴォスお嬢様はのんびりしていて、世事に疎いので、口紅にはまだ手を出していないようです。
※ちなみに、腹巻きはまたもや完成しなかったようです。
美少女ラヴォスは、乙女ラヴォスよりも、ちょっと濃い目の口紅を手に入れ、たまにお化粧を楽しんでいるようです。
プリマ・ラヴォスはいろんな色の口紅を使い始めました。舞台では役柄に合わせ、口紅の色を変えます。
パッション・ラヴォスも旅先でショッキングピンクの口紅を手に入れたようです。
ラヴォスおばさんも、こっそりと注文したようです。
なかには口紅を塗ったオスのラヴォスも出てくるようになり・・・そのうち、いろんな色の口紅が出回るようになりました。中には「艶出し透明の口紅」もあり、ラヴォスたちのお口は色とりどりとなり、艶も良く、華やかな雰囲気になりました。
もちろん、オスでもなくメスでもない中性無性のラヴォスたちも、口紅を楽しむようになり、ラヴォス界に「お口のお化粧」が定着したようです。
ファッション・ラヴォスの功績は偉大です。これからもラヴォス・ファッション界を盛り上げていくことでしょう。
乙女ラヴォスにとって、春は大好きな季節ですが・・・今日はとくにワクワクしています。
それは、口紅を手に入れたからです。
そう、今、ラヴォス村では口紅でお化粧することが、メスのラヴォスたちの間で流行しているのです。
口紅でのお化粧を考案したのは・・・おしゃれなラヴォスたちの間で教祖様ともてはやされている「ファッション・ラヴォス」です。
口紅は品薄状態でなかなか手に入らなかったのですが、やっと、桃色の口紅が乙女ラヴォスのもとに届きました。
桃色・・・まさに「乙女な色」です。
乙女ラヴォスはさっそく口紅を塗ってみます。もちろん「お口」にです。
ラヴォスのお口は意外にも面積が広いので、塗るのは大変ですが、塗っている間も乙女ラヴォスにとっては楽しいひとときです。
ああ、でも・・・口紅はすぐに減ってしまいます。
大切に使いたいところですが、3つに割れているすべての「お口」に塗らないと、やっぱりヘンです。
なので、「お口全て」に塗ってみました。
そうしたら、ああ、なんということでしょう。
お口が桃色になっています♪(当然です)
なんだか・・・色っぽいです。
そう、発情期には、ここの星に住んでいるメスラヴォスたちのお口は「桃色」になるので、余計にそう感じるのでしょう。
ちょっとオトナになった気分です。
乙女ラヴォスの春のひととき・・・
ただ、口紅がだいぶ減ってしまっているので、また注文しなくてはなりません。
なので、当分、お化粧したままでいることにしました。というか、口紅が剥げるまで、もったいなくて、化粧落としなんてできません。
そんな口紅について、一部のラヴォスたちの間から、批判が出ています。
オスのラヴォスたちからは「発情期かどうかの見分けがつかなくて大変困る」とのこと。
発情期なのかと思って、桃色のお口のメスラヴォスに近づいたところ、お化粧をしただけのラヴォスで、ガードも固く、すげなく振られるらしいのです。
しかし、これについて、ファッション・ラヴォスは「本当に魅力のあるオスのラヴォスであれば、相手が発情しているかどうかは関係ないわ」「モテないことを、口紅の所為にするなんて、オスらしくないわ」「メスの愛を獲得するのに、メスの発情期しか狙えないなんて、なさけないわ」と反論。
この反論には、どのオスラヴォスたちも言い返せませんでした。
年配のラヴォスたちからは「発情期を装っているようで下品」「オスを誘っているようで下品」との意見が出ました。が、これに対しても「発情期のメスは下品なのかしら?だとしたら、発情期のメスに対して、とても失礼だわ」と正論をぶつけます。さすがの年配のラヴォスたちも何も言えなくなりました。
ファッション・ラヴォスはなかなか弁の立つラヴォスのようです。
こうして・・・多くのラヴォスたちの間に口紅が流行っていきました。
あちこちで、口紅を塗ったラヴォスたちを見かけるようになりました。
発情期のメスを見ているようで、若いオスラヴォスたちもワクワクしています。
ラヴォス坊やもちょっとだけワクワクしています。
「ラヴォスお嬢様は口紅を塗らないのかしら」と思うものの、素顔・・・いえ、素口のラヴォスお嬢様も充分に素敵です。
ラヴォスお嬢様はのんびりしていて、世事に疎いので、口紅にはまだ手を出していないようです。
※ちなみに、腹巻きはまたもや完成しなかったようです。
美少女ラヴォスは、乙女ラヴォスよりも、ちょっと濃い目の口紅を手に入れ、たまにお化粧を楽しんでいるようです。
プリマ・ラヴォスはいろんな色の口紅を使い始めました。舞台では役柄に合わせ、口紅の色を変えます。
パッション・ラヴォスも旅先でショッキングピンクの口紅を手に入れたようです。
ラヴォスおばさんも、こっそりと注文したようです。
なかには口紅を塗ったオスのラヴォスも出てくるようになり・・・そのうち、いろんな色の口紅が出回るようになりました。中には「艶出し透明の口紅」もあり、ラヴォスたちのお口は色とりどりとなり、艶も良く、華やかな雰囲気になりました。
もちろん、オスでもなくメスでもない中性無性のラヴォスたちも、口紅を楽しむようになり、ラヴォス界に「お口のお化粧」が定着したようです。
ファッション・ラヴォスの功績は偉大です。これからもラヴォス・ファッション界を盛り上げていくことでしょう。